映像:2009年10月18日(日)住宅街のすぐ側で雨にも関わらず藁焼きが行われていた。
青森県は紅葉観光の真っ最中、筆者は津軽の西、鶴の舞橋の袂、つがる富士見荘の極上湯を探査に出掛けたのだが・・・。若干不安があった。鶴田町郊外で最悪の状況に。…藁焼公害の現場目撃。津軽観光を台無しにする。否、観光だけでは無い。人の生命をも危うくする。この藁焼農家にも子供や孫がいるだろうに。生命の三要素;水・光・空気のすべてを汚濁する行為は犯罪そのものだ。この小さな事象の積み重ねが地球環境を破壊する。
検証:農薬(殺虫、除草)…微量といえども稲藁に濃縮された成分は焼かれる事により、大気に拡散、雨滴を経て土中へ深く潜入する。そんな大地からの農産物に何の魅力があろうか、まして呼吸する事により体内に直接取り込まれるとすれば…この地を訪れたくない。
…晴天になれば、映像の様な光景が一円に見られ、津軽は悲しみの大地に変貌する。
警鐘:本ブログを見て青森県の悪い面だけを誇大にネット配信していると思う方が居るとしたらそれは当らない。
①観光客が衝撃を受け、より多くの人々に「口コミ・風評」が拡大する事を、事前情報により防ぐ。
②心ある該当地域の方々の改善意欲を支持・応援する。
③何よりも、直接『煙害』被害の地域の力の薄い方々を応援励ます。
④筆者はこのような「煙害」の結果生まれた青森県産米の購入はしない!。
一番の罪は、このような環境下でもお客様を誘客し、お客様の怒りを買う事。お客様を最高の環境でお迎えする姿勢があるなら、先ず『藁焼』を無くすることだ。もしくはこの期間誘客を自粛すべし。
青森県の農業は変わらなければいけない。県議会でも藁焼き禁止条例の動きがある。もっとスピード感を持ち、原始的な『焼畑農業』から脱却しなければならない。
温泉を演出するには最高の空間、浴室の窓といい浴槽といい、湯の色といい…濃い成分
の湯はいかようにもアレンジできると実感。北国の温泉ライフが楽しく感じさせられる。
湯量が多いのもこのような自然な温泉景観をもたらす。これは名湯に列せられると思う。
【Data】食塩泉 33℃ PH7.6 灰白色微濁 1,680ℓ/毎分(自噴) 源泉:羽幌温泉