お湯の国 日本

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クサノオウ (姫神山 山頂)

2020年09月21日 |  ✿.高山植物鑑賞

映像:姫神山頂に咲いていた「クサノオウ」。
             【山岳トレッキング ⑫ 姫神山 2020.06.19】

猫の額ほどの姫神山頂に地衣類に混じり、薬草も何種か発見される。中世の
山伏や修行僧が山野を巡るのは単に精神的修行だけではない。平野部に存在
しない貴重な薬草を求めて山岳修行だったと推量。尊敬する菅江真澄も然り。

分類:ケシ(目・科)・クサノオウ(属・変種)
漢字表記草の王・・・植物体を傷つけると黄色い液体を流す、皮膚の他に沈痛
       剤、内臓に用いられた事で薬草の王ということで「草ノ王」と呼称   
薬草
(薬効・毒草)・・21種のアルカロイドを含む、液が触れると炎症、食す
            と昏睡呼吸麻痺感覚末梢神経麻痺嘔吐等誘因
          薬・・・ 疣とり、いんきん田虫、水虫、虫刺れ、湿疹、疥癬
               煎じて炎性鎮痛剤(胃病など内臓疾患)
    ※毒性が強いので使用は専門家の指導を仰ぐべきとする専門家の意見有

花言葉:‎思い出 、私を見つけて 、枯れた望み参照  姫神山トレッキング 紀行 

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