朝が好き

その時その時で自分が最大限に自分を使えてたら私はそれ以上のことはない
燻り続けるのが嫌で
持ってるものたくさんあるのに使えない時間がしんどくて
だから恋のようなものが始まった自分は
前より顔色が良かったり
この何年もうまいこと使えなかった女性ホルモンが使えてる
心なしか例年の冬よりも元気な気がするし
それは恋だか吉田神社の厄除けだか私の周りの人が良いからか何か理由などわからんけど
今はちゃんと使えてる気がするから
こうなったらいいのにな、が叶わなくて悲しいのも
そう思えるものなかった頃とは全然違うわけで
よかったね、私
大丈夫よ、私
大事なのは
誰にどうされるか、じゃなくて
私が私を
なりたい私をやれてるか、だから
燻ってるよりその先で、違うものに出会えたら
またそこで新しいものや、譲れないものを見て
もっともっと私を知るのよ

干支セトラ

初めての矢野顕子ライブは
佐野元春のライブの印象とは違った
佐野元春のライブが端正な織物だとしたら
矢野顕子のは火薬だった
迫る音、声の爆発力
すごい勢いで翔け上がる声は
ちゃんとピアノがある地に着地する
1人なのにエネルギッシュ
花火のようにでかくうち上がったり
花弁のようにそっと置いていったり
その声よ！なんでそんなに潤ってんの？すごい伸び、うねり
化け物だ…！と言わざるを得ない

さて、覚えの悪い私はすぐ死にかけたくなる
あの時が一番シンプルでいられたから
小さなことにもざもざ心を引っ張られるのが大嫌いだから
だとしても、次は死んじゃうかもしれないよ
簡単に言うなと戒めて

私の渦巻く思考の水は
普通に暮らしてたらどこにもいかず腐り始める
仕事で使うのはもちろんとしても
やっぱり仕事以外でも使う必要がある
それぐらいたくさんある
注ぎ込むのは人物ではなくて
私が見たい私に
さあ、どうなりたい？
2人でする楽しさを知ったら
1人に戻るのが怖くても
1人でもやってこれたこと
それでも世界は美しかったこと
出会う時はいつも、まず1人から始まること
簡単に投げ出さず
冷や水かけながらでも
なりたい私になるために

ガタガタ言ってる

私の中がガタガタ言ってる
動きだそうとして使ってなかったところのメンテナンス不足がわかって
ガ行の音を立てる
寝てるところから起きたら眠りは壊れる
じゃあ始まりそうなときは色んなもの同時に割れて裂けて破れて
脱皮で新しい皮膚になるとき
中で守られてた新しい皮膚は空気にさらされた時刺すような刺激とか感じるんだろうな
始まりかけの私は今ハウルの動く城みたいです
この脱皮行為を抜けて新しいことが始まっても生きていけるんだろかとか思うけど
絶対大丈夫なのは知ってるし
まあいいじゃないかリズムが狂うことなんてない何年も過ごしてきたから
ほんまに変わりたいんやったら
壊れても
その先で作ればいい