名場面は永遠に

うちに帰り、TVをつけると織田祐二の「椿三十朗」が放映されていた。
以前、三船敏郎オリジナルのことはブログに書いたので、つい比較しながら見入ってしまった。

椿三十郎 めざ


椿三十郎 完成披露記者会見

セットや登場人物のセリフなど、ほとんど同じでよくできているなー。同じ台本をつかっているんですから当たり前か。
９人の若侍の表情や性格までコピーがなされているように感じた。中村玉緒さんのしゃべりまでそっくり。織田祐二・豊川悦司　対三船敏郎・仲代達也ではどうしても後者に軍配が上がるなー。

ラストの豊川悦司　対　織田祐二の決闘のシーンでは、あの有名な血しぶきは飛ばなかった。黒沢オリジナルでは、仲代達也の首から、水鉄砲のように血が飛び散っていたが。そこだけはリアリティを追求した結果なのだろうか。

もうひとつ違いを思い出した。椿の色だ。
オリジナルでは、赤と白しかなかったが、現代版では赤と白の混ざった椿も出ていたっけ。

その色は、混沌とした現代を表している気がしたのは私だけであろうか。

目が回る一日

ようやく、年末らしくなった。
今日は、本当に目が回りそうな一日でした。常連の方のお顔をがたくさん観れました。ホッとします。本当にありがたいことです。

9月のリーマン・ショック以降、やはり真綿で首を少しずつ〆るように、不景気の波がやってきていました。増え続ける美容院。今年も全国で４０００軒増えたそうです。参ったなー。最近は、１２gつより３月のほうが忙しいなんて現象がおきています。

こんな閉塞感の中でも、伸びている企業があります。ユニクロみたいに。

「当たり前のことを確実に、よい仕事をしっかりや利続ければ怖いものはない」とスタッフには言い続けてきました。忙しくても、それを感じさせない素晴らしい仕事を積み重ねていくしか道はありません。

後二日。みんなといっしょに感謝の気持ちでがんばっていきます。