1度は目の前で見てみたいな~と思っていた京都の祇園祭。
でも、祇園祭って梅雨明けの時期に重なるので、
毎年、その暑さに負けてしまって、行けず終いでした。
今年は、ちょうど祇園祭のクライマックスと言われる、
「山鉾巡行」が連休初日に当たったので、気合を入れて出かけてきました!
9時の山鉾出発には間に合いませんでしたが、
四条烏丸の駅を出ると、人・人・人・・・
やっぱりすごいです~
♪~コンチキチン~♪
雅な雰囲気漂う独特の音楽、「祇園ばやし」と共に、豪華絢爛な山鉾が続いています。
パンフレットによると、祇園祭は、869年(貞観11年)に
疫病、災厄除去を祈願して始まったそうです。
それ以後発達伝承され、1500年頃に、現在の形が定着したそうです。
32基ある山鉾は、それぞれ意匠が違い、
それぞれに由緒ある言われがあるそうです。
山鉾を彩る、前懸、胴懸と言われるタペストリーのような物は
遠目に見ても、その豪華絢爛さが伝わります。
↓の、かまきりの乗った山鉾は、山鉾の中で唯一、
カラクリ仕掛けの山鉾です。
かまきりが、車輪の動きに合わせて、頭を回したり、脚を上げたり、羽を広げたりします。
ちょうど、見ている時に、故障したようで、職人さんが上がってきて
かまきりの首をゴキゴキと捻っていて、笑いが起きていました
とても豪華で美しい胴懸
↓は、唯一船の形をした「船鉾」
乗せられている、お社?もとても豪華です。
こちらの山鉾には、弁慶と牛若丸(義経)が
五条大橋で戦う姿の人形が祀られています。
この人形には、永禄6年(1563)の銘があり、大変貴重なのだそうです。
とっても大勢の人出と暑さで、山鉾巡行を最後まで見ることはしませんでしたが、
初めて見た祇園祭、京都のスケールの大きさを、たっぷり感じました♪
来年は、また気合を入れて、「宵山」に出掛けたいと考えています