24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

専用ヤカン

2015年01月07日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi:私の専用薬缶を入手した。自室の石油ストーブに乗せて、お湯を飲むのに利用する。ペーパードリップなどで珈琲を立てるとき、お湯を落とすのに最高にいい形の細い口をしている。

細くて長いから、熱すぎるお湯が途中で適度に冷えそうなのも、非常に好ましい。とはいえ、まだ使ってはいないのだから分からないが、昔の珈琲専門店では、こういう小道具が常識だった。

便利な通販で送料を含めて2千円を切っている。自分用のお年玉だな。

そういえば、誰にも今年はお年玉を出していないではないか!

雪のちらつく日中が過ぎて、あっという間に、また1日が過ぎ去った。

今年は昭和90年だという。江戸の名残が残る東京で女中奉公をしながら勉強に励んで少女から青春時代を過ごした祖母は、年末から正月の迎え方が、全く今とは違っていた。

大晦日に風呂に入れば、着替えの下着まで真新しいものを用意してあった。仏壇や神棚、床の間から玄関先まで、その掃除と飾りつけには気合が入っていた。私は手伝ったから、よく知っている。しかし、その風俗習慣を両親が壊し、私はもっと破壊してきた。

時代のせいもある。しかし、それだけではない。

ただ、それも仕方がないことだと、最近分かってきた。どんな立派な家でも、続かないものは続かない。続けるには、それだけの能力が必要なのだ。人はそれぞれ、器に応じて、今を生きるしかないのだから。


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