安珠のブログ

運命は自分でつくるもの。その方法をお伝えします。

東北魂。 乗り越える力

2011-04-01 | 日記・エッセイ・コラム
大勢の貴い御霊と復興に向う人々を思いながら書きます。
「東北魂」と書かれたTシャツやポスターに目が止まる。 東北の魂。 東北人の心意気。
忍耐強く粘り強い私達の気質。 その昔、アイヌ、そして蝦夷の頃から東北は中央政権からの支配を受け金山銀山を中心に農作物、馬など多大な搾取を受けている。 歴史を掘り起こさないと、この事実を知らずに生きている東北の人は多い。
何故我慢しなければならないのか、何故絶えねばならないのか、1500年以上も昔から行われている東北制圧からの脈々たる歴史を知らなくても、意味を忘れていても私達の遺伝子は「我慢すること」が染み付いている。
今も大手の中央資本に搾取されていることに気づく人は少ない。そして我慢の生活を送っている。 それが普通になってしまっている。
 今までの東北は「忘れられた存在」だった。寒くて貧しくて演歌が流れている地方だった。 岩手と青森の位置がわからない人が多かった。仙台以外は経済価値がないと判断されていた。 皮肉にもこの度の地震で全国の人達は初めて東北の位置と経済の下支えをしていた東北の働きを確認したのではないだろうか
東北人は遺伝子にしっかりと刻まれた粘り力を発揮するだろう。 国民は゛東北も大切だった ゛ことに気づくだろう。 電気も西と東が同じになって、やっと日本は一つになるのかもしれない。
日本が一つになり、経済も活発、東北を忘れない人々が増えることが、多くの失われた御霊への供養に繋がるのではないかと思う。
召された魂にも残された魂にも等しく春の梅が咲くように。ささやかだが、このページの壁紙を梅の模様にしようと思った。 今夜は地震から三週間目の夜だ。
 



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地震の意味ー災害は私達の意識が作用している

2011-04-01 | リーディング
むかつくとか、悔しいとか、あんな人いなくなればいいのに、と思う事は多分誰にでもあるかな、と思う。 ギャグで「死ねばいいのに」とか言ってる芸人の人もいる。
この暗い「他者を否定する気持ち」は放置しておくと段々と風船のように膨らんでいく。
膨らんで、同じ風船を見つけるとくっついて増殖していく。  黒い醜い風船が大きくなって数が増える。 時間が経過してもこの気持ちが解消されないと腐って毒ガスを派生させる。 そして風船は爆発して悪感情が流れ出す。 「死ねばいいのに」と言いながらあふれ出す。
以前テレビでアメリカのイージス艦を見たとき、悪魔のような悪感情の塊が軍艦全体から視えた。 笑いながら殺人する喜びで、その悪魔の口は耳まで裂けていた。 直視できないほどの怖い怖い笑いの表情だった。
それと同じ悪感情を私は被災から10日目の釜石の地で感じ取った。
猫をあげた里親さんに何か物資を、と思って出かけたのだが、めちゃめちゃに壊れた市街地に入った時、この悪感情に出会った。 笑いながら人を斬る、そんな表情のモノが津波と共に市街地に入ってきたのだな、と感じた。
 
私達がつい抱いてしまう゛ むかつく ゛などの悪感情。 この思いをそのままにしていると黒い悪感情の風船が集まりくっつき爆発する。そして流れ出す。
災害を大きくしてしまうのは私達から出る悪感情なのか?! 
悪には悪が連動する。だとすれば善には善が連動することにもなる。 ピンクの綺麗な風船になって膨らんで同じ「愛の塊」とくっつきあう。 それに触れた人は美しい笑顔になる。 心は幸せを感じるだろう。 愛や善はあふれると他者をまで幸せな気持ちにする事が出来る。
 
助け合ったり思いやりを示したり愛情を持つことで大難を小難に、小難を無難にすることにもなる。 自分の思いが世界を変える、とはこの事だったのか、と気づく。
嫌なことは日々多いけど、むかつく、とか思ったりもするけど溜めないようにしよう。 大きくさせないように気持ちを切り替えよう。 これが私達に出来る最大のことだと思う。
  
 
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