写真では、とてもそんな風に見えないけれど、岩場の海岸は轟音をたてて波が打ち寄せ、細かな吹雪が横殴りに吹き付ける。車を止めて、写真を撮るのに、車から出るだけでも大変なのだが、道路の反対側の材木会社で、作業員2、3人は平気でトラックの荷台に荷物を積んでいた。
山越えで、越前海岸河野村の水仙の里温泉「波の華」に私一人で出かけた。ワイフは行かないという。海に出てしまうと、雪はほとんど見かけない。道路はスイスイ。波の華もお客はほとんどいなくて、ガラガラ。しかも、設備の一部が故障で、温泉に温度を下げるために水を入れているから申し訳ないと、300円の入浴料を200円にしてくれる。山越えの雪道を遥々やってきて、ラーメンを食べた後に風呂場に行くと、私一人の贅沢さ。つくづく、やってきてよかったぞ!
外があまりにも荒れているので、帰り道は、少し遠回りになるが、全く雪のない越前海岸を北上して、雪の少ない佐野温泉前の街道を走って帰宅。県道路面に雪の轍があるのは、我が集落エリアだけのようだ。