私は、二十歳の頃から焼酎党なのです。
生まれた時から、大人たちが焼酎を飲んで騒いでいる雰囲気の中で育ち、その匂いは今でも意識の中にあります。
ブームになるずーと以前より、楽しくよく呑むが田舎の鹿児島にも聞こえ、盆暮れや土産物となれば、箱詰めの焼酎でした。
田舎を離れて関西暮らしで生涯を終えようとしていますが、その間、それらを一本ずつ並べてコレクションしました。
今回、1年ぶりに帰省しました。
帰省時に集ういつもの店で、写真の焼酎蔵の社長伊勢吉どんと盃を酌み交わしました。
彼は、高校の一つ後輩だとして、その翌日無理を言って、蔵を見学させて貰いました。
サツマイモを切断して茹でるオートメーション装置やフロアに並ぶ発酵用のカメ、5,000リットルの蒸留タンクが10数個、焼酎を寝かせるカメなど、今は製造のオフシーズンでしたが、日頃お湯割りする焼酎の製造過程が目の当たりにあり、見るものの全てが圧巻でした。
3年前の川内川の水害では大きな被害を受けたとのことでありましたが、今ではすっかり立ち直り、ブームの影響を受けて、最新の大きな蔵も稼働していました。
お世話になったこともあり、この蔵の写真を貼り付けてみました。