テリトリー内を散策しながらえさ取りをするキジである。
いつでも姿を見せるのはオス鳥で、つがいであるメス鳥はテリトリー内の草むらのどこかで抱卵中である。
抱卵中のメスが姿を現すのは、早朝か夕刻の場合である。
だからオス鳥は、一日中単独で時間をつぶさなければならない。
メスが抱卵中のオス鳥は、意外と警戒心を解いて、メスを守るために少しばかり冒険心で、私に対応しているように見受けられる。
自分に注目を向けさせて、メスの存在を気取られないようにしているからだ。けなげなしいかぎりである。
この写真は私から15m位しか離れていないが、警戒を解いて私の方へ来るそぶりを見せている。
その仕草が私には、絶好のシャッターチャンスでもある。
キジでさえ、己を危険にさらしてまで、彼女を死守する心意気が私に感動を与える。
これが男ちゅうもんだ!
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