安珠のブログ

運命は自分でつくるもの。その方法をお伝えします。

地震の意味ー災害は私達の意識が作用している

2011-04-01 | リーディング
むかつくとか、悔しいとか、あんな人いなくなればいいのに、と思う事は多分誰にでもあるかな、と思う。 ギャグで「死ねばいいのに」とか言ってる芸人の人もいる。
この暗い「他者を否定する気持ち」は放置しておくと段々と風船のように膨らんでいく。
膨らんで、同じ風船を見つけるとくっついて増殖していく。  黒い醜い風船が大きくなって数が増える。 時間が経過してもこの気持ちが解消されないと腐って毒ガスを派生させる。 そして風船は爆発して悪感情が流れ出す。 「死ねばいいのに」と言いながらあふれ出す。
以前テレビでアメリカのイージス艦を見たとき、悪魔のような悪感情の塊が軍艦全体から視えた。 笑いながら殺人する喜びで、その悪魔の口は耳まで裂けていた。 直視できないほどの怖い怖い笑いの表情だった。
それと同じ悪感情を私は被災から10日目の釜石の地で感じ取った。
猫をあげた里親さんに何か物資を、と思って出かけたのだが、めちゃめちゃに壊れた市街地に入った時、この悪感情に出会った。 笑いながら人を斬る、そんな表情のモノが津波と共に市街地に入ってきたのだな、と感じた。
 
私達がつい抱いてしまう゛ むかつく ゛などの悪感情。 この思いをそのままにしていると黒い悪感情の風船が集まりくっつき爆発する。そして流れ出す。
災害を大きくしてしまうのは私達から出る悪感情なのか?! 
悪には悪が連動する。だとすれば善には善が連動することにもなる。 ピンクの綺麗な風船になって膨らんで同じ「愛の塊」とくっつきあう。 それに触れた人は美しい笑顔になる。 心は幸せを感じるだろう。 愛や善はあふれると他者をまで幸せな気持ちにする事が出来る。
 
助け合ったり思いやりを示したり愛情を持つことで大難を小難に、小難を無難にすることにもなる。 自分の思いが世界を変える、とはこの事だったのか、と気づく。
嫌なことは日々多いけど、むかつく、とか思ったりもするけど溜めないようにしよう。 大きくさせないように気持ちを切り替えよう。 これが私達に出来る最大のことだと思う。
  
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« TwitterとFacebook | トップ | 東北魂。 乗り越える力 »
最新の画像もっと見る