24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

長い一日

2021年01月22日 | 日記

ちょっと地区の公民館まで大型の封筒をもらいに出かけたら、数冊ある郵便局の連合会の通帳の名義変更手続きに、1時間30分も時間を取られてしまった。公民館の目の前にある郵便局の通帳。

これまでは、少なくとも前年の連合会の会長の場合は、公民館の女性事務員が、新任会長の運転免許証のコピー持参で変更できた。今年から、それができない。当事者が、つまり私だが、郵便局に出かけて、裏表細かな字でビッシリ書き込まれた書類に署名し、チェックし、細かな数字を書き込み、最後には、連合会の目的まで記入する。それを5枚、全く同様に書き込むのだ。

何とも恐れ入る。が、いろいろ、時代が変わる意味がわかる。効果の程は、ある意味で無意味だが、金融庁が危惧する世界的なマネーロンダリングに、郵便局、そして、JAーBankの存在がある。JAでも、私は1週間前の村の通帳の名義書き換え時にすでに経験している。

そして、一番大事なことに気がついた。ここに書かないことにするが、実に面白い。

3時半過ぎに、友人の医者を別件でたづねて、戻ったのは午後5時。実に、私にとっては、長い1日だった。


NTTの凋落

2021年01月22日 | 日記

ついこの間、石原良純がタウンページの広告をしていた。年に一度、電話回線の数の分だけ、電話帳を届けてくれるおばちゃんがいた。それまでは、福井県全部の個人別電話帳と職業別電話帳の2冊が、いつの間にか職業別が黄色い表紙の「タウンページ」などと変わっていた。

どんなに便利かと期待したが、めちゃくちゃ面倒臭い電話帳で、あっという間に、私は「不要」の烙印を押して、配達された翌日には廃品回収に放り込んだ。事務所に3冊、家に1冊または2冊「タウンページ」が届いて、邪魔で仕方がなかった。

会社名ですぐに番号を調べることができない。先に、その企業の職業分類を知る必要があるのだ。無知な都会の住人が初めての企業を探すときはそれでイイかもしれないが、大半の地方都市に住む利口な我々は、企業名を知っていて、知りたいのは電話番号なのだ。その企業が、どんな職業別に分類されているか、なんてのは、早い話がどーでもイイ。1秒も早く、知りたいのは、電話番号。

石原良純を使って、CMまで流していたタウンページは、評判が悪かったに違いない。よければ、CMなど流す必要がない。出世街道を上り詰めて、トップに躍り出た当時の社長の肝煎で世の中に出てきた「企画」に違いないと推測する。名前など知らないけれど、社長の汚名を注ぐべく、CMなども流したのだろうが、CMで役に立たないものが役立つようになるわけがない。

その後、10年ほどもかけて、世の中は光回線だ、と巨大な資本投下をして、日本の隅々にまで超高速、大容量の光回線ネットワークが誕生し、今では、銅の回線で、毎月2、3千円も使用量を払えば十分な無知な農家や老人世帯までもだまくらかして、映画だ、動画だ、インターネットだ、などと光契約を結ばせて、何とか投下資本の回収に躍起だが、所詮は軽トラックですむ荷物運びをレクサスのSUVでやっているようなもので、そうこうするうちに、世の中は5G時代に突入してしまっている。

もはや、地上の光回線は、無用の長物になりつつあり、携帯電話の空中企業に、ここからここまでは、地上の光回線をご利用になっては、いかがでしょうか? と空(あき)回線貸付業に専念している。同じ「空」でも、肩や、空を飛び交う電波企業で、地上には中継基地。方や、地上の電柱から電柱を結ぶ、中身が空洞の光回線。

元電電公社の巨大企業NTTは、長い下り坂の中で、必死に生き残りを模索している。JAと似たようなものじゃない?


組織の晩年

2021年01月22日 | 気象

2021年1月22日(金曜日):[   3c/8c/100%  66.5k95f  ]{ gut0345 } 雨

どうやら今日は朝から雨のようだ。暗い外は不明だが、我が屋根裏部屋の屋根から盛んに雨滴が垂れる音がする。屋根に残っている雪が、4時前に起き出して、石油ストーブをつけている部屋の熱で溶けているだけかもしれないが、昨日の夜明け前のマイナス4度とは、随分暖かさが違う。

ありがたい。週末から来週にかけて最低気温は零下にならず、最高気温は10度近くまで上がる週間予報。雪はどんどん溶けるに違いない。雪はもう飽きた。もっとも、東京にすむ孫は、雪の映像を見せると「イイなあ」と心から羨ましそうに言う。雪が夢のように楽しい世界だと思える子供の心が、老人は羨ましい。そんな昔もあったかもしれない。

寝起きにいろいろ考えていたら、再編を繰り返しながら生き延びようとする巨大組織のJAが、金融危機晩年の最後の破綻銀行となった石川銀行に重なって見えた。「ノーサイ」と言う共済制度を運営し、保険制度がある。村の神社や町内会館の火災保険に入っている。これまでの町内会長は誰も見直しをしていないので、10円でも無駄な掛け金を払いたくない私が電話した時、ついでに「大雪による建物被害」に関して聞くと、即座に女性職員が「雪の被害には(金が)出ないことになっております。」などと答える。

「民間の保険会社の火災保険で、大雪の際に壊れた雨樋の補修に金が出たけどね。」と言ってやると、しどろもどろになる。「多くの皆様に支えていただいて、JAがあるわけでございまして」などとトップが挨拶するようになったら、その通りなのだが、もはや、その組織は死んでいる。まさに、多くの皆様が、彼らの給料を払って組織を支えているだけで、組織は多くの皆様の役には立っていない。もちろん、半分ほどの農家の米を含めた農産物の生産と流通を支えているが、全国津々浦々の全員ではない。補助金の支払いという飴でくっつく農業行政は大きな変革時期が進行中だ。

まあ、一番の元凶は農林中央金庫の資金運用大失敗だけどね。預金募集をしている金融機関は危ない。

さあ、雨の中だろうが何だろうが、今朝も1時間余りの散歩に出かけるぞ!