早出朝
川横の細井道を選んで自転車で行っていたら
でかい鷺がいて
あの目の周り黒くて羽灰色のやつ
道のど真ん中にいて
その道もまあ自転車一代通るくらいですれ違うには狭いくらいなんだけど
「えっ」て思うくらい動かない
多分向こうも「えっ」て思ったな
くらいの感じでちょっと待ったら
ゆっくり、ゆっくり川の方へ寄っていった
2、3歩
お前捕獲されるぞレベルに近かった
撮ればよかったと後悔するくらい近かった
鷺はなんかおもろくて好き
夕方から楽しみにし過ぎた焚火
楽しみにし過ぎてたのにまだそれを越えてくるレベルで楽しくて「何これどういうこと?」と疑うくらい楽しい
大学生のテンションだった
私多分一番楽しかった若い頃は大学生なのな
長い長いごぼうみたいな木の根っこをロープ代わりに登ったり
その山肌からでた土は赤茶で冷たくてめっちゃ気持ち良さそうで
先客ガールが裸足だったから羨ましすぎて真似たら大正解
山の中裸足最高
やっぱり足裏は体感するのに至高のツール
多分あれでめっちゃ元気出た
多分何かしらの栄養を吸った
足洗う川の水はきれいで冷たくて痛くなって
砂利は細かくて
草は柔らかくて
お日さんで温もった岩であたためた
焚火は拠点で、これがないと夜の山になんか居れない大事なもので
見るといつまでも見てしまう
月明かりが白く照らして夜の森青天状態
はっきりは見えないけど一番楽しくなる明かり
焚火が大好きな人ばっかりで集まって
自分の好きなものの話して
終わりは切ないけど何故かスッキリしてて
いい夜だった…!