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Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

奈良の師走の伝統行事「春日若宮おん祭」の「お渡り式」(奈良市)  ※その3(春日大社参道) 

2023年12月23日 | 旅(奈良)
三条通りにある一の鳥居を通ると、まもなく右手に影向の松(ようごうのまつ) 、左手に御旅所があります。


行列が一の鳥居を通り、春日大社参道に入ります。



私も参道に入りました。




大名行列






子どもの流鏑馬はいつ始まるのかしら…とただただ待ちます。







流鏑馬(やぶさめ)  三騎の稚児が、一の鳥居内の参道で、順番に、三か所の的を射ながら進んでいきます。




この木が的です。


二つ目の的

射る直前  

的に命中して、木片が落ちました。

3つ目の的へ移動  

三番目の稚児が射ます  


御旅所の前へ移動。
御旅所祭が始まっていました。

御旅所前  

東側の鼉太鼓が、神々しく光り輝いていました。
これが見られただけでここまで来た値打ちがありました。

(お渡り式の前に御旅所に立ち寄ると燦然と輝く鼉太鼓がゆっくりと見れることでしょう。それは次回好天の日のおん祭の楽しみとします。)

人が多くなってきましたので、そろそろ帰ることにしました。
御旅所祭、奉納される神楽、東遊、田楽、細男、舞楽等は、昨年見せていただきましたから、今年はお渡り式を見て、私は大満足でした。






影向の松

一之鳥居を入った参道南側にあるクロマツで、14時頃、この松の前で「松の下式」が行われたと思います。
松は芸能の神の依代(よりしろ)で、 能舞台の鏡板に描かれている松の絵のルーツとか。




一の鳥居  



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下記のブログも懐かしい記事です。

第876回 春日若宮おん祭 「遷幸の儀」「暁祭」  2011年12月23日 | 旅(奈良)
https://blog.goo.ne.jp/aoniyoshinara/e/584f39bfe4e35bd4645d7a42a6e11ecd


湊川神社の楠公武者行列    2013年06月01日 | 旅
https://blog.goo.ne.jp/aoniyoshinara/e/2f64b3aa2e5db7238953858529b76488

奈良の師走の伝統行事「春日若宮おん祭」の「お渡り式」(奈良市)  ※その2(猿沢池近くの三条通り)     20231217     20231217

2023年12月22日 | 旅(奈良)
奈良県庁前から出発したお渡りは、近鉄奈良駅の横を通って西へ進み、油坂へ。
南へ進み、JR奈良駅へ。
三条通りを東に進み、一の鳥居へと向かいます。


私は近鉄奈良駅から三条通りへゆっくりと移動しました。

私が猿沢池近くの三条通りに到着したとき、第六番 馬長児(ばちょうのちご)の列が進んでいました。

第六番 馬長児(ばちょうのちご) 




第七番 競馬(けいば)  



第八番 流鏑馬(やぶさめ) 





第九番 将馬(いさせうま) 




第十番 野太刀(のだち)他 

第十一番 大和士(やまとざむらい)  

ここ(興福寺)での儀式が終わり、規制していた綱が取り除かれました。
この後、大名行列がやってきます。


三条通りにも、猿沢池の畔にもたくさんの露店が出ていました。
とてもにぎわっていました。



第十二番 大名行列(だいみょうぎょうれつ)  





近鉄奈良駅付近では見なかったお稚児さんの姿も目にしました。
お稚児さんは三条通りだけを歩いたのでしょうか?
お稚児さん体験は、子どもと親にとって一生の宝になるでしょうね。





一の鳥居の手前で時間調整する行列

時間調整があるので、近鉄奈良駅付近で見ていた時も、行列は途切れ途切れでやって来たのですね。


行列参加者は笑顔があり、知人に手を振ったりする場面も。
ほんわかとした行列です。

いつもはたくさんいる鹿さん、この日は一頭も見かけませんでした。

奈良の師走の伝統行事「春日若宮おん祭」の「お渡り式」(奈良市)  ※その1(近鉄奈良駅付近)   20231217

2023年12月21日 | 旅(奈良)
「春日若宮おん祭」は、平安時代に関白藤原忠通(ただみち)が天下太平を願って始めた祭りで、 今年がちょうど888回目。
過去4回は新型コロナウイルス禍や雨天で縮小されましたが、今年は5年ぶりに通常の規模で開催されました。

五穀豊穣や国の安泰を願う「春日若宮おん祭」は、平安時代から続く春日大社の摂社若宮神社の祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。



「今年こそはお渡り式の行列の最初から最後まで全部見よう」と思って、出かけました。

12時、近鉄奈良駅に到着して、駅の少し東側の道路の縁石に座り、「お渡り式」を待ちました。

12時06分に、行列の一番最初の人が私の前を通過しました。
お渡りは、第一番日使(ひのつかい)から第十二番大名行列まで続きます。
行列の一番最後の集団が通り過ぎた後、パトカーが私の前を通過したのが、13時01分。
ちょうど1時間。
古式装束に身を包んだ 約1000人・馬50頭の行列をのんびりゆっくり楽しませてもらいました。

2023年12月17日、近鉄奈良駅近くで撮った写真を順番に列挙します。

  


















第一番 日使(ひのつかい)







第二番 神子(みこ)





第三番 細男・相撲(せいのお・すもう)









第四番 猿楽(さるがく)



第五番 田楽(でんがく)




第六番 馬長児(ばちょうのちご)







第七番 競馬(けいば)



第八番 流鏑馬(やぶさめ)









第九番 将馬(いさせうま)



第十番 野太刀(のだち)他








第十一番 大和士(やまとざむらい)






第十二番 大名行列(だいみょうぎょうれつ)



























指先がちょっと冷たい程度の寒さの中、行列の最初から最後まで見ることができて、私は大満足で、移動しました。

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https://www.kasugataisha.or.jp/onmatsuri/owatari.html より引用

12月17日 お渡り式紹介

ご神霊が多くの供奉(くぶ)を従えてお旅所の行宮(あんぐう)へ遷られることを一般にお渡りと言うが、おん祭の場合はご神霊の行列ではなく既に行宮へ遷られた若宮神のもとへ、芸能集団や祭礼に加わる人々が社参する行列の事をいう。
この様子は、意匠を凝らした華やかな風流の行列としておん祭の大きな魅力の一つとなっている。明治以降加わった先行の行列と古式を伝える伝統の行列が、登大路を西に下り、近鉄奈良駅より油阪を経て、JR奈良駅前からまっすぐ東へ三条通りを登り、一の鳥居を入ってすぐ南側の「影向の松(ようごうのまつ)」の前で「松の下式(まつのしたしき)」を行ってお旅所へ練り込む。
 中心は平安時代から江戸時代に至る風俗を満載した伝統行列の部分である。創始の際には「楽人・日使・巫女・伝供御供・一物・細男・猿楽・競馬・流鏑馬・田楽」とその骨格を整えており、旧儀が長く守られながら、時代の流れに応じた姿を見せるのがこのお渡りである。(お渡り行列の衣裳は、十二月十五日から大宿所で拝観できる。)

第一番
日使(ひのつかい)

第二番
神子(みこ)

第三番
細男・相撲(せいのお・すもう)

第四番
猿楽(さるがく)

第五番
田楽(でんがく)

第六番
馬長児(ばちょうのちご)

第七番
競馬(けいば)

第八番
流鏑馬(やぶさめ)

第九番
将馬(いさせうま)

第十番
野太刀(のだち)他

第十一番
大和士(やまとざむらい)

第十二番
大名行列(だいみょうぎょうれつ)
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http://www.koto-netpress.com/bookmark/onmatsuri/sight/scene02.html

第一番 日使(ひのつかい)  日使(ひのつかい)とは関白藤原忠通がおん祭に向かう途中で病気になり、お供の楽人にその日の使いをさせたことが始まりと言われています。

第二番 巫女(みこ)  春日大社では巫女を伝統的に『ミカンコ』と呼びます。錦の袋は「御蓋(おんかさ)」で、春日明神が影向された時に用いたものと伝えられています。

第三番 細男・相撲(せいのお・すもう)  神功皇后の伝説にちなんだ独得の細男の舞を演じる集団です。浄衣(じょうえ)という白衣姿で馬に乗って進み、後には、赤や緑の袍を着た十番力士行司・支証が続きます。

第四番 猿楽(さるがく)  猿楽(さるがく)は能楽の古名です。松の下では「開ロ(かいこう)」「弓矢立合(たちあい)」「三笠風流」を演じ、お旅所入口では金春大夫が「埒(らち)明け」を行います。

第五番 田楽(でんがく)  華やかな五色のご幣をおし立てて、綾藺笠(あやいがさ)をつけ、編木(ささら)・笛・太鼓を持ちます。おん祭で行われる芸能のうちで最も興福寺と深い関係をもってきた芸能集団です。

第六番 馬長児(ばちょうのちご)  山鳥の尾を立てたひで笠をかぶり、背中に牡丹の造花を背負った少年。馬長児には、従者が二人ずつ従い、五色の短冊をつけた笹竹を持ち、龍の造り物をかぶり、腰に木履を一足吊り下げています。

第七番 競馬(けいば)  赤と緑の錦地の裲襠装束(りょうとうしょうぞく)を着た騎者が、馬出橋からお旅所前の勝敗榊までを競います。競馬の勝敗により左舞の蘭陵王と右舞の納曽利の順番が決まります。

第八番 流鏑馬(やぶさめ)  旧儀通り揚児を先頭に三騎の稚児が、一の鳥居内の参道で祝投扇(いわいのなげおうぎ)の所作を行い、三つの的を順番に射ながら進んでいきます。

第九番 将馬(いさせうま)  かつて大和の大名家中より神前に献じられた馬を引いた名残りで。神前に馬を献じた古い習わしを示すもので馬上には人を乗せません。

第十番 野太刀(のだち)他  5.5メートルほどもある大型の野太刀を先頭に中太刀・小太刀・薙刀(なぎなた)・数槍(かずやり)と続きます。

第十一番 大和士(やまとざむらい)  射手児を先頭に流鏑馬を奉納した大和武士の伝統を受け継いだ大和士の一団です。

第十二番 大名行列(だいみょうぎょうれつ)  大名行列は、江戸時代からお渡りに加わったもので、武家の祭礼の伝統を大和国内の郡山藩・高取藩などが受け継いで供奉しました。子供大名行列や郡山藩の行列もあり、お渡りの最後尾をしめくくります。

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傳統御菓子處 おくた (奈良市)  

2023年12月11日 | 旅(奈良)
「おくた」は、みたらしだんごで有名なお店です。


住所    〒630-8392 奈良市中院町32

お店は、近鉄奈良駅から歩いて約8分の所にあります。
※興福寺の五十二段の階段をまっすぐ南に歩き、最初の信号の交差点を右に曲がって20mほどの所です。




炭火で香ばしく焼き上がったお団子には、奈良の醤油を使った一子相伝のタレがたっぷり。
甘・辛口があります。

今回は甘口3本を包んでもらいました。(1本130円)

おうちへ帰って、ちょっとだけ電子レンジで温めて食べました。
写真を撮っていないことに気が付いた時には、最後の1本だけになっていました。

   

おはぎや栗きんとんなどの美味しそうな和菓子も売られていました。
「蘭奢待」というお干菓子が気になりました。
※東大寺正倉院宝物の一つの香木の形を模したお菓子。
原料は讃岐の和三盆と吉野本葛のみ。

奈良公園 頭突きの鹿たち・鹿の正面の顔                      20231203

2023年12月08日 | 旅(奈良)
鳴いている鹿が多かったのは、今が発情期だからでしょうか。

また頭突きをしている鹿たちがいました。
木の周りを3回ほど回っていました。
  
  

   

      
    
          

            
  
  

    

終了したようですね。

     

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鹿さん正面写真  

奈良公園 紅葉と鹿              20231203

2023年12月07日 | 旅(奈良)
奈良公園の紅葉を見に行きました。

上等そうなカメラを手に写真を撮っている人がたくさんいました。
奈良公園の紅葉はほぼ終わりという感じでした。
来年はもう少し早い時期に訪れて、きれいなモミジを見たいと思いました。

12月3日午前7時過ぎ  

  

     

   


  



  





  

    

        


若草山とイチョウと鹿

  

東大寺大仏殿と鹿

  

東大寺南大門と鹿

  





南大門と鹿

   

朝早いので、観光客はほとんどいません。

   

広々としています  

「葛城山麓ウォーク」に初参加 (奈良県葛城市) (その3) 20231123

2023年12月05日 | 旅(奈良)
「葛城山麓ウォーク」に初参加 (奈良県葛城市)(その3)





ヒマワリ  

牛舎  

     
  
  

メタセコイア  

◇山口地区のテントが見えてきました。

    

スタンプを押してもらった時、黒砂糖を1個いただきました。
ごちそうさまでした。

   

下って行きます。

     

面白い形の雲です。

  

倒れている皇帝ダリア

    

     


◇平岡地区  スタンプ押印




皇帝ダリア(Dahlia imperialis、D・インペリアリス)は、日が短くならないと花芽ができないので、開花期が遅く11月下旬から咲き出す花のようですね。




◇寺口地区  収穫体験 大根・白菜

新鮮野菜が一個100円という安さ!!
ゴールまで運んでくださるというサービス付きがありがたかった!!
しかし、ゴールから家までのことを思うと、たくさんは買えません。



    




梅乃宿酒造が見えてきました。

  







あらごしドリンク(梅・もも・ゆず・れもん・パイン) 
 *ノンアルコール
梅乃宿のあらごし感をジュースでもリキュールと同じ原材料を使ったオリジナルドリンク 各350円

酒粕ジェラート(大吟醸レーズン・ざくざくパイン)
梅乃宿の香り高い酒粕を使ったオリジナルジェラート       各450円

ゴールはもうすぐ!!  


ゴール  

10kmのコースを歩き終えると、7つの地区のスタンプが揃いました。
無事ゴールして、缶バッチをいただきました。

  

屋敷山公園  



第9回には、南藤井地区と平岡地区の方たちも何らかのイベントをされたら更に楽しいでしょうね。


準備や運営をしてくださったスタッフの皆さん、お世話になりました。
楽しい一日をありがとうございました。

「葛城山麓ウォーク」に初参加 (奈良県葛城市) (その2) 20231123

2023年12月04日 | 旅(奈良)
「葛城山麓ウォーク」に初参加 (奈良県葛城市)(その2)

◇山田地区

11時15分 山田集会所  

新鮮な小松菜・ブロッコリー・キャベツが販売されていました。
ブロッコリーが欲しかったのですが、ここで野菜を買うと持って歩かねばならないのが辛いので、買わないで素通りしました。

  

急坂を上がります。

     

山がきれいです。

  



極楽寺到着  

  

これはどなたでしょう?

      

「不言実行」は懐かしい四字熟語です。

      



右手の景色 

左手の景色 





このファミリーはいろんなものを見つけながら、楽しそうに歩いていました。

  




◇笛吹地区

11時45分、葛木坐火雷神社 かつらきにいますほのいかづちのかみのやしろ(笛吹神社)に到着しました。

    

石段やスロープを上がっていきます。

   

主祭神は、 宮中大膳職坐神 火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)、笛吹連御祖神 天香山命(あめのかぐやまのみこと)

    

この日一番美しい紅葉  

境内の広庭にあるこの大砲は、日露戦争後、政府より奉献されたものです。

    




波々迦木(ハハカノキ)

 「天皇が御即位された年の新嘗祭は大嘗祭といい、盛大に執り行われる。その斎田の土地は占いで決められる。 その占いには用いられる波々迦木は、葛木坐火雷神社の神域のものを奉る吉例となっていた。 近年、波々迦木は激減していたが、現在は苗木を育成している。」という説明を聴きました。

『波々迦木は大和笛吹の社からこれを請け取るなり』(古事類苑)
『笛吹のはゝかの木をきりて都に奉りぬれば神司亀の卜する事にぞ侍りけるとかや』(奥儀抄)

イチイガシの大木    



    



たくさんの参加者です。

   

今日はオレンジ色の立て看板に従って歩いています。
青い立て看板もありました。
葛城山麓ウォークには二つのコースがあるのですね。




◇梅室地区  

梅室コミュニティセンター 
 
    

12時20分、おはぎと焼き芋、ともに完売!!
買えなくてがっかりしている人、多数!!
次回(第9回)では、頑張ってもっとたくさん売ってくださいな~。

「葛城山麓ウォーク」に初参加 (奈良県葛城市) (その1) 20231123

2023年12月03日 | 旅(奈良)
「第8回 葛城山麓ウォーク」に参加しました。
一日で葛城市の自然や味覚を堪能するウォーキングイベントです。
道中、多彩なイベントがありました。

日程  2023年11月23日(祝) 10時00分~11時00分(随時出発)
             ※雨天決行(荒天中止)
スタート・ゴール  屋敷山公園(葛城市南藤井17)


主催は、葛城山麓地域協議会。
葛城山麓7つの地区を巡るウォークの歩行距離は、10㎞。

「葛城市ボランティアガイドの会」の方々から神社の由来などの説明を聴くことができます。

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電車を降りて、スタート地点(屋敷山公園)まで歩きました。

オレンジの看板が、歩く気分を明るくしてくれました。

     

屋敷山公園に到着  

受付に並ぶ参加者たち  

受付で地図をもらい、参加証を首にかけました。
10時20分、さぁ出発です!



◇南藤井地区  

博西神社に到着
昔は「墓西」だったそうな。

  

      


北殿のご祭神は下照比売命(したてるひめ)、南殿のご祭神は菅原道真(すがわらのみちざね)。



お社の壁の絵がとてもきれいです。
最近修復されたのでしょうか。

   

    

        

    




カリン  




10時45分、南藤井コミュニティセンターでスタンプ押印
 
  


進行方向を間違わないよう、矢印を地面に描いてくださっています。
ありがたいことです。



のどかな、よい景色です。

    

紅葉がきれいな大宝天皇神社に到着

    

葛城市ボランティアガイド さんの説明を聴きました。

  

     

        

牛頭天王は神仏習合の思想の中で素戔嗚命に置き換えられることから、大宝天皇神社の「天皇」も「牛頭天王」を指すのではないか とのことでした。

石段を上がると石垣の上に社務所が建てられています。
更に石段を上がるとお社があります。
 
  

   
  
ご祭神は素戔嗚命(すさのおのみこと)・国狭土命・天鵄面命・大山津見命 

※素戔嗚尊(須佐之男命)は、日本神話の神。
伊奘諾尊(いざなぎのみこと)・伊奘冉尊(いざなみのみこと)の子。
天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟。
多くの乱暴を行ったため、高天原から追放された。
出雲に降り、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治し、奇稲田姫(くしなだひめ)を救い、大蛇の尾から得た天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を天照大神に献じた。                                                           

葛城山麓ウォークはまだまだ続きます。

等彌神社(とみじんじゃ) 献灯祭と紅葉ライトアップ(奈良県桜井市) 2023年11月26日

2023年11月30日 | 旅(奈良)
2023年11月26日、長岳寺参拝の後は、奈良県桜井市の等彌神社(とみじんじゃ)のライトアップを見に行きました。
※JR・近鉄桜井駅の南口から徒歩約15分

街中にあった看板  

等彌神社(とみじんじゃ)は、鳥見山のふもとに鎮座する社です。 
日本書紀によると、初代天皇である神武天皇は鳥見山中に霊畤(まつりのにわ)を設けられ、即位後みずから皇祖天神を祀った地とされています。
このことから、鳥見山は建国の聖地・大嘗会はじまりの舞台とされているそうです。


この鳥居は、伊勢の内宮鳥居だったものだそうです。
鳥居の間からモミジの枝が伸びています。

    




  

       


左に行くと上津尾社、右に行くと下津尾社です。 

  


上津尾社

   


     

上津尾社の御祭神は、大日霊貴命(おおひるめのむちみこと・天照皇大神)です。
もとは鳥見山中に本殿がありましたが、のちにいまの場所に遷されたそうです。

ちなみに、下津尾社には八幡大神・春日大神がお祀りされています。
その他八社(弓張・恵比須・金毘羅・黒龍・稲荷・猿田彦・愛宕・桃神)の境内社及び桜井市護國神社が鎮座されています。


この日のイベント出演者の方が御祈祷を受けておられました。
   
     

※26日(日) 18時30分~  奉納芸能  安麗・木歌・愛・坪内あつし・今井尋也

リハーサルを少々聴かせてもらって、帰路につきました。


   



社務所横にある境内社意富加牟豆美命(おおかむずみのみこと)をまつる桃神社の池に映るさかさモミジ

      

写真に撮ると、あまり美しくはありませんが、本当はもっときれいでした。


下りきると、飲食屋台も出ていました。
おでん(4個500円)を、火のそばに座って食べて、ほっこりしました。


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等彌神社には八咫烏のご神像があります。

下津尾社の敷地より出土した御神像は、本殿に祀られているそうです。
社務所でそのレプリカを見ることができると知っていながら、今回見せてもらうのをすっかり忘れてしまいました。
残念!!

残念なことが多すぎる昨今です。
ぼんやりしている証拠です…
老化現象のひとつかなぁ…




桜井駅のイルミネーション
月齢は12.7

   

次回等彌神社へ参拝したら、金鵄(きんし)の御神紋や八咫烏の御神像レプリカ 、下津尾社そばの剣池の碑を見て、御神体山の鳥見山(往復2km、約1時間)に登り、山頂の霊畤(れいじ)に詣でたいと思っています。 




長岳寺旧地蔵院、黒塚古墳(奈良県天理市) (その2)      20231126

2023年11月29日 | 旅(奈良)
次は旧地蔵院へ。

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長岳寺HPより引用

旧地蔵院      寛永七年(1630年)  大和十三仏霊場第四番 
当山四十八ヶ坊あった塔中の内、唯一残ったもので今は庫裏としてつかわれています。建物は室町時代の書院造りの様式を残しています。また同時代の美しい庭園があります。 また、持仏堂には白い像に乗った普賢延命菩薩様がおられます。こちらが大和十三仏霊場になっております。

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板絵  

庭園の松は鶴  

幹がくり抜かれた形ですが、しっかりと生きています。
旧地蔵院の御本尊白い像に乗った普賢延命菩薩さまのおかげでしょうか。

    

こちらが亀  




旧地蔵院を出て、黒塚古墳へ向かいました。

  

つるし柿1袋を買い求めました。100円

      

天理市立黒塚古墳展示館に入りました。  

   


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https://kanko-tenri.jp/tourist-spots/south/kurotsukakofun/より引用

黒塚古墳
三角縁神獣鏡が33面副葬された古墳

 黒塚古墳は櫛山古墳や崇神陵と同じ丘陵上に立地し、崇神陵より西の丘陵先端部に位置します。全長約130m、後円部径約72m、後円部の高さ約11m、前方部の高さ約6mの前方後円墳で、築造された時期は4世紀初頭(古墳時代前期初頭)と考えられています。

 1997年から1998年にかけて発掘調査が行われ、長さ8.3mの竪穴式石室が埋葬当時の状況で検出されました。何度も盗掘の試みがなされた痕跡がありましたが、築造されてしばらく後に起こった地震で石室の上部が崩壊し、結果として盗掘から守られました。

 埋葬施設は竪穴式石室です。後円部に墓壙を掘り、人頭大の川原石と板石を積み上げ、中央部に木棺を安置する粘土棺の床が設けられていました。遺物や朱の残存状況から、被葬者は北を頭にして埋葬されたことも判りました。また、木棺内には画文帯神獣鏡(がもんたいしんじゅうきょう)1面と、その両脇に刀剣類が置かれ、木棺と石室壁面の間には、立てかけるようにして置かれた多数の鏡や刀剣類が収められていました。
 鏡は木棺内の画文帯神獣鏡以外は全て三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)で33面あり、木棺の北半分をコの字形に取り囲むように配されていました。
 この三角縁神獣鏡は卑弥呼が魏の国から貰った鏡と考えられています。卑弥呼の墓とされる箸墓に近い場所からたくさん出土したことから、邪馬台国畿内説が俄然、クローズアップされることとなりました。

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http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/03history/06kofun/03east_area/kurozukakofun/より引用

 黒塚古墳 くろづかこふん

全長約130mの前方後円墳。大和古墳群にある。平成9(1997)年8月から発掘調査が開始され、後円部中央の竪穴式石室から、1面の画文帯神獣鏡や33面の三角縁神獣鏡などの副葬品が完全な形で出土した。一つの古墳からの三角縁神獣鏡の出土数としては全国最多である。三角縁神獣鏡は卑弥呼が魏から贈られたとされる「卑弥呼の鏡」と呼ばれるもので、大和の中心部で見つかったのは初めてであるだけに、邪馬台国論争を左右する重要な手がかりになるものとして、注目を集めている。築造は3世紀後半から4世紀前半頃で大和政権の有力人物の墓と推測されている。

見どころ
卑弥呼の鏡といわれる三角縁神獣鏡が33面出土。全長約130mの前方後円墳。国指定史跡。天理市立黒塚古墳展示館を併設。
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竪穴式石室

  

  

  

  

     

三角縁神獣鏡

  

  

  

  

神仙と霊獣

  
    
  
鏡に表現された動物

  

 十七号鏡  


 
  

    

      
  
  



JR柳本駅  

駅ピアノ  

長岳寺 (奈良県天理市)    (その1)         20231123

2023年11月28日 | 旅(奈良)
●10月23日~11月30日 大地獄絵開帳(長岳寺仏画展)
本堂にて狩野山楽筆の大地獄絵を開帳し、随時、住職による絵解き説法(閻魔の嘆き)が行われます。

という情報を得て、11月26日、紅葉のきれいな長岳寺へ参拝しました。

山辺の道にある長岳寺は、JR万葉まほろば線(JR桜井線)柳本駅下車、東へ徒歩20分のところにあります。
 
長岳寺参詣は何十年ぶりのことでしょう。
参拝しても以前の記憶が蘇らないほど昔のこと…です。

長岳寺は紅葉が美しい寺ですが、4月下旬~5月上旬には平戸つつじが、5月中旬~下旬にかけては杜若(かきつばた)がみごとだそうです。
 
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長岳寺のHPより引用

長岳寺 沿革

山の辺の道に残る長岳寺は天長元年(824)淳和天皇の勅願により弘法大師が大和神社の神宮寺として創建された古刹であり、盛時には塔中四十八ヶ坊、衆徒三百余名を数えました。

以来、幾多の栄枯盛衰を重ねながらも、千百八十余年間連綿と法燈を守り続け今日に至っています。
千古の歴史を経て文化財も多く、重要文化財としては仏像5体、建造物4棟があります。
大門をくぐり両側に平戸つつじの生垣が続く玉砂利の参道を行くと我が国最古の美しい鐘楼門につきます。 12,000坪の広くて静かな境内には四季折々の花の香りが漂い、いにしえの趣と心の安らぎを求め、多くの参拝者があとを断たない花と文化財の寺です。

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多くの文化財を有し、特に狩野山楽筆の大地獄絵図は圧巻です。この地獄絵は毎年10月23日から11月30日まで本堂にて開帳され、住職の現代風絵解き「閻魔の嘆き」も行われます。

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弥勒大石棺仏(鎌倉時代)弥勒菩薩は今、都卒天で成道をめざして修行されており、五十六億七千万年後に如来となられ私達の世界に下生されます。そして輪廻転生する私達の魂を救済されると云います。
当寺の大石棺佛は古墳の石材を利用したもので、法量は2メートル近い如来形です。その他、当寺には鎌倉時代から江戸時代にかけての石仏が数多くあります。

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柳本駅  

徒歩で長岳寺へ向かいました。

  

     

  

焼きたての焼きいも(300円)を買い求めました。

   

ほかほかほくほく…!!
これが私のランチとなりました。
美味しかった~


   


鐘楼門 (平安時代)
日本最古の鐘門で、弘法大師長岳寺創建当初の唯一の建物です。

   




本堂  

長岳寺のご本尊は、中尊の阿弥陀如来及び両脇侍の観世音菩薩、勢至菩薩の三尊。美しいお姿です。
長岳寺のHPにきれいな画像があります。是非ご覧ください。
  ↓


長岳寺の極楽地獄絵については↓をご覧ください。
大地獄絵の要所解説などが掲載されています。

長岳寺 地獄絵図絵解き説法(Youtube)では住職さんが詳しい説明をしておられます。↓
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長岳寺HPより引用

長岳寺に伝わる地獄図です。法量の大きさ、図柄の精緻さ、各場面の描写の素晴らしさ、内容の豊かさは他に例を見ません。9幅の軸から構成されていますが、全体が1枚の絵となっています。 内容は図の上部全体に十王裁判図(合わせて十三仏)、図の中程から下部にかけて、冥界の入り口である墓地、罪問間樹、死天山、三途の川、奪衣婆、賽の河原、八大地獄、餓鬼道、畜生道、修羅道など、すざましい情景が描かれ見る者の心胆を凍らせます。 第9軸は様相が一変して、極楽より阿弥陀如来が聖衆を引き連れて極楽往生する人を迎えにくる、いわゆる聖衆来迎図となっています。

元々、この絵を使って絵解きがされたものと思われます。祭礼、法要のあとに多くの参詣人を対象に解かれ、その目的は方便として因果応報を解くことによって勧善懲悪の教えを説き、またあわせて先祖供養、中陰、逮夜、年忌の意義を説いたと考えられます。

しかし今、私達がこの図をみて感じることや図本来の意味は、来世のことや、また運命決定論的な前世の因縁を説くことにあるのではなく、この図はまさしく現世(人間界)を告発している図であるということでしょう。

この図に示される、すざましい三悪道(地獄、餓鬼、畜生)や修羅道の世界は形を変えてすべて我々の世界に存在するのです。 戦争というすざましい殺戮と大灼熱の地獄、飽くなき欲望に囚われて人を傷つけ、また自らも傷つき大いなる生命の源である自然破壊をも行う餓鬼道、相手の思いを理解できず猜疑心にとらわれた畜生道、激烈な競争社会で相手を殲滅するまで合い争う修羅道。 そして一念十界の教えの如く、私達の心の中に仏心もありますが、恐ろしい地獄の鬼の心や、醜く浅ましい餓鬼や畜生の心、心怒らせる修羅の心などが内在していることを示しているのです。

長岳寺では、毎年、10月23日から11月30日まで本堂にてこの図が掛けられ、住職の現代風絵解き「閻魔の嘆き」「六道思想を現代に問う」が行われます。その頃は長岳寺境内1万2千坪に亙って、紅葉の錦が美しく彩ります。
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弥勒大石棺仏  



鐘楼  

本堂前の浄土式庭園

   


     


さかさモミジ  

千両  


    

      

次は旧地蔵院へ。

興福院(こんぶいん)参詣(奈良市)     20231125

2023年11月27日 | 旅(奈良)
奈良市の法蓮、一条通少し北側にある、興福院(こんぶいん)は、普段は予約しなくては拝観できません。

11月24日~26日だけは予約なしで参拝できるとの情報を得て、11月25日に参拝しました。
私にとっては、50年来お参りしたいと思っていたお寺です。
今年やっと念願が叶いました。
風のない、天気のよい日でした。

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http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/01shaji/02tera/01north_area/kombuin/より引用

奈良時代に創建された浄土宗知恩院派の美しい尼寺。
奈良時代には僧院として隆盛したものの、以後衰退。
もと尼ヶ辻にあったが、現在の地に尼寺として再興されたのは将軍徳川家綱の時代のことで、参道は徳川家綱が作らせたものといわれる。
小堀遠州作庭と伝わる客殿(重要文化財)の庭園は、春日山や三笠山を借景にした非常に風情のあるものである。なかでも、4月のツバキ、5月のサツキの季節はとくに美しい。同じく遠州作の茶室もある。                                        

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奈良交通のバスに乗り、「佐保小学校前」で下車。  
北へ3分ほど歩くと興福院があります。

 


モミジが迎えてくれました。

       

    

大門  



客殿入り口        

巨大なススキのように見えるものは「ダンチク」だと、ガイドの人から聞きました。

本堂客殿の拝観料1,000円をお渡しすると、パンフレットと小さなクリアファイルがいただけました。
今回初公開のお茶室を見せていただくためには更に1,000円が必要ですが、それは支援・寄付のようなものです。

客殿  

渡辺始興筆の襖絵

   

小堀遠州の作庭です。
    


客殿のあちらこちらに自然の花や実、果実が飾られていました。
とても落ち着いた、すばらしい空間演出です。

  

    

      

    


    

刺繍袱紗の説明  

刺繍袱紗(江戸掛袱紗)は別名「興福院袱紗」とも呼ばれ、江戸時代中期の刺繍芸術の極み。
五代将軍綱吉公が愛妾の瑞春院に年始・中元・年末などの祝儀を贈る際、贈り物の上に掛けられていたもので、興福院に31点つたわっているとのことです。
袱紗のサイズは、一辺が約50㎝。

渡り廊下を進みます。
風情のある廊下です。
  
  

御霊屋(おたまや)は、歴代徳川将軍の御位牌が祀られている霊廟です。
廟内には渡辺始興の描いた襖絵があるそうな。
かつて、興福院は、徳川幕府の庇護の元でおおいに栄えたそうです。

御霊屋(おたまや) 

御霊屋の説明を聴きました。

  



興福院は、ちょっと高台にあるので、奈良の町が見下ろせます。
その向こうに連なる山。

また渡り廊下を通って本堂へ進みます。

掲示物    

       

廊下の注意書き  



本堂内は写真禁止です。
金色の阿弥陀三尊像がご本尊です。
天平時代の仏さまですが、国宝ではなく、重文です。

本堂の外 

話題のアライグマ  



本堂の扁額は、小堀遠州の手だそうな。
(私は見落としてしまった…)

鐘楼(江戸時代)  

本堂から下りて行きます。

     

振り返って本堂を見上げます。

      

         

大門のカラスウリ  

大門  

参拝を終えて帰る時も気持ちの良い青空でした。

     


「佐保小学校前」バス停すぐ近くにある「畠山製菓」さんで焼きたてのベビーカステラ(570円・300円)を買い求めて帰りました。


翌日、ちょっとかたくなったベビーカステラをオーブントースターで軽く温めていただくと、美味しさが蘇りました。

11月下旬の奈良公園

2023年11月22日 | 旅(奈良)
2023年11月下旬、奈良公園へ行きました。

猿沢池

 
    興福寺南円堂            中金堂

      
       中金堂         五重塔   

東向商店街にある幼稚園

    

     

用事を済ませ、猿沢池に戻ると、五重塔にクレーンが!!

      

観光客の人たちは「がっかりやなぁ…」とか「あのクレーン、邪魔やなぁ…」とか言いながら、猿沢池の周りを歩いていました。

※興福寺五重塔の大規模な保存修理工事(明治時代以来120年ぶり)の完了予定は、令和13年3月だそうです。



奈良ホテルの敷地内を通って、名勝 旧大乗院庭園を右手に見ながら東へ歩いていきました。

名勝 旧大乗院庭園(庭の北側から南を見たところ) 

    


荒池(荒池の東側から西を見たところ)
生駒山、五重塔とクレーンと南円堂の屋根、中金堂の屋根が見えます。

   
       南円堂           五重塔

荒池の北堤にある大きな柳

     
 

浮見堂  

          

浮見堂の池のほとり    

紋付袴と打掛姿でフォト撮影をする若者が数組いました。
お幸せに~!!

白い打掛がいいなぁ 

     
  
            


11月25日26日には「東大寺と弘法大師空海」というシンポジウムがあるようです。    
※ちなみに空海は810年(弘仁元年)に高雄山寺に身を置いたまま東大寺の別当に就任したそうな

     
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第21回 ザ・グレイトブッダ・シンポジウム(GBS) 「東大寺と弘法大師空海」
11月25日(土)と26日(日)、東大寺総合文化センター金鐘ホールにて開催 
令和5(2023)年 会場:東大寺総合文化センター金鐘ホール

11月25日(土) 13:30~15:30 開場12:30

基調講演 武内 孝善(高野山大学名誉教授・空海研究所長)
「空海と南都仏教 ー東大寺真言院を中心にー」

11月26日(日) 9:30~16:30 開場9:00
研究報告
堀 裕(東北大学)「真言宗・寺院制度・唐からみた東大寺と空海」
原 浩史(慶應義塾志木高等学校)「初期真言寺院における造像と空海の造仏観」
土居 夏樹(高野山大学)「弘法大師空海と華厳経学ー華厳三昧を中心にー」
 (昼休憩)
吉田 叡禮(龍谷大学)「華厳と密教の底流」
総合討論

司会 木村清孝(東大寺華厳学研究所長・東京大学名誉教授)
聴講無料 先着順
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東大寺鏡池  

  

紅葉と赤い実 

鏡池の周りで、モミジを2枝手折っている観光客がいました。
驚きの光景でした。


戒壇堂  

戒壇堂の外塀  
               大仏殿     若草山

          


葛切りで有名な「天極堂」の南側にある大イチョウ

    


西日が当たる興福寺五重塔

     

クレーンは消えていました。 


数時間歩いてくたびれちゃいました。
外国人観光客と修学旅行の小学生の多さにも疲れたのかも。

奈良県庁の展望台   202311

2023年11月16日 | 旅(奈良)
奈良公園の北側には、奈良県庁があります。

   

「そうだ!展望台に上ってみよう!」と思いました。
まだ一度も上がったことがないのです。

6階の上が屋上です。

ここが展望台  

東西南北360度見渡せます。
西南の遠くには二上山、金剛山。
西には生駒山。
東には若草山、春日山、御笠山、高円山。

南側
興福寺五重塔  

興福寺中金堂   


西側には望遠鏡(無料)があります。
平城旧跡を見てもらおうという配慮でしょう。

  

    

東側
  

若草山  


左は東大寺大仏殿の屋根、右は東大寺二月堂の屋根 
  
  

中央は東大寺南大門の屋根  

     


  



北側
ひと昔ならドリームランドの岩山が見えたのですけれど。

  

       


紅葉のきれいな季節になればまた訪れたいと思っています。