農家 民宿 レストラン・あんすろーじ

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生き生きしすぎてる・・・日常

中山間地に暮らす  続編

2009年07月14日 23時50分21秒 | 田舎暮らしへの道
こんばんは

関東地方も暑そうですね~。

こちらはクーラー使ってませんよ、な~んて付いて無いだけなんですけど

でもね日中は汗だくなんだけど、夜は締め切った室内でも22~23℃ぐらいなので

平気なんですよ。




さて、今日の修君はまるで罰ゲームのような仕事をして来たらしく、

グロッキーで寝てます。

どうやら傷んだホールクロップ(牛用の醗酵餌)と生の牛フンと朽ちた

椎茸のほだ木をミックスするお仕事らしいんです。

一度写真を撮りに行ってみたいですね~、まさしく循環型農業です。

本人はこんな感じです




私の方はこの間の土手の草集め後、土手焼きしまして



まだまだこ~~~んなに残ってたんです、これでも一部です。



せっせと集めておきます、この作業は他の野山に飛び火して

山火事を起こさないため、又効率よく燃やすため行います。

傾斜地なので諸関節はいつも以上に悲鳴を上げます。

ましてや今日は一人で作業なのでよけいに苦行です・・・・・

が こんなもんがコロリ



持主はどんな小鳥さんだったのでしょう?

本当に嘴と体を使って器用に作ります、結構丈夫に出来てる、関心関心です。



それからこれは本当にびっくり・・・確か草刈は6日前だったはず。



山の沢っ気(湿度たっぷり)があったり、雨が降ったり、腐葉土が掛っていた

とはいえスッパリと刈られていたのに



傷つき痛みがかった部分が有るとはいえ、まだ十分な瑞々しさを残しています。

野生の植物の強さを見せつけられました。

良い香りも失せていません、持ち帰って花が咲くのを待ちたいと思いました。



体の動きは単純な労働なのだけれど、頭の中はクルクルいろんなことを

考えています。

この土手は春に蕨やぜんまいタラの芽など、美味しい山菜が取れる所です。

でも、だれも手を入れず人が入れないような深い雑木林にしてしまうと

これらの山菜は取れなくなります。

山菜にも生育の条件があり、充たされなくなると採取出来なくなります。

春 町から大勢の人がこの土手でワラビを積んでいきます。

もちろん、母たちは怒った事も注意した事も一度もないそうです

でも心中は穏やかではありません。

もし逆の立場だったらどうでしょう。田舎の人が町の人の庭に入り込み、

沢山咲いている、どこにでもある花だからと、だまって摘んでしまったら・・・

きっと、怒るでしょう・・・それだけでは済まないかも・・・。

来年は今年より沢山蕨が出ます。焼き灰が栄養になりますので、

太いのが育つでしょう。

私は来春、山菜取りに来られる町の人達に、声を掛けてみようかと思いました。

「山菜パートナーになりませんか?」「皆さんが、春心おきなく堂々と、

この土手で蕨やゼンマイ、タラの芽を取れるように、

夏土手草刈りのお手伝いに来る」「これからはもっと高齢化が進み野山の管理や

手入れが大変になるので、皆様も中山間地の環境保護に少し手助けして頂きたい」

言ってみたいですね~

ニヤニヤしながら草集めをしていると足元には、草刈りをしてもらい、

育つ事が出来た「とうやく」=センブリ(漢方薬の材料)が育ってきました。





こうして私は今日も野山に共存して頂いております。