順番が前後してしまいますが、
飛騨高山へ到着する前に、郡上八幡へ寄りました。
小さな町ですが、風情ある町並みがとても良かったです。
日本的な町並みのなかに、レトロな洋館建築があって、ちょっと意外でした。
こちらは、郡上八幡の町役場の建物でした。
少し新しくて1936年(S11)に建てられました。
1994年(H6)まで役場として使われていました。登録有形文化財です。
野村建築事務所の設計、水谷藤兵衛氏施工。
現在は観光協会として使われています。
気になって、帰宅後調べてみたら、
内部の雰囲気も一見の価値ありのようでした。
この時は、中に入らなかったので残念・・・
町役場のすぐ近くには、郡上八幡楽藝館がありました。
元は林療院という明治時代からある民間の病院の建物だそうです。
1904年(M37)建築。設計者、施工者不明。登録有形文化財。
現在は画廊、展示室、民俗資料室などの施設になっています。
昔医院だった当時の展示もあります。
車で周辺を見ていたら、こちらは一般個人のお宅なのですが(左画像)、
アーチ型の装飾がとても素敵~と少し見入ってしまいました。
登録有形文化財のプレートが取り付けられていました。
大きな石を組んで建てられているようで、本当に魅力的な住宅建築でした。
右画像は、郡上八幡城です。戦国時代末期の1559年(永禄2年)建築。
1667年(寛文7年)に幕府から城郭として認められました。
1871年(M4)の廃藩置県によって廃城、石垣以外は取り壊し、
1933年(S8)に再建されたお城です。