何色何番ぴろりろ

何色何番の村井ブログ。人生全て私の宝物にするために生きています。

怖いものの外殻が、やっと見えてきた気がしている

2022-09-10 21:39:00 | Weblog
結婚して幸せそうな人がいたらホッとする。
物心ついた時は両親不仲だったし、末っ子の私がある程度大きくなったら離婚したいと母から聞いていた。
殴り合いの喧嘩から夜家を出る母と一緒に行ったこともある。
今でこそ父のことも母のことも一人の人として理解しようとするからできるけど
こんな仲悪いのになんで結婚したんやと思ったし、相性占い系ではいつも父と母の相性確認してたわ。
時代的に母はやや革新的女性だったから、父方の家父長制感が馴染むわけなく、どうしようもなかったと思う。
離婚するより前に母が他界して離婚してないだけで、幸せな結婚だったとは考えてない。
結婚適齢期と言われる20代半ばからは無駄に「結婚したかった」けど、中身が全くない。
自発的な中身が。
良い結婚を知らんから当たり前かもしれん、それでも「したい」と思わせたのは世代的熱病と社会的風潮と女性蔑視だった。
すごい地獄。笑ける。
一つほんまにあったとしたら、結婚した先に子どもが欲しかった、ということだけ。
もう一つ挙げるとしたら友達や親を安心させたかった…これはまた詰めの甘い理由であって、後に「焦って大変な結婚をして私自身を損なった場合、友達や親に結局類が及ぶ」と中身のある内容に変わった。
学びが深まったゆえに。
アラフォーになってほんまに結婚を、なんかそういうところもあるらしい、くらいのとこに収まってきて、ここまで本当にめんどくさかったなあと振り省みることができるようなった。
そしてsnsを見てると、不幸な結婚がたくさんあって、その損なわれ方を知るほど、「結婚せんでよかった、私だったら死んでる」と思わずにおれん。
根っこはやっぱり女性蔑視で、人的搾取が全部弱い方に皺寄せ行ってるて思うんやけど。
だから結婚して子ども産んで蔑ろにされながら踏ん張ってる人を見かけると、ほんまその中をなんとか生きていてくれてありがとうやし、どうにかこの人達がほんまだめになる前にそこから抜けて生きて、自分を取り戻せる社会にしていきたいと思う。
自分の身にふりかかってないのに、ほんま今の「日本の結婚」が怖くて仕方ないわよ。
制度やし人が作ったもんやから変えられるはずやのにな。
チェンソーマンで結婚の悪魔とか出てもおかしないやろ…
自分が生きてる間にこの恐怖をしばき倒したい。
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