心を乱す茜雲 2008-10-17 19:26:59 | 夕日 夕刻以前、紫紺の秋空には、縦横無尽に飛行機雲が乱舞していました。 そして夕闇に包まれる頃、西空に向かってそれらの飛行機雲がゆっくりとゆっくりと流れ、沈んでしまった陽に照らされて、それらはあかね雲と変わり、如何にも仁王立ちしている如き夕景となりました。 その様相は、あたかも天変地変を想像し、おぞましきが起こりはしないかと、心拍が高鳴る中、シャッターを押す指は硬直気味となりました。 あれから1日経って、案じたこともなく、今日も穏やかな秋日和でした。