日本温泉地域学会・学会誌に書評を執筆寄稿した。内容は、温泉評論家
石川理夫氏が講談社から発刊「本物の名湯ベスト100」についての書評。
参考:温泉地域研究は日本温泉地域学会の機関紙。本誌は温泉等に関す
る研究発表の場である。筆者は日本温泉地域学会監事を担当する。
参照#「本物の名湯ベスト100」(石川理夫:講談社)
≪速報:Délicieux美味三昧 タックンのカリットシュー 2017.3.12 ≫
下北半島で有名なお菓子屋さんと言えば旧大畑町のケーキ屋タックン。現在は
むつ市新興住宅街に出店。訪問した日曜日午後3時でも結構な混み様であった。
筆者は生シュークリームが大好きなので不思議な食感のカリットシューを求む。
食感:ショーケースの上に無造作に置かれている半焦げの様なシュークリーム
皮は三個しかなかった。実はこれが噂のカリットシュー。中身は注文があ
ってからカスタードクリームを詰める。なる程かりんとうシュークリーム。
皮のカリカリ感と中のカスタードクリーム味覚コラボがなんともいえない。
希望:筆者は生クリーム党なのでカスタードの代わりに生クリームを詰めたい。
参照:対照的な生シュークリーム:ジャンボシュー(いちのへ菓子舗)
≪速報:Délicieux美味三昧 海軍カレー:海上自衛隊大湊基地周辺2017.3.13≫
海軍カレーとは旧日本軍海軍が提供の艦内食。今も日本の軍港として残る
各基地周辺の街でその味を守っている。佐世保、呉、舞鶴、横須賀そして
ここ下北半島大湊基地。今日は大湊地区にある交流施設:安渡館で味わう。
味感:ご覧の通り下北半島を形どったご飯の下にこれ又陸奥湾をイメージ
のカレールーが堪らない。シンプルカレーの味は様々な香辛料調合
と違う好感が持てる。ホタテ、イカなど海の食材で伝統の味をだす。
映像:宮城県美術館ピカソ展(2016.10.31 ~12.23 )の「読書する女の頭部」
宮城県美術館特別展「ピカソ展」を鑑賞した。究極のキュビスム。この
名作の前で多くを語るまい。そう、芸術観は人それぞれ違う感性を呼び
起こす。ただ、確実なのは目の前にピカソの作品があるという事実だけ。
映像:宮城県美術館前庭に展示されている「若い女」(佐藤忠良 1997作 )
宮城県に生まれ、少年期を北海道で過ごしロダン、マイヨール、デスピオなどの
作品に惹かれ彫刻家を志したとされる佐藤忠良。この作品もそういう背景から若
い女性の躍動(生命)感溢れる作品となっている。北海道でも佐藤忠良作品目撃。
鑑賞:佐藤忠良の女性像の特徴は「若々しい半裸」と「極端なポーズ」だ。本作に
も良く現れている。特に右にほぼ水平に傾けた頭部は実際にはできない姿
勢だろう。しかしこの極端な構図こそ女性の躍動美を誇張する演出となる。
参照#夕張炭鉱鎮魂の像(夕張市)
映像:ヘンリー・ムーアの穴が貫通する造形「スピンドル・ムーア」
ローカル美術館巡りの楽しみは、特別展は勿論だが屋外にある
それぞれの特色ある展示作品だろう。宮城県美術館の前庭では
沢山の展示物に遭遇できた。先ず目立ったのがこの作品である。
ヘーンリー・ムーア:イギリスを代表する芸術家彫刻家。穴が
貫通する人体像が代表的な作風であり作家の作品は世界
的規模で展示されている。ヨークシャーの炭鉱夫の息子。
参照:山梨美術館展示作品(四つに分かれた横たわる人体)
特別展(ピカソ)展が開催されている宮城県美術館(仙台市)に入館。
東北の中では規模が大きい。100万都市仙台らしい。こうした地方の
特別展巡りは中央の喧騒の展覧会にない「ユッタリ鑑賞」ができる。
設計:前川圀男設計事務所 立地:仙台城二の丸 指定:公共建築百選
記録:本美術館は全国59美術館の内約10位の集客力とされる(Wikipedia)
参照:前川圀男設計施設「木村産業研究所(弘前市)」
宮城県立美術館開催「ピカソ展」を鑑賞するため仙台にやって来た。
美術館を目指す途中に、立派な社殿に気づき立寄った。仙台総鎮守
大崎八幡宮。さすが伊達藩の武勇の社、勇ましい社殿である。拝礼。
社格:村社 祭神:応神天皇、仲哀天皇、神功皇后
指定:国宝(社殿)、重要文化財(大崎八幡神社長床)
登録有形文化財(旧宮司宿舎、社務所、神馬舎)
≪Memoir: 銀座の柳(東京都中央区) 2006.5.28≫
銀座の柳は関東大震災、東京大空襲で、2回も全滅している。
しかしその都度再生され今に至る。多くの歌謡曲も生まれた。
東京行進曲、東京ラプソディ、銀座の恋の物語、雨の銀座…。
≪速報:学会・研究情報 『温泉の秘密』2月28日に全国一斉発売税別1600円≫
筆者友人の待望の新刊が発売された。神保町の出版社「海鳴社」が発行
『温泉の秘密』だ。実はこの内容については事前に知っていた。昨年末
迄信濃毎日新聞社朝刊に「温泉のヒミツ」として連載されていたからだ。
内容:本作品の章立ては次の通りバラエティーに富む内容となっている
〇 一章・・・効能をうたう温泉 〇 二章・・・五色の湯と七変化
〇 三章・・・温泉とは何か? 〇 四章・・・放射能泉の真実
〇 五章・・・湯治の原点そして今 〇 六章・・・発見伝説と日本三古湯
〇 七章・・・信仰との関わり 〇 八章・・・台湾の湯けむり
〇 付録・・・‟源泉かけ流し„の周辺 / 安全入浴の心得
記録:本作品は2014年10月から2016年12月まで信濃毎日新聞「くらし面」
に「温泉のヒミツ」としてシリーズ連載されたものを再編集したもの
で巻頭の貴重なカラー写真、動物発見伝説イラストなどが特徴。全174頁
書評:著者は現役の信濃毎日新聞編集委員。医学・医療・健康ジャーナリストと
しては国内第一人者である。その著者が渾身を込め取材・編集した
本作品はシリーズ連載を見逃した全国の温泉ファン必携本と考える
推薦:温泉を健康医療の立場から興味深い切り口で綴る。その臨場感溢れ
る筆致は流石に現役の新聞人の貫禄が見て取れる。何よりも温泉愛
に満ちた秀文がキラ星の如くに散りばめられたお勧めの一冊である
購入:全国の書店、アマゾン(インターネット)などで購入可能・好評発売中。
≪memoir(メモワール):東京23区 JR品川駅界隈 2013.6.28 ≫
品川駅といえば地方のサラリーマンは品プリ(品川プリンスホテル)を想起するだろう。
飛行機で出張の場合、宿泊に便利なホテル。新幹線利用でも同様だ。筆者も良く利用
した。今品川が2020年東京オリンピックに向け新駅構想で大きく変わろうとしている。
路線:東海道線、京浜東北線、山手線、横須賀線、東海道新幹線、京浜急行線
記録:一日平均乗車客 371,787人(2016年)
学園:東京海洋大学海洋科学部
≪速報:休・廃業 いとう温泉 2017.3.4≫ 映像:ありし日のいとう温泉露天風呂
北海道の札幌周辺にある温泉で秘湯を感じる温泉で2014年リニュアルオープン予定が
今日現在まだ実現していない。残念ながら、本ブログでは本日をもって「忘れじの温泉」
に分類することにした。再開を祈念する者である。全国にこの様な施設がまだまだある。
(過去の記録:2006.6.29)
標高1,320mの恵庭岳、1,103mの風不死岳、868mの紋別岳、1,041mの樽前山に囲まれた
深さ故凍らぬ神秘の湖。名山名湯を抱くが如しの名湯がひっそりと湧く湖畔の宿の秘湯。
手作りの露天風呂から風不死岳を仰げばここは桃源郷。温泉観光士お勧めの極上秘湯。
泉質:食塩泉(含土類・石膏)45.4℃ PH6.77 100ℓ/min(自然湧出)
≪メモワール:東京23区 JR大井町駅界隈 2014.5.24 ≫
大井町にはめったに来ない。今回来たのは宿が取れず漸く
大井町の某ホテルに予約できたからだ。値段と環境、利便
性で、どうしても品川駅近辺に宿を求める事が多いのだが。
記録:一日平均乗車人員294,845 (JR+東急+りんかい線2018年)
路線:京浜東北線(JR東)、大井町線(東急)、りんかい線(東京臨海高速鉄道)
≪Mémoire(メモワール):音楽鑑賞 ジャジーなひととき 1970年代から始まる ≫
ジャズベースの巨匠、歌うベーシスト・・・などなど言われるポール・チェンバース
この偉人のアルバムを手に入れたのも、御茶ノ水のユニオンデイスク。ウッドベース
の無心の響きに魅了され、以来筆者のあらゆる音楽でベースの響きがポイントになる。
≪ Memoir(メモワール):東京23区 スクランブル交差点NOW 2015.6.26≫
渋谷駅前のスクランブル交差点は外国人の観光ターゲットになる程
整然とした歩行者の交差が有名であるが、一人ひとりを観察すると
ご覧の様に近郊から遊びに来た少女だったり、歩行者もさまざまだ。
考察:JR渋谷駅前のスクランブル交差点は、単に歩行者の交差だけ
でない。人種、性別、年齢、出身、職種、文化、思考等あらゆる
ファクターが混ざり合う。しかしそれは決して混濁縺れないのだ。
参照#頭上から見たスクランブル交差点