鬱蒼としておる
なんもない
財布には100円くらいしかない
痩せないことや
お金を浪費してしまうことや
彼氏が出来ないことや
痩せないことに
いろいらしておって
わずか月齢2カ月の赤ちゃんを抱っこしてる時が一番幸せなんじゃなかろうか
あくびがちいさくて
くしゃみを全身でして
訝しい目で私を見ながら眠そうにする
元学童さんが今5年生で声変わりして、見る間ににょきにょき背が伸びて
「もう先生抜かしたで」というから身長訊いたら160
「残念、先生は166です、まだ足りません」と言ったった
あのこえがたっかたっかかって、変に女々しく、よくわからない優しさのある当時から男前だったくんは
青年風になっていた
いいなー、カッコよくなれて
立派になって行くのを見れるのがすごい面白
よく遊びに来る親子さんのアルバムをみせてもらったら
お母さんめっちゃちゃんと作っててすげえ可愛い
こんなのを自分の子に作れたらどんだけいいか、お母さんがしてくれたらどんだけ嬉しいか
そこに私と一緒に写ってる写真も入れてくれてた
だいぶ、いや、あまりにも嬉しかった
私に降りかかる幸せはすべて 仕事の方からやってくる
すごく有難いことだけどもらうことばっかりで
もっと 家帰ってからの自分もなにかしら吸収したりいろいろして
回したいのに
仕事から帰ったらどうでもいいことしかしてない
ついバイトしたくなってしまう
お金を使う遊びはいやで
ただやり過ごすなんてもったいなくて
ただつぶすだけなんて時間を、時は金なのに
時間を過ごせない
居所がわからない
またどうでもいい怯えが
めんどくさ