とりぱん 7 (ワイドKCモーニング) 価格:¥ 620(税込) 発売日:2009-05-22 |
高校の時の先輩がウサギの飼育に苦戦しているので、ふと思い出したことパート2。
私、小学校の頃、飼育係だった。いわゆるいきものがかり。
この名前のアーティストのインタビューの中で、『よくいじめられっ子がやらされる』とか言っていて、ちょっとショックだったのだが。
でも、なんだかわかる。ちょっとツライのだ、この係。
何しろ生き物相手だから、夏休みは出かけていって餌やりをしなくてはならない。
うちの小学校で飼っていたのはウサギではなく鳥だった。まず、金鶏(たぶんつがい)。
これが、羽根の色の美しい大型の鳥(鶏の仲間?)なのだが、非常に凶暴だった。私は子供の頃から長身の方だったのだが、その私でもかなり怖かった。それに馴れない。何度餌やりに行ってもつつく。かなりへこんだ。
そして、セキセイインコである。これは、大人が立って入れるくらいの大型のケージに何羽も飼われていたが、糞と羽根が散乱するので、餌やりとともに掃除もしなければならない。臭いが結構きついし、炎天下の夏は辛かった。
そしてこいつも馴れない!夏休みは本当に嫌になって、二度と飼育係なんかやるもんか、と思うのだが、新学期になるとつい、また引き受けてしまう。
思えばそのころから少しM傾向があったのだな……(^_^;)
そんなわけで鳥にはあんまりいい思い出が無かった私だが、この本にははまってしまった。
1巻のインパクトがやっぱり強かったけど、最新刊でもパワーダウンはしていないと思う。
この巻での個人的お気に入りは、岩手弁でしゃべるキジだった(*^_^*)
『とりぱん』といいながらけっこう虫も出てくるのだが、それに耐えられる人には一押しのエッセイ漫画だ。