24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

甘くはない

2014年09月05日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi:ほほほ、甘くはなかった。雨が降ろうが槍が降ろうが(三国志の中の戦のように、空が暗くなるほど矢が降ってきてほしいものだ。何するって?決まっている。諸葛孔明のように、3日のうちに10万本の矢を用意する、などというのではない、よ。ははは)
9時前には出かける準備をして、ちゃんと待っているではないか!

仕方なしに、オヤジを乗せて出発。朝一番の、いつもの歯医者へ。途中、車の中で、忘れ物をしたと大騒ぎ。何か知らないが、補聴器センターに持っていくものを忘れたという。余りに大声で嘆いて騒いでいるので、歯医者に放り込んでから、一度帰宅して、それらしき古い小さな紙箱を2つを取りに戻って、事務所で待機。

タバコを一本呑むまでもなく、歯医者も患者がいなくて、あっという間に済んだから、すぐに電話が入って迎えに。車に乗り込んで、あれほど大騒ぎした箱を見ても、そ知らぬ顔。

で、駅裏の古いビルの1階テナントに入っている「補聴器センター」という店舗へ。痩せて細いメガネをかけた女性職員が一人。6個入りのボタン電池パックシート640円だったかを5枚買って、音量を調整してもらって、平成19年の補聴器では方が古い、と言われて、満足そうに笑いながら、「20万円出すと新しい補聴器があるそうです。しかし、この息子は買ってくれません。」などと大声で、事務員に話をしている。

「おお、上等じゃねえか!枝豆でも耳の穴につっこんでろい!」とばかりに、私は無視。95年前の耳に7年前の電子商品じゃ、新しすぎらあなあ、という思いは別にして、「年内にもう一度来るから、そのとき前向きに考えるよ。」といい置いて、またオヤジを連れて、帰路についた。20万円なら、何とかオヤジの年金(年に100万未満)を工夫出来るが、一時は、80万円とか120万円とかを吹聴して、「新しい補聴器があれば、何でもちゃんと聞こえる。」と大騒ぎしていたのだ。

聞こえることと、物事を理解できる脳みそとはまるで無縁だから、せめて脳みそがグラム当たり10円でも価値があれば、補聴器も値打ちが出るけれど、腐った脳みそでは「猫に小判」に過ぎないぞ。

で、家まで取りに戻った箱は、結局補聴器センターの職員のオネーチャンに捨ててもらうことになった。おやじ「これは?」おねーちゃん「いりません。」おやじ「さよか!」というわけだ。はははは

満足そうなオヤジを乗せて家に届け、一段落。午前中で、無事、「うろうろ介護」が終わって、私の任務は終了。今日は、思いのほか、早く済んでハッピーだ。


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2 コメント

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戦い済んで・・・ (kyon)
2014-09-05 14:15:44
凄いねぇ・・・
戦い済んで日が暮れて・・・っつう・・・
こういう時に三国志の諸葛孔明を引用するなんて、如何にも黄釈様らしい(笑)

>せめて脳みそがグラム当たり10円でも価値があれば、補聴器も値打ちが出るけれど・・・に、思わず笑ってしもた(^^ゞ

ストーリーや長い文章を理解出来なくなっている・・・感じは母にもあります。(^^ゞ
即ボケじゃないとは思うけどね・・・

時間との戦いかもです(^_^;)子孫は頑張らねば(笑)
はい、本日も本当にご苦労様でした( ^^) _旦~~
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まいど (店主:黄釈子)
2014-09-05 15:36:39
ありがとう。ははは

荷物を担ぐ人。運ばれる人。人それぞれ、運命なんでしょうね。私は、祖母を手伝いや用事を山ほどして、20年近い入院退院を繰り返した面倒を、母とともに見た。

そして、今度は両親です。自分の面倒は、なかなか、背中一つ洗ってもらったことはありませんから、鏡に映る自分を拝むしか、ないですね。ははは

まあ、そういう運命でしょう。

お、中日新聞の女性記者が、取材に来るとか。
なんだろう?
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