心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー1647

2017-11-20 20:20:00 | Weblog
ナンバー1647 2017.11.20 複素数のかけ算
たとえば(+2)×(-3)=(-6)の実数のかけ算を数直線上で見ると、ゼロからプラスへ2のところから3倍した後、かける数がマイナスなので、180度反転した-6が答えになります。
複素数の場合、たとえば(3+2i)×i=(-2+3i)では、複素平面上の横軸の実数+3から縦方向に伸ばした線と、縦軸の虚数+2iから横に伸ばした線が交差する点が3+2iです。この3+2iの点を反時計回りに90度回転すると-2+3iになります。
複素数のかけ算の場合は、1に複素数3+2iをかければ3+2iになり、iに3+2iをかければ-2+3iとなり、1+iに3+2iをかければ1+5iになります。
これを複素平面図に描くと、「原点と1を結ぶ線分」が「原点と3+2iを結ぶ線分」となるように、複素平面が同じ形のまま拡大しつつ回転しています。
複数の点がつくる図形に対して、複素数のかけ算をおこなうと、図形は相似を保ちながら回転しながら、拡大あるいは縮小することになります。
この複素数にこそ価値があるのではないかと考えて、まだ世の中に認められていない中で、ひるむことなく研究したのがオイラーやガウスたちでした。
オーギュスタン・ルイ・コーシー(1789年~1857年)は複素平面上に微分積分をやってみると、複素数の微分積分が実数の微分積分を求めるときに有用であり、美しく鮮やかに求められたといいます。
素数について調べるのに重要な、「ゼータ解析」という非常に重要な実数の関数があります。
これを複素数の関数にまで拡張したゼータ関数を調べようとしたのがリーマンという数学者です。
彼は複素数のゼロ点と呼ばれる位置が、もともとの素数について非常に重要な情報を知っているということまで突き止めています。
一回複素数の世界まで行って微分積分をして、実数の世界に戻ってくると、もともとの実数や素数についてよくわかるだろうということです。
この複素関数のゼロ点の位置まで問うことは、現在未解決の超難問ですが、もしこれらの解答が得られれば私たち人類は新たな時代へと向かうことになるだろうという数学者さえいます。
複素数とは、実数を映し出す鏡であり、多くの技術的分野で扱われていて、私たちの生活を支えるまでに成長しています。
ナンバー1648につづく

お待たせしました
忙しいと、パソコンに向かうこともままならないため、少々不定期ですが、
少しずつ続けていきますので、よろしくお願いいたします。
今朝も冷え込んでます、皆様も体調には気を付けてくださいね。
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