あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

コドモのコトバ。

2010-08-29 22:42:01 | 日記・エッセイ・コラム
私の仕事は夏季が一番忙しいのですが、それも今日でやっと終わり。ちょっとホッとしています。
子どもたちに夏休みの体験をしてもらって、ノートをかいてもらったりするのですが、そのノートが、例年悩みの種でした。
クイズや絵をかいてもらう欄もあるのですが、感想をかいてもらうスペースもある。かなりテキトーに書く子もいますが、真剣に書く子もたくさんいます。当然読んでもらいたいから書くのです。
でも、忙しいとそこまで目を通せないのです!今年は例年より少し楽だったので、まったく目が通せない、ということはなくてそれもホッとしましたけれど。

“ここがイイね!”というと、子どもも自分の工夫した点を、嬉しそうに話してくれます。
夏に弱い私はこの繁忙期がいつも辛いのですけれど、今年は終わるのが少し、寂しかった。疲れていて、いまいち心を込めることが足りなかったからかも。反省の夏です。
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彼女たちは、戦士。

2010-08-29 00:02:36 | 本(ホラー・サスペンス)

風の中のマリア 風の中のマリア
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2009-03-04
スズメバチが、ウチの裏庭に水を飲みに来てしまう話を、前回書きました。

ミツバチは蜂蜜を利用しますし、(ミツバチには迷惑ですけど)見た目も可愛らしいのですが、精悍で大きいスズメバチは見た目も蜂毒も怖い!

私は蜂に刺されたことが2回あり、(アシナガバチと、たぶん、マルハナバチ)そのこともあって、スズメバチは苦手でした。

と、いうか、スズメバチが好きな人なんていないだろうくらいに思ってました。危険ですし。

ところがこの小説のヒロインはなんとスズメバチ!

戦士である彼女の、短く激しい生の物語、と書評で読んで、あまりにも意外な設定にがぜん興味がわきました。

ミツバチは、働きバチというように蜜を集める働きものだけど、スズメバチは戦士なのか!なんか目からうろこが落ちた感じだったし、長くない彼女たちの一生がいじらしい気もしました。

ちゃんと蜂の生態を活かしての擬人化なのかな、というのも気になるし、今読んでみたい小説の一つです。

それと、友達にスズメバチの水飲み場の話をしたら、『勝手に観光協会』という番組(みうらじゅん、安斎肇両氏出演)の栃木編の話をしてくれました。

その番組で、スズメバチが作った奇妙な巣(変わったものとのコラボ、例えば剥製の上に作った巣とか)を展示しているところが出てきて、みうら、安斎両氏は人間の作るアートよりはるかに優れていると感心していたとか。

そうか、彼女らは芸術家でもあったのだなぁ、と、しみじみ思った出来事でした。

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