安珠のブログ

運命は自分でつくるもの。その方法をお伝えします。

天の国にいく方法

2011-04-06 | リーディング
1年前にお亡くなりになった男性のリーディングを依頼されました。 大正13年生まれの方だったので私の父にも近い方です。 依頼されたのは奥様。 この度の地震で沿岸から盛岡に避難されてきました。 高台にあった家は流され身一つで逃げしばらくは避難所にいたのだそうです。
80歳過ぎての出来事。視ると背中左側や後頭部の力が削げ落ちている。 この方はこれから耐えていけるのかしら、と案じながら、まずパワーチャージをさせいていただき、その後リーディングをさせていただきました。
「母さんよ。俺のことは案じるな。 お前は生き延びろ。俺のところ(幽界)にはまだ来るな」第一声の伝言。 (どうやら依頼人のご婦人は゛お父さんのところに行きたい゛と思っていたようです。)
 
「辛くても、まだ来るな。 お前はあと10年は生きるって神様が言ってるから、他所の人のために生きろ。 沖にさらわれて忘れられて泣いてる人が沢山いるから、その人達のために祈ってやってくれ」
「唄をうたってやれ。 魂がキラキラ浮くことが出来るとさ。唄には そういう効能があるとさ」 「山の上にある神社さ、お礼にあがれ。 母さんを助けてやれと俺に言ってくれたのだ。だから俺はおめの背中を叩いたのよ、逃げろ、津波来る、逃げろってよ」
そして ゛お父さん゛は右側と左側の景色について話しはじめた。 右側には沢山の灰色の人々がうごめていいる。 左側は純白の雲があって、その上にも人が乗っている。
お父さんはその中間に立っているそうだ。 そして゛どっちに行くか?゛と問われているらしい。 そして「俺は不信人ではなかったけれど、特にすごく信心していたわけではない。 だから真ん中に立っている。 どうしたらいいか。 右側には行きたくない。 でも 左側に行く方法もわからない」とおっしゃる。
私はお伝えをする。 「光りの神様が見えるはずだから、お尋ねしてみて下さい。 左側の道にいくにはどうしたら良いのか、きっと教えて下さいます」と。
お父さんは素直にそのようになさいました。 そして「左側に行くには゛もっと輝きたいと思うことだ。 肉体死を超えて尚、これからの長い道のりに必要なのは真の信仰なり、と掴むこと゛」という導きを貰いました。
お父さんは善良にして素直。 そうすることを自分に決めました。 そして「お前も信じろ。 光り神のいらっしゃることを、 これからは信心する強い者だけが愛でられる」  伴侶であるお母さんに強く語られました。
すると お父さんに見える左側の景色に変化が生じてきたのです。  純白だった雲に虹のような光彩が現れてきたのです。 美しい光り色。 お父さんは左側に行く道を発見し、その雲にのることが出来たようです。
「俺はこっちさ行く。 おめぇはまだ そこさ居て他人のために生きろ。祈ったり歌ったりして生きろ」
お母さんは涙しながら何度もうなずいていらっしゃいました。
最後に「海に津波はつきものだ。 油断なく過ごせ」とメッセージしてお父さんは上に上がられました。
依頼人のお母さんの頬には赤みがさしていました。 「生きる希望なくいましたが、やってみます。 祈ったり唄ったりしていきます」  声にも力がこもっていました
ああ、よかった!! お母さんに生きる希望が灯った。
 ここで私は改めて確認をしました。信心(見えるものも見えないものも大事にする心)が肉体死後の行き先を決めること。 先祖や他人の幸いを祈る心や様々なことへの感謝念が大難を小難にしていくこと。小難が無難になること。 これこそが天の国にいく方法であること。
 
今度「左側の光彩雲」の絵を描いてみようと 思います。
コメント
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