Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

北野異人館~萌黄の館~

2007年05月08日 | ★ヴォーリズ&その他近代美建築(西日本)

イエローグリーンが目にも鮮やかな洋館です。
もとはアメリカ人のために建築されましたが、
昭和19年に日本人の所有となりました。




オリジナルの復元だそうですが、バラ柄のボーダーが大胆、
でも美しい


萌黄の館で目に留まったのは、暖炉、マントルピース。
装飾のタイルがとても素敵でした。
          
         こちらのタイルは、渋いピンクでバラが
         描かれていました。



            
            これは、あの阪神大震災で屋根の上から
            崩れ落ちて、庭に刺さった煙突です。
            ぐにゃり、となっています・・・
            当時のまま保存されています。

現在は新しいものが取り付けられています。
実は館内の美しい萌黄色の壁もズタズタになった当時の写真が
展示されていました。1年かけて修復したそうです。

大変な震災に遭われても、神戸の大切な文化財を
修復、復元し、そしてまたこうやって見せて下さっている
神戸の方たちのパワーとそして祈りが、
異人館には詰まっているのだと感じました。

今回の異人館巡りはこれでおしまいです。
次は、夜景やお土産のご紹介です
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北野異人館~風見鶏の館~

2007年05月08日 | ★ヴォーリズ&その他近代美建築(西日本)

            
風見鶏の館です。


すてき~憧れのお部屋、その3

形といい、このアンティークグリーンといい、
木部の細工といい、大好きなタイプ


            
            

風見鶏の館は、ドイツ人の貿易商が自宅として建てたもので、
明治30年代後半~に、日本で活躍したドイツ人建築家
ゲオルグ・デ・ラランデの設計です。

アールヌーボォーのような曲線とドイツっぽい直線の
美しさのバランスが、素敵なインテリアでした。

人が魂を込めて、いいモノを造ろうと全力を傾けたモノって
きっと、何か、目に見えない力を与えてくれるんだと
本当に思います。
時間が経過しても、廃れ古びる事がなく、
いつまでも眺めて、出来れば触れていたいような、
そんな気にさせてくれるモノって、
不思議なチカラが宿っているんでしょうね。

風水でも「人は【見たもの】から気を吸収する性質があり
常に自分の目につく所に美しいものがあることで、
運気の吸収に大きな効果がある」ということですから。

この日は暑い1日だったのに、異人館を訪れ
また次の異人館へ向かう足が何故か軽かったのです
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