自らも企画に加わった温泉本を示しながら日本温泉地域学会が選定した北日本の『日本
温泉地域資産』を解説する温泉地活性化研究会代表(画面右)。温泉は地球の素敵な贈
り物である事。徹底した取材により、選りすぐった映像で温泉の不思議・感動を伝える。
北東北三県温泉地の感動的な「温泉塾」が開催された。三県の温泉愛好家、温泉関係者が
集合した温泉地は人気の乳頭温泉郷。この温泉郷で『温泉塾(こちら参照クリック)』
を開催したいとの夢が実現した。本陣宿鶴の湯ご主人、「金の湯・銀の湯」妙の湯女将、
源泉・森林浴の休暇村田沢湖高原支配人、水沢温泉郷の方々、JR東日本田沢湖駅の駅長
さん、観光タクシーの運転手さん、温泉好きのメディアの方、医療関係の方、温泉愛好
家の方、そして前回の温泉検定の各県代表者・・・・30数名で会場がいっぱいだった。
何よりも驚いたのは、県外県内問わず多くの方々が会場の『休暇村田沢湖高原』に宿泊
参加した事だ。様々なイベントもよいが、温泉の知識を学習するメニューも集客・サー
ビス効果がある事が示された。この様な『温泉塾参加ツアー』の可能性も今後探りたい。
『 乳頭温泉郷 in 温泉塾 』は見事に成功した。この企画に賛同、協力した岩手県、秋田県
青森県の多くの方々に感謝と御礼を申し上げます《2007.12.9:温泉地活性化研究会代表》。
影像:青森県の温泉について講演する泉研代表
いよいよ開演、フォーラムは二部構成、1部は小生の基調講演『青函の温泉地
資産について』2部は温泉評論家石川理夫氏を塾長に『温泉塾in五稜郭』、講
習生・塾生は凡そ50名の大盛況だった。温泉塾でこんなに集まったのは初めて。
しかもいろんな関係の人が集まり目的の通りとなった。小生は木曜日の夜から
体調を崩し、脱水状態で意識朦朧だったが函館市民に励まされ無事役目を果す。
①青函温泉ラリー実施
②青函温泉市民交流
③青函温泉資源の有効活用
④青函温泉資源の保護
⑤海浜足湯の提供(これは来春湯の川温泉で実現?)
など活発な意見交流の中で皆で目指した提言がまとまった。
(泉研活動紹介シリーズ)
泉研のふるさと下風呂温泉郷に泉研はこれまでもっとも活動・支援を投下した。
下北半島の海峡沿いの温泉地は華やかではないが、海峡・温泉・最果ての魅力
があった。ふるくからの温泉地の風情が漂う地だ。いで湯の街に下駄が鳴る。
女将の会を中心に役場の熱血係長の支援、そして我々メンバーが加わり『温泉
フォーラム』成功後のワーキングを重ねた。温泉地の人たちの活性化への素朴
な反応、前向きな思いがこの先、小野川温泉視察、湯めぐり実施、果ては幻の
鉄道遺跡保存・足湯へと結実していく。
映像:女将の会、役場、温泉愛好家などを集めて、泉研が下風呂で15年の温泉
フォーラムに続く第二弾のミニ集会を開催。2年前の会員は皆若々しい?
(泉研活動紹介シリーズ〉
神秘の湖、乙女の像、奥入瀬渓流、大町桂月、姫マス・・・日本でも有数の観光地として
賑わった十和田湖畔、しかし、それはバブル絶頂期までの、余り楽しみの無い時代の話。
複雑、多様化した娯楽、バブルの崩壊はこのような著名な観光地に打撃を与える。
何とかしたい一念で温泉を掘った。そして良質の硫酸塩泉が湧出し、十和田湖温泉となっ
たのである。泉研は温泉地の事業者・従業員の必須知識、温泉の素晴らしさ、物語、上手
な付き合い方など旅館関係者を対象に温泉塾をボランティアで開催した。
隊長(泉研代表)、津軽支部長、事業部長という最小メンバーでの対応。
出席者は15名程度、場所は、十和田公園管理事務所2階集会室。
①温泉地にはそれぞれ物語がある。②新生十和田湖温泉は焦らず、地道に新しい物語を
作る。③青森県の全体の温泉地を理解すること。④温泉を誘客の道具として考えない事
などをポイントに講演・講義をした。終了した時は、日が暮れてみぞれも降ってきた。
参加の旦那さんたちは、その場で直ぐに組合?の会議に入った。私達3名は会場後片付
けを遠慮がちに済ませ会場を後にした。いままでの温泉塾とは違い、ここは文字通り寒風
が吹いていた。多分忙しい中、時間を割いた結果の状況と思うが、これから青森、弘前に
雪道を3~4時間も掛けて帰る私達に労い、お礼の一言があって欲しかった。
私達は十和田湖温泉誕生に歓迎の意味を込めて『温泉塾』を出前開講したのだが。
国内一級の観光地の「おもてなしの心」がどういうものか肌で感じた一日だった。温泉
地としての十和田湖が今後世間にどのくらい受け入れられるのか心配だ平成16年
初冬の十和田湖温泉塾であった。
映像:上中央、熱弁する津軽支部長(泉研活動紹介シリーズ〉 平成16年6月
大鰐温泉塾では、大鰐町長が自らパワーポイントで講義をするほどに行政が力を入れた。
結果、参加者は過去最高50人を超え用意したイスがなくなるほどだった。大鰐町長は
赤湯旅館のご主人でもあり、お医者さんでもある。いわば温泉療養のプロである。町長
の講演は「温泉医学」に関するもので立派であった。この様なトップとのコラボは光栄。
温泉地活性化研究会からは、4名参加 会場は大鰐町中央公民館四回集会室
・代表は全般の運営や温泉塾の主宰
・津軽支部長は自著『私的に素敵』から大鰐町中心に講演。
・事務局長は買出し、会場管理担当
・下北支部長は温泉塾の司会を担当
町長さんと、現在の新築共同浴場『鰐COME』の見通しなど話題になったが泉研が考え
ていた平川河岸の温泉街景観については話題にならず結局は箱物行政となってしまった
のは残念。お客様が浴衣・下駄で歩く街角を再現して欲しかった。箱物は一点集中でお
客は町を歩かない。川岸の風情再現に泉研としてもこれからも協力したい。当日は陸奥
新報文化部次長でもある津軽支部長の個人的ファンも多数参加。晴天・盛況の開催日和。
参照#講演・講師・研究発表一覧
泉研の活動シリーズで紹介。今回は『弘前温泉塾』学園都市弘前での『温泉フォーラム・
温泉塾』は印象的だった。最もキチンと形が整った集まりかもしれない。参加者は30人
前後、これだけでも成功。なによりも嬉しいのは温泉好きのご夫婦、温泉通のおばあち
ゃん、温泉療法医の資格を有するお医者さん<さすが弘前>、学生カップル、若い女性
の二人連れ、温泉事業家、熟年夫婦などなど弘前市内は勿論、遠くは十和田市まで至る。
司会、講師、ゲスト、スタッフ、場所がもっとも充実したこのフォーラム・温泉塾は今
でも受講生から感謝と開催リクエストのお便りがくる。弘前は文化の街、また屹度温泉
ファンの皆さんの為この地で開催したい。今回の参加者の中から以後協力者が輩出した。
(開催内容)
①温泉評論家石川理夫氏の基調講話『いま温泉が危ない』
②東京支部長の『いま温泉に求められて居るものは何か』
③津軽支部長の『温泉と文学 Ⅰ <石坂洋二郎編> 嶽温泉』
④泉研代表『温泉と文学 Ⅱ <青森県内の温泉地と文学>』
温泉塾ではお菓子・お茶で皆で温泉談義となった。平成16年夏の暑い日、弘前市民文化
交流館ホール(JR東日本弘前駅前複合商業ビル5階)での楽しいひと時だった。
(泉研活動紹介シリーズ)
本ブログをご覧の皆さん。最近のブログアクセスは堅調に伸びている。ここで我々
の活動を紹介する。私達の活動は勿論温泉好きが根底にあるが、もともと温泉地の
活性化を支援すると言う有志の集まり。その活動の原点ともなるのが下風呂温泉郷
での温泉フォーラムだった。泉研の仲間も懐かしいであろう当時の活動を紹介する。
画面の左が泉研の精神的支え、温泉評論家石川理夫氏である。次に右へ続き、風間
浦村長、女将の会会長、温泉マニア、大学教授、テレビアナウンサーなどなど温泉
好きのゲストが低迷する歴史ある下風呂温泉郷の未来を語った一時だった。
下風呂温泉郷で初めて開催された一大イベント「温泉フォーラム」プロデュースは
筆者を主体の泉研メンバーが担当。これが泉研発足後初めての事業だった。今から
3年前、パネラー衣装、マイク台等皆で考え手作り。開催に至る行程も楽しかった。
泉研(温泉地活性化研究会)規約第2条には次のように明記している。
泉研は、青森県内外の温泉地の発展、継続、保存を目的とし、主に次の活動をする。
①地域における温泉文化・温泉資源を保護、育成に努める。
②温泉による健康、癒しのあり方を考える。
③温泉地域における活性化事業の企画、実施をする。
④歴史・風土・景観などの温泉地特有の資源の発掘・再生・保存に努める。
⑤温泉関連の諸問題について自己研鑽を図り、調査・研究を励行する。
⑥日本温泉地域学会認定『温泉観光士』に準拠し、温泉地域の人材育成に努める。
温泉を楽しみながら常に『温泉地』の保護が頭を離れない。それだけ温泉地の現実は
厳しい状況下にある。地球の恵み温泉が温泉地の経済活動と密接な事に起因している。
参照#本フォーラムで基調講演をする日本で唯一の温泉評論家石川理夫氏
昨日(8月11日)、仕事関係で道の駅「ゆ~さ浅虫で浅虫地区懇談会に出席。昨年から
3回程ボランティア活動として道の駅「ゆ~さ浅虫」で泉研が温泉塾を開催して来たの
は泉研のメンバーはご存知だと思う。残念なのは石川さんの講演以外は参加者が10
名未満だった。今回はさすがに組織力、青森県2名、青森市4名、商工会議所4名、
海扇閣さん、椿舘さん、松園さん、秋田屋さん、町会長さん、旅館組合、観光コンベ
ンション浅虫支部、JR東日本さんなど、浅虫温泉ののおもだった方々の出席だった。
その中で、道の駅細井駅長さんのご好意で「温泉観光士」として発言する機会を得た。
5分?では何も語れないが、浅虫活性化の願いを込め、下風呂温泉、鳴子温泉,湯原
温泉、湯村温泉の先進事例を急ぎ紹介。駆け足だったので皆さんに伝わったか心配で
あるがこういう機会が増えればと考える。これが泉研の地味な活動とも思う。時間が
たっぷりある時は人が居ない、時間が無い時は人が居る!ボランティア活動の難しさ。
(泉研活動紹介シリーズ)
映像:厳冬期むつ市大湊の公民館で、心温まる温泉塾の模様、画面中央講演者
が宮沢前下北支部長。電気事業連の協力で幕張メッセへ下風呂温泉の源
泉をタンクローリーで運び足湯アンケートを実施(2005.1.23)実に壮大
な地域支援活動だった。その結果を本温泉塾で本人自ら照会・解説した。
この寒い時期、思い出すのは下北半島むつ市の公民館で『下北温泉塾』、今は
東京に戻った宮沢下北支部長の華々しい講演会であった。勿論筆者も温泉文化
について一講演を受け持った。会場には宮沢君の会社の方が多く参られ家族的
な「温泉塾」だった。歳のせいだろうか?過去を思い出しては記憶を紡ぐ、大
切な人々は旅人の様にいなくなる。でも、宮沢君は泉研東京支部長として健在。
『宮沢君、君が居た時は、いつも迷惑、無理をさせて居ましたね!下北の温泉
は君の里帰りを待っていますよ!』東京支部長の下北里帰りを願う日々である。