この歳になっても、知っていると思い込んでいて、実は「知らなかったぁ、勉強になる」と思うことあります。
まずは、この動画をご覧いただきたいです。
内田圭介氏「旅する大地」
そこかしこにある土が、長い年月をかけて、今、ここに存在している事実をほんとうには理解していませんでした。
岩石が、風化によって徐々に細かく砕かれ、鉄分・ミネラルが生じます。そこに菌やら微生物やらコケなどが生息し、その遺体を分解され土に変化し、そこに植物が根を生やし、そこでさらに落ち葉や微生物が分解されて堆肥のような肥沃な土になっていく。とても長い年月をかけ、培われているサイクルがあるのですね。
それは、人間の力の及ばない自然の法則の上に成り立っているはずなのに、我々人類は自然の循環を断ち、化学化や工業化することを目指し、人工的に草花や野菜を栽培しようとしているんだなと。ホームセンターで購入した土や化学肥料をたくさん使ってきた。
普段食べている野菜の栄養価が50年前と比較すると、はるかに減少しているんだそうです。アメリカなんかにいくと、キュウリもトマトも日本で作られている野菜たちよりもはるかに巨大です。前からなぜだろうと思っていた謎が解けました。
「ゴミを資源として、土の食べ物として返してやる」ことへの取り組み。本来あるべき「土」をもっと理解し、取り戻すべきですよね。
上の動画は、底抜けに明るい湯川カナさん主催、リベルタ学舎のミドリ部のHPより。イケメン講師・内田さんの指導のもと、もっと「土」のことを勉強したくなりました。
http://midori.lgaku.com/blog/2014/10/13/お待たせしました!第2回部活動【おうち緑化計画】