病窓から
9日朝
10日朝
8日に入院して
10日に退院した
点滴いっぱいした
事の詳細
風邪を罹患しているにもかかわらず、風邪薬を飲みながら火曜日から夜WSに通っていた。
8日はもう朝の分しか薬が無くて、昼以降飲んでいなかった。
晩にエビとブロッコリーのグラタンと菓子パンを食べた。
WSで準備体操をいつものように力いっぱいやった。
首から上がだんだん熱を持ってきて触るとじんましんみたいにぼこぼこになった。
見るだけにしますとしゃがんだら今度は眩暈がとまらなくなった。
扁桃腺が明らかにより一層の肥大をして、喉が閉まって声が出せなくなった。
寒い廊下に出て横たわろうとしたらどえらい腹痛がきた。
トイレに入って用を足すが、吐き気も寒気ももよおす上に意識が遠のいたりした。
何分か意識がとんだりもした。
タクシーで家に帰ってもこれはどうしたらいいかわからんし、まず頭ががんがん遠くなるので救急車を呼んでもらった。
病院に搬送された。
ものすごい悪寒でがくがくふるえながら、腹痛が半端なかった。
自分では確認できなかったけど、腕やらに赤みが出ていたそうで、翌日には消えていた。
病院では抗アレルギーの点滴をしてもらって、9日は晩御飯から食べ始め、無理なく食べきる。とても美味しい。
診断はアナフィラキシー発疹ということでした。
今までエビもブロッコリーも牛乳もというか食べ物でアレルギーなんて出たことなかったので
およそ体が弱り切っていた時にだったからでたんじゃないかということです。
10日朝ご飯で牛乳とブロッコリーが出たけど食べれた(食べたかった)から、
看護師さん曰く「もし牛乳やブロッコリーが要因なら、すぐ出るはずだけど…食べれたんやね」
もうエビしか考えられないという状況
エビが大好きなのに…!
花粉症持ち、風邪・レディースデイ進行中、WSで激しく楽しく踊る+エビ=救急車
体調が悪いのに薬で誤魔化してWSに行くなんて言語道断ですね…!どの方面にも迷惑!
しかもまだ風邪は治っておりませぬ。
薬のもう。
ミーハーな私は、雪の降りしきる中救急車に向かって歩いて行く時「ドラマみたいだ」とか
病院に搬送されて手当てを受けている時に「クワイエットルームみたいだ」とか
あちこちから来る良く分からない痛みに「これが漫画もっけに書いてあった腹の虫がどうとかのやつか」とか
思いながら
痛すぎるし意識があるって言うのは耐えられてるてことなんだろうが、
意識が遠くなってそれに身を任せてる方が楽なんだけど、
それはしちゃいけないという自我があって
いっそ気を失いたかったし
死ぬかもと思ったら「あれ、まだ俄然やりたいことあるし死にたくないんですけど、ていうかやりたいこととかどうでもよくて死にたくないんですけど!」
と思ったのも本音で、死にたくないし自分から救急車呼んで下さいと言った、かんじだった。
といれで一回意識が退いた時
すごいなんにもないとこにいた。
戻った時びっくりした。
私の日常や精神や考えなんて紙ぺら1枚ぐらいのもので、ものすごく奥があるのを感じた。
体なのか、生命なんだか、もっと素の部分で
そのことにえらく感動したり恐ろしくなったりしながら
入院中は親と同居人と元バイト先の大将にお見舞いに来てもらい、
でもそれ以外は全部私があんまり知らない人知らない場所で
よく寝て、よく点滴して、点滴が寝るとき痛かったりしながら、
旅行しているような、感じでした。
なんだかあまりにも感覚的開拓が多かった2日間だったので、できるだけ書いた。
不謹慎なことを書いていたらごめんなさい。