『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「プラネット・テラー in グラインドハウス」 ゲリア

2007年10月02日 | 映画
また予告篇から。
『ザ・シューター 極大射程』のおっさん版みたいなストーリーの『マチェーテ』という映画で、これがなかなかようできとる。
主役のおっさんも、『デスパレートな妻たち』の風船おじさんとして強烈な印象を残した人や。
これも面白そやなぁ~。

でも、ふだん予告編は、なるべく見ないようにする派としては、ちょっと困った。
予告でさんざんエエトコを見せるというのも『グラインドハウス』というもんの真髄なんやろけど、『デス・プルーフ』で『プラネット・テラー』の予告をばっちり見てたおかげで、脚が銃器化するのに、待ちくたびれたもんな~。
棒を脚代わりにしてたとこもオモロイねんけど、「仮面ライダーV3」のライダーマンの片腕みたいに用途に合わせてアタッチメントをとっかえひっかえしてほしかったわ。
消火器付けて、火事場にとか、
バネ付けて、高いとこピョーンとか。
まぁエピローグでは、しっかりガトリングガンにチューンアップしとったけど。
で、この脚、『フォレスト・ガンプ』のゲイリー・シニーズの時みたいによう消えてましたわ。
『グラインド・ハウス』映画なら、CGなんか使わんと、本物の片足ガールを探してきて使えって声もあるやろけど、この娘が結構タイプやから文句は言うまい。
『デス・プルーフ』を見とった時は、脚をスパーンと車でカッターされた娘が銃器化するんやろなと思っとったけど、タランティーノも別の役になっとって、関連ありそうでそんなに深くなかったんやね、この2本。

ゾンビもんとしては、ロメロの正統派ゾンビ映画というより、ゾンビ造型のきちゃなさや、エロ、グロ、ギャグの入れ具合もイタリアン・ゾンビっぽい。
そういうわけで、この映画は邦題「○○ゲリア」とすべきやったんでしょうな。


★★★