農家 民宿 レストラン・あんすろーじ

安心な食べ物 スローライフ 自給自足
を目指す 日本一百性が似合わない二人の
生き生きしすぎてる・・・日常

豪雨の日

2009年07月27日 22時47分36秒 | 田舎暮らしへの道
梅雨というのはシトシトと降るものでしょう?

しかしなんとも今年は凄い勢いで降りますね、

九州地方は大雨続き自転車通勤の息子が心配で安否確認の電話を何度もかけて

ウルサがられています。

こちらも地盤が弱いところはチョコチョコと崩れています。



昨年の地震で崩れた所は又心配が増えたことでしょう。

あんすろーじの畑は草ボウボウなのに雨続きで畑には入れません、粘土質なため

歩くと固まってしまいます。

もう7月中に種まきしなければならないものもあります、焦ってしまいます。



ジャガイモの収穫も終わっていないのですよ、腐っちゃわないのかな~?



恥ずかしい話、私は種と言うのは花が咲いたら実り、また来年播いたら

芽が出てくるのかと思っていました。

F1種という物などは、種が取れても植えて同じ物が収穫できないのだそうです。

とにかくどんな物が収穫出来るのか種を取ってみようと言う事になりました。

オータムポエム、ちょっと小さめの種になりました。



こちらはコリアンダー(香采)です。
たった一つぶだけ発芽した苗から(10年以上も前の種でした。笑)片手一杯の種が取れました。



種の準備は出来ました。
生産組合で作った牛フンとほだ木の有機肥料を沢山買って来て早く畑に植えてみたいですね。

そうそう種屋さんから電話が来ました。「明日蕎麦の種が届きますよ」

蕎麦と鴨肉・・・・・ヨダレが出でそうですね。

みんな美味しく育ちます様に。






蒸し暑い新盆

2009年07月27日 00時27分06秒 | 田舎暮らしへの道
こんばんはあみです。

岩手もソフトクリームも巻いてるうちに融けちゃうくらい暑いです。

せみさん達は元気ですよ~。



合鴨君達も水の中で暑さ知らずです。



大きくなりました。いつの間にかピロロ♪ピロロ♪とは鳴かなくなりました。

「コーイコーイ」と呼ぶとガァグェ♪と声を張り上げてプリティな尻尾を振り振り

大急ぎで寄ってきます。

思わず「可愛い」と顔が綻びます。

イヤイヤ、家禽ですから心を移してはいけません、別れが辛くなります。

忙しいですが、ホコッとする一時も結構あるんですね~。



さて、実家では昨年亡くなった父の一周忌と新盆の法要が営まれました。



沢山の方々が集まって下さいました。

母は[人寄せ]で疲れながらも、久々に会う兄弟や親せきの方々と話が弾んで

楽しそうでした。

そのような席で、都会の叔父はこんな音を言いました。

「僕ももう年だからこんな事でもなければなかなか実家に来れない、次は自分の

番かもしれない、実際の話・・・両親が死んで、後を継いだ兄弟も無くなり、

甥や姪の代になったら、実家とはいえおいそれと寄れない…これが最後

かも知れない・・・」とかなり弱気の発言がありました。

確かに従兄同士で、距離のある都会と田舎で行き来をすると言うのは、

かなり親密な関係でないと難しいかもしれません。

このように都会に出て長い歳月の内に、故郷、田舎はある、

しかし泊まりに行けず・・・故郷は物理的にも精神的にも

遠くになってしまう人々が多くなっているんですね。

ファームあんすろーじでは、その様な方々の為にも、「人間関係はさっぱりと

田舎の雰囲気は濃厚に、気軽に里帰りが出来る空間」を作り、

皆様に利用して頂きたいと思っています。


話がそれてしまいましたね~

(沢山の宗教感があり、個人の心情を尊重したいと思っています。
批判の気持ちでは書いていません。)

この地域では新盆には、個人の近しい方々に自宅まで集まって頂き、

和尚さんにお経をあげて頂きます。その後皆でマイクロバス等でお墓まで出向き

再びお経をあげて頂きます。その後ホテル等で和尚さんの有難いお話を伺いながら

精進落としの料理を頂きます。

そして自宅に戻り、和尚さん抜きでゆっくりとお酒と料理でおもてなしが

行われます。喪主も家族も大変です。

その代り三回忌からの法要等の仏事は一切行われません、

理由は限がないからだそうです。そして来年からは故人は大勢の

ご先祖様の一部になるのだそうです。

う~~~ん奥が深いです。

まだまだ[結いの精神]が強い土地柄なので、個人の信条よりも、

皆と同じようにしなければ、と言う思いが強くなかなか冠婚葬祭の

簡素化が進みません。

このような行事がある度に都会のドライさが恋しくなる私でした。