Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

桜×ヴォーリズ☆関西学院大学

2009年04月06日 | ★ヴォーリズ&その他近代美建築(西日本)
週末、日曜日はお花見日和でしたね!
たくさんの桜の名所の中から、「今年の場所」を決めるのは
毎年悩んでしまいますが、あまり人出の多い所や飲食可の場所は苦手・・・
そこで今年訪れてみたのは、同じ西宮市内で、桜も楽しめて、
大好きなヴォーリズの建築も楽しめる場所♪


まずは、甲東園の駅前にあるインド料理のお店でランチをしてから。
少し肌寒かったので、インドカレーにして正解でした~


山の手をのんびり歩いて行くと、まるで学園ものドラマに使われそうな
(実際、いろいろなドラマに使われたそうですね)

入学式の時期、どきどき期待を胸に、この桜並木を通ることが出来そうですね。

道路の真ん中に立てたら最高だったのですが、少し車が多かったので無理でした。
この桜並木の正面がこんなに素敵なんです。
西宮のシンボル?、甲山の前にヴォーリズの建築した関西学院大学の時計台。
美しい佇まいです。

昭和初期、ヴォーリズが全体の設計を手掛けたと言われ、
正面の門扉の真正面に見える時計台を中心に
スパニッシュミッションスタイルと言われる建物が、
ほぼシンメトリーに配置されています。

後年に新しい建物が追加されていますが、全てヴォーリズの建築と
調和するように建てられています。

たくさんの学部ごとの建物が、それぞれ少しずつ装飾が違っているのですが
全体のバランスを崩さず調和しています。

こちらはチャペルです。ちょうど中では結婚式が行われていました。
卒業生なのかしら~こんな素敵な学舎で学生時代を過ごし、
そして結婚式を、思い出深い場所で挙げることが出来るなんて素敵です

数々の建築を関西を中心に残しているヴォーリズですが、
「真に芸術的な建築空間は、優れた人格を形成する」
という信念、理念を持っていたそうです。

学校も、もちろん、私たちが住む空間、利用する空間が
美しいものであれば、幸せな気持ちで、
健やかな精神で成長していけるのでは、と思います。

ヴォーリズの建築を見ていて思うのは、どの建物も
自然の風景の中の色、緑の木々や花々の色ととても馴染んでいて
優しいな~ということ。

背の高い建物でも、威圧感を感じることがありません。
その建物を建てる周囲の環境をとても活かしているように感じます。

時計台の前の中庭では、子供や家族連れが遊んでいました。
のびやかで、アカデミックな雰囲気のある場所で
とても気持ちの良い場所です。

こんな場所で勉強出来たら、頭も良くなりそうですよね~

敷地内には、たくさんの桜が植えられていますが、
近所の方たちのお散歩コースのような開かれた雰囲気で
人込みや、飲食の匂いも無く、本当にのんびり美しいものを堪能しながら
ゆったりと、心がときほぐれるのを感じながら過ごすことが出来ました。





新入生を迎える、たくさんのサークルの看板やチラシが貼ってあり、
休日も登校していた学生の賑やかな様子を見ていると
○○年前、素敵な出会いを夢見て??
ドキドキしながらサークルを見たり選んだりしていた頃を思い出し、
なんだか、気分が若返った気がしました~

いつものごとく、たくさんの画像になってしまいました。
見て下さって有難うございます
このあと、もう1ヶ所訪問しましたので、桜×ヴォーリズ、続きま~す♪
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