何色何番ぴろりろ

何色何番の村井ブログ。人生全て私の宝物にするために生きています。

枕の間

2015-02-28 07:46:03 | Weblog
蟲師で

枕は寝る間頭を預けてる魂の蔵と書いて「たまくら」から「まくら」になった
みたいなのがあって

その枕に預けてる時間のその精神的気色が
なんだかとても暗い

起きて現実の気色を取り戻すのに時間がかかる
昨日起こったことを遠く感じる
現実の方がずっとマシに思えて嘘に見える
知ってるけど自分事じゃないような
空々しい
この時勢にあって
起きる毎うんざりしていたのは
ほんのついこの間だったはずなんだけど


枕の間が
具体的にどう暗いのか
起きると思い出せない


何が変わり始めてるんだろう
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行く末が気になる

2015-02-24 11:24:27 | Weblog
出町柳で

一生懸命バス停でもじゃもじゃ言ってる多分中学生に会う

ものすごもじゃもじゃ言ってるから

気になって

どこに行きたいの、と訊いたら

下鴨神社

あ、そこやから歩いていけるよ

と言ったら

せっせと歩き出す

バス停にいた大人はみんな気になっていたみたいで

みんなしてその姿を見てほっとしたのか、にこにこしてた

私はざらっとした説明したから大丈夫かしらと
見続けていたら
案の定遠回りの方に行ってしまって

ああ…やっぱりと思いながら
バス停にいた人と話しながら気を揉んで
来たバスに乗ったら

彼らと同じ経路をたどり
ガソリンスタンドあたりで「あれー?」てなって
通行人に尋ね

また歩み出す彼らを見た
よし!と思いながら

しかし周りにいっぱい書いてあるんやけどな…とか感じて


もうちょっと丁寧に説明して
周りをよく見ながら行ってごらん
と言えばよかったな
と思う


自分が過干渉になりやすい傾向も感じた

学びはいつもすぐそばに やな
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最近(2015寅)

2015-02-24 08:18:54 | Weblog
帰宅する度に思う

ごっこ遊びしてるみたいだ
一人暮らしの家が、
家っていうよりわたくし部屋で、
巣みたいだ
片付けはわりとちゃんとできてるから汚いとかじゃなくて
精神的ポケット?
テリトリー感
人を滅多に上げないからか
気楽で楽で
家事も好きなの手伝ってか苦労がない
つまり積み重ねも特にない
これは半永久的に続けられる気がする(よほど外側からアタックされなければ)
居心地も良い


簡単過ぎて詰まらないのか
部屋という物質空間は可視化できる私の懐のようで
小さいな

自立てこんなことじゃない気がする
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遊び

2015-02-22 15:52:09 | 仕事
下鴨神社にお詣りに行ってきた



すごい手触りがいい。ビロードみたいな、みたいな。毛並みのいい動物をなでてるような



ふこふこ。よく水を吸いそうな質



地衣類?ていうやつ?いろんなのが付いてて、でも木の表面からは浮いている



梅に付いた苔、胞子嚢みたいな毛先の高いものが付いている



シダ植物?ビロードみたいな苔のとこに一緒にわんさかついている


木に茂る苔を見て喜ぶという遊び
もちろん一人で。
どういう木に
どんな苔が
どの部分に付くのか
じろじろ見たり触ったり写真撮ったりしながら
やっぱりもうルーペを持つべきだと思った
苔辞書と
目的はお守りを買い替えることだったんだけど
苔が面白すぎて
小川にサギがいて足が蛍光黄色でかわいかった


仕事で月に2~3回
苔がもさもさ茂る路地裏を通って帰る子を送るんだけど
「うわあきれいな苔」と私が喜んでいると
その女の子(ひょうきんちゃん)は「なんでこんなん好きなん」と言う感じだった。
でも私が毎回そんななので
最近ではひょうきんちゃんもすっかり苔で遊ぶようになった。
こないだは違う子(イヒヒちゃん)も一緒に帰っていて
苔をもさもさ触りに行く私にイヒヒちゃんは
「よく素手で触れるなあ」と驚いていた
ひょうきんちゃんは傘の先でほぐほぐしていた。
昨日は「あ、傘がない」と言いながら素手で触っていた。
「これはこないだ動かしたやつや、まだ残ってるな」とか言いながら
苔をまたとっては隙間に移植したりしてた。
「今度来たときあるかな」とか言いながら
「家の前に踏んだら跡がつく苔あるで」とか教えてくれたりする
苔から生える胞子嚢をなでたり引っこ抜いたりして

ひょうきんちゃんは今年で卒業するし
よっぽど苔苔思うことはもうないと思うけど
「なんかそんな遊びしたなそういえば」くらいの思い出に
なればいいな






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いいにおいのする

2015-02-22 11:32:51 | 体調
げっぷ



休みの日で家に居れる時は
極力食べずに胃腸を休ませようという試み

たまに
「休みで家に居たら1日1食で十分」
とか話してる人がいて
それはわたしとても無理なんですけど
食べるの大好きかつおなか一杯をうまく感じ取ることができない私(食い意地の問題)は
日頃胃腸を酷使しているので
時折休ませてやらないかんのですね
ちょっと休ましてから食べた方が「胃に入った!」感、重量とか感じられてね
「これがおなかいっぱいだ!」てなるわけです。

極力食べないためにはずっと寝てたらいいんですけど
夜寝れなくなるのでそうもいかず
大体ばっちり起きたら寝過ぎはただ腰を痛めていく傾向にもあるので
まあ起きますよ
で家事をやるとおなかもすきますよ
でも休ませたい私は
「お湯ならよし」ということで
ちょっと前に買ったアールグレイのお茶を入れました

開封した時点で「どないなってんねん」と言わんばかりの芳香
なにこのフルーティーないい香りは、嘘かと思うほどで
わくわく淹れましたとさ
1リットルくらい?
10時から12時くらいまでは食べずに済むようにと
飲んでおるわけです

で心慰みをしておったんですけど
いい匂いのげっぷが出たんです

これには感動しましたね
あ、そっかー て
だってほかに何も入ってないんだもん
そらいい匂いするわよと

昔大好きで読んでいた海野つなみの「彼はカリスマ」という漫画で
カリスマな彼が運命の相手である主人公に「野菜しか食わせない」という回があって
お茶もジャスミンティーだけとか
野菜も「イカが入ってる、やったあ」と主人公が喜んでいたら「それはキャベツの芯をイカ風に切ったものだ」と
作者の中島らも好きを披露する場面などがあって
彼は結局、主人公とのファーストキスを良いものにするためにそうしたという話で
大好きな回だったんだけど

私は いいにおいがしても… 



ただいい匂いのげっぷがある ということは感動でした

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年月を物質化

2015-02-21 08:13:03 | Weblog
髪がのびました

絶対似合わないと思ってたから

似合ってると言ってもらえるたび嬉しい

お得

毛先はキンキンだし
髪自体果たしてどこまでいけるのかわからんけど

どこまでいくか見てみたい

今までの最長記録は多分もう越してて

歳的ににょろにょろ伸ばしっぱなせるおよそ最後のチャンス

長いおさげをした先生を目指しているけど

これは過程の楽しみに過ぎず

婚期を待つ私のうだつの上がらない時間を物質化する
という試み


髪の毛の長さが年表ならぬ時期表になって

地層のように「残念紀」「葛藤紀」「涅槃紀」みたいになったら面白いんじゃないかな


夏が怖いけど

頑張ろう
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今年度は

2015-02-20 10:55:26 | Weblog
人の前でべらべら喋る機会が頻発した

今日もそう

ある種の表現欲は満たされるというか

芝居は役や作品に沿ってであって
好みはあっても主義主張ではない


仕事は割と主義主張方面なのね
所属館の方針とかやり方は含まれるけども

理解を得るための言葉選び
話題選び
展開
結び方
現状・展望の間を丁寧に説明することとか
大勢に向けて話すのってまあ大変だと

中身のない薄い話は要らないし
思いばかり、現状とつながらない展望は聞けないし
良いところばかり並べ立てたら嘘になるし
何かを一方的に叩くと途端にしょうもなくなる


政治家の演説は本当に大変だなと思いながら

現状から光を見出だして、そこに展望する形で終わるのがまあ一番きれいだよな


などと
考える決戦前
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女の子は誰でも

2015-02-18 00:42:22 | Weblog
いつまでも女の子

なのかな

初めて薄らいだ

大嫌いな女の子という自意識

女を生きないといけないハズレ感と

女を使えない自分のヘタクソ加減と

それでも露呈してくるどうしようも女の子感と


筋道通りのありきたりな絶望視を経て

その程度の低さに幻滅しまた絶望を上塗り

挙げ句の絶望厭き


明けたか

返り咲きすら臨めない時期にさしかかって?

摩擦でかすかすになった筆の様な苛立ち

でも火は点かない

砂みたいなレイヤーを重ねて埋もれていく風体

肉体は
常燃えている

戻らないのは明白



30過ぎてこれよ

そら70の少女など
痛みと感じれるはずがないわ


傷ついていても
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バレンタイン

2015-02-16 19:28:03 | Weblog
学童さんにバレンタインもらった

チョコブラウニー
可愛くデコったやつ

やたら美味しかった
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一番強かった時

2015-02-11 23:00:49 | Weblog
私は中学一年の冬から二年いっぱいくらい

私史上最強だった と思う
演劇部を作ろうとしてた時

思い出して話しながら
多感な中学生の正気の沙汰ではなかった

母が亡くなって正気ではなかったからだと
気がついた

何も怖くなかった
一番厭な目にあった直後だったから

ある種のステータス異常だったのだわ


校内に部員募集のチラシをはり
休み時間は職員室に行って片っ端から顧問になってくれと頼み断られ
からかって「入ったげよか」と言うチャラい男子に「マジで助かるわ!」と返し
目立ちすぎを妬む男子に「きしょい」と言われて「何が?ちゃんと説明して」といい払い
嫌味を言う生徒会に笑って応えた

いや、強かった

やっぱり死にかけが一番怖いよな
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