京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

ジンチョウゲ(沈丁花)

2013年04月16日 | ミニ里山記録

昔は京都市内ではどの家の玄関先にもジンチョウゲが植えられていて、

春先になると町の辻々はこれの匂いがいっぱいに漂った。

甘くてなまめかしい香りの正体は、タマリン誘導体のダフネチンやダフニン。

ジンチョウゲは室町時代に中国から渡来した花木だそうだ。

雌雄異株であるが結実した雌株を見たことはない。


沈丁の匂ふくらがりばかりなり 石原八束


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