何色何番ぴろりろ

何色何番の村井ブログ。人生全て私の宝物にするために生きています。

何か思い出してしまいそうな世界

2018-05-28 22:48:06 | するみる表現
あんまりにもため息もので、恍惚としまして
感動した、ていってしまったら簡単過ぎて
ライブに行ってきたんです
感覚的な言葉でしか言えない
大好きな絵画を食べたような気分
反射して光る流砂みたいな声
色から景色から浮かぶ、水落としたように波紋状にひろがる、滲むようにじんわり、沁みるみたいにひりひりと
知ってるような気がして懐かしく思うけど全部初めて聞いた音
弦のうねりと収束、エレキの引き裂き、柔らかい針金みたいな音
全身神経になって一つも取りこぼしたくない音の満ち引き
深く息を吸うタイミングも決まってくるくらい
集中力ではり詰まっている空間
美術もよかった
珊瑚や海月にみえるドライフラワーたちが
照明で色変わって怖くも華やかにもなって
白骨にも触手にも血管にも見える
太陽の塔思い出した
あ、これ体内だ感
歌はしっとり闇で、ただこんな美しい暗がりあるかよ、みたいな
花が咲いてその首が落ちるまで一連を見るみたいに目が離せなくて
悲愴の美なの?
ホラー的耽美?なんだこの蠱惑的な力
朧月みたいなアーティストだと思った
こんな幻想的なものにどっぷり入り込めたのがあまりにも久々で
あまりにも現実に近づき過ぎてきた35歳
芝居に入り込むことが難しくなってきたと思ってたけど
この感じは、てなった
たまらなかった
たまらなかった
たまらなかった
また出会いたい青葉市子✖️内橋和久



あ、今今

2018-05-03 10:30:17 | 仕事
毎日、トラブル(気持ちの行き違い)に関わっていますが
自分の子、じゃなくて人様の子で
一人の人で
かつ仕事上、全員が自分の担当の子、という環境は
強烈な責任感に悩まされたものの
やってよかったんだ、と感じた

保護者全体への説明でも話したのだけど
「私達はここにいる子どもみんなの味方なので、一人一人をそれぞれに守りたいと思ってるから、誰かの側にだけ立つことはない」
どの子にもその子を祝福する先があってほしいから
やりとりの摩擦があるのは仕方なくて
人格一人一人が独立した世界だから
交わって面白い時よろこびになるのはそら最高で
そう思って交わりに行ったけどうまく行かなければ悲しくて
でもよろこびを知ってるから
そこに向かって工夫を
次の対策を考えられるわけで
うまくいかなかった気持ちのくしゃくしゃは
すぐに立ち直れない時もあるから
その場から離れて気持ちが凪ぐのを待つ時間も必要になって

そういう大なり小なりの毎日見て関わってしてて
ハッキリとしんどかったし、ぐったりしてきたけど
これをやってきて、ほんまによかったと思えたわ
この仕事始めた時、学ぶこと、授かることばかりで、自分が子どもに何できるかなんて考えつかなくて
でもほんまにそうなんやけど…と悩んだけど
やっぱりそうみたい
日がなぐったりしたあれこれが、結果私を強くしていて、授かってた、やっぱり

仕事以外でもつかえる力になった
友達を助けることもできる力になりそう
未熟なのは子どもだけじゃない
大人だって未熟だと
それを知った上で、大人に対しても
子どもたちに望む、彼らを祝福する先を
考えられるようになった