映像:講師による「癒し」の講義を熱心に聴講する参加者
『黒石・南津軽温泉セミナー&温泉塾』開催、会場:津軽伝承工芸館集会室は参加者で熱気が溢れていた。(平成20年12月14日13;30 快晴)
第一部:温泉セミナ-(参加者26名)
今回のセミナーは、専門分野での実践、有資格者の講師陣が
温泉に関する、それぞれの立場かかわりから講義を行った。
①温泉の特性と健康について : 津川温泉療法医(内科医)
温泉医学:医療現場での温泉のかかわり、温泉医学の見地から講義
②温泉から導かれる「 癒し 」 : 舘田ケアプランアー(看護師)
温泉看護学:看護行政の立場から「温泉コーディネーター」の講義・提案
③温泉入浴及び管理の指導法 : 谷口温泉観光士(温泉テラピスト)
温泉文化、経営、湯守、温泉のプロ育成法などについて講義・提案
第二部:温泉塾(参加者18名)
恒例の温泉塾は、津軽伝承工芸館館長の福士館長が座長となり、参加者との意見交換が行われ、温泉地での地域指導者(温泉のプロ)育成の必要性を確認した。
所感:
温泉セミナー&温泉塾はフォーラムとは違い、関係者・地域の方が集うものでいわば少数精鋭、ホテル経営者、地域指導者、検査技師、行政指導者、温泉愛好家などが黒石市中心に遠くは弘前、五所川原、平川市、青森市、東北町と参加者、地域も様々であった。講演内容も、わかりやすく、温泉を正しく楽しめる実践的な内容で、参加の方の温泉知識向上、確認に役立った事と思われる。やっと温泉地活性化研究会の開催意図が理解された実感。
今後の展開:
将来の『地域温泉プロ育成』を睨んでのセミナー&塾であり、来年以降、具体的に『地域温泉プロ育成』のプロセスを展開することとなった。
21年1月23日(1・2・3ゴー)に黒石落合温泉:津軽伝統工芸館で『小嵐山黒石温泉郷活性化協議会』が発足する運びとなり、当日、黒石温泉郷の全旅館・ホテル経営者の前で『地域温泉プロ』育成のプログラムについて谷口温泉観光士がミニ講演することに内定。
映像:2000年連続テレビ小説「私の青空」で使用されたマグロ搬送トラック
大間町はマグロで有名だが、さらに全国的知名度が上がったのがNHK連続
テレビ小説「私の青空」。マグロ漁は勿論、本州最北の町で繰り広げられる
人間模様が人気を呼び、後に地域起こしグループ「あおぞら組」が結成された。
朝ドラ: 四万温泉「ファイト」 、由布院「風のハルカ」、盛岡「どんと晴れ」
…それぞれに心に刻まれた風景が蘇る。ご当地青森は「私の青空」。