農家 民宿 レストラン・あんすろーじ

安心な食べ物 スローライフ 自給自足
を目指す 日本一百性が似合わない二人の
生き生きしすぎてる・・・日常

たい肥舎にて

2009年07月16日 20時28分42秒 | 田舎暮らしへの道
3日間かけて牛フンのたい肥作りをしました。

なるべく化成肥料や農薬に頼らないでお米や野菜を作っていこう

という循環型農業を上要害生産組合では目指しています。

それには大変な手間が必要です。

真夏の炎天下暑さと臭いに耐えねばいけません。




そして農機具のオペレーターも出来なければなりません。

レバーがいっぱいあって飛行機の操縦席なみ?




機械音痴にはとても務まりません。

おかしいな~、機械物好きだったはずなのに





粉砕機を使って寿命となった椎茸のホダ木を細かいチップ状にして

たい肥と混ぜてゆきます。

でも、これで終わりではありません。

さらに何か月か寝かせたり切り返したりしてようやく

畑で使える有機肥料となります。

一袋ナンボで化成肥料買った方が楽に決まっています。

農家とて食っていかねばならないのですから・・・・。

でも、安全や何より次の世代へ受け継いでゆける

農業のモデルを模索しているのです。

日本の自給率は30数パーセントで先進8カ国の中で

ダントツの最低、フランスに至っては100パーセントを

超えているそうです。

コロコロと首相や大臣が入れ替わっている国では

受給率を上げていくことなんてむりなのかなあ。