池川亜矢子の行住坐臥再び

独り言、のち猫、時々身体のこと

雨男を送って来ました

2016-08-30 21:59:11 | Family(ほとんど猫だけど)

薄々、察してくださっていると思いますが。

8/28の早朝に父が永眠しました。
先月の危ない状態から1ヶ月半ほど頑張ってくれました。

入退院を繰り返していて父もしんどかったと思いますが、穏やかな顔でした。

今回の入院で病状を聞いて、出来る限り会いに行こうと決心し実行していたし、妹にも妹の旦那さんも姪っ子にも会わせることも出来たし。
やれることは全てやったので、私個人としては悔いはありません。

痩せていき、何を言ってるかわからない姿を見ると切なかったし、ふとした言動に悲しくなることもあったけど。

会いたい時に会えない、いて欲しい時にいない父だったから。
入院中は『いつでも会いに行ける。いつでも会える。』ことは、私にとって嬉しいことでもありました。

 

父と暮らした記憶もなく、一緒の時間もあんまりなかった私にとって、全てが宝物です。

数少ないけど残っている記憶は・・・プールで『そーっれっ!』と白鳥の浮き袋から落とされたこと。
これが原因ではないでしょうが、水は苦手でカナヅチのまま。
あとは・・・大きな怒った声かな だから声が大きい人、苦手。

葬儀に火葬場、初七日法要と全て無事終了。
生前、お世話になった方々にもSさんが私を紹介してくれて挨拶させて貰えました。
有難かったです。

来ないと言った妹も旦那さんが車で!連れてきてくれ、結果、私の隣でずっと号泣。
8才ぐらいの小さな女の子に戻ったような妹の背中を、ずっと撫でて思ってました。

色んな想いを秘めて溜めて見ないようにしてきてたんだなぁ、これで色んなことから解放されてくれればいいなと。
だから、父に、妹の痛みや怒りを一緒に持ってたってー、ってお願いというか依頼しておきました。

それぐらいせなあかんで、ほんま。

つーか、それぐらいしよか?なぁ。

 

んで、私はと言うと、まぁ、案の定。

訃報を聞いた日から一睡も出来ず、食事も出来ず。(講義は頑張った!)
ドライアイスで冷え冷えの霊柩車での長時間待機で、風邪がちょー悪化しましたよ。(24機ある焼き場なのに、なんと3回転待った。)
ここから、雨男の本領発揮で土砂降り法要で頂いた美味しい懐石もホテルでリバース。
ホテルの素敵な大浴場が、ぬるくて部屋で入り直すも、夜中に発熱

そして今日、Sさんと話して『ほな、今日は帰るなー』って、さよならして。
さ、駅で温かい鰊そば食べて薬飲むか、と着席して画像撮った時から、血の気が引く。
箸をつけないまま、無念な想いで外のベンチで頭を下げて座ること30分。
ちょっと視界がはっきりしてきた、はよ帰ろと改札行ったら・・・立てなくなりまして。
品川駅に続き、京都駅の駅員室も制覇しました
救急車呼びましょか?を、ご辞退し、明日の代行依頼をし、グリーン車に変更し、毛布を3枚使って丸まる。
その怪しげな姿を見た車掌さんの声がけに『アイスクリーム売ってますか?』と質問したら、販売員さんを呼んでくださって、食べられました。
固くて、スプーン割りました、冷やし過ぎです

のろのろと帰宅して、ニャンズのゆるいお帰りー!を受け止めてベッドへ直行。

で、さっき起き出して、またアイスクリーム&梅醤番茶飲んで、これ書いてます。

あぁ、鰊そば・・・ 次回リベンジだね。

 

とにかく、ホッとしました。
これから、色々ありそうな予感がしないでもないが、とりあえず一息。
Sさんも私も妹も頑張った!
さー、ちゃんと見守っててよー、ほんま。

お休み、有難うございました