24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

高希(たかのぞみ)

2014年03月27日 | ニュース
送信from Y.Yoshizmi

「(腐った)土地を路線価で売却する(したい)」などというのは、「100mを10秒切って走ったら、成約できまっせ」と言う程に、つまり、北陸の地方では「高望み」だ。無論、新幹線用地買収などと、親方日の丸が関与すれば、(腐った)土地ではないから、可能性が出てくる。

「路線価下げ止まり」「下げ幅縮小」などというメディアのニュースを都合よく解釈しているようでは、現金の姿を見ることは決してない。「何でも鑑定団」の偽物のお宝のようなものだ。「信じるだけの世界」に生きる方が罪はないが、Xの値が大きくなればなるほど、Yの値が限りなくゼロに近づくY=1/Xという方程式のグラフを知っているだろうか?

あの世界だ。坪100万円した土地が、30万円になり10万円になると、これ以上下げようがないから、下げ幅が小さくなってくる。下げ止まりか?というのは、そのことを言うのだと理解したほうがいい。

昼寝を邪魔する業者が現れて、別の現場の土地堺を確認し、また、新しい物件を下見に出かけた。わたしゃ池波正太郎の「真田騒動」恩田木工 を読んでいる最中なのだ。危機に瀕した藩の財政立て直しの話。立て直せるか、我が身の財政は? 危機などとっくに過ぎ去って、地獄の釜の中、というのが実態だから、もう、いいやってね。

風がある

2014年03月27日 | ニュース
送信from Y.Yoshizmi

お昼になって晴れてきた。晴れて暖かくなってきた。なってきたのはいいのだが、時折強い風が吹く。時折、早い雲が流れて日差しを遮るから、どこか「晴れ」には不穏な雰囲気がある。

きっと来客は少ない、という予感を勝手に信じて、大型駐車場オーナーの同級生の所にでかけることにした。管理している駐車場の料金を200円ほど上げたいなどと、事務員を通じて、共同名で管理している不動産会社(実質実務上の管理は、その会社であって、私は何もしていないから、こんな時出番が回ってくる)の若い社長から「手続きが面倒で逆に地主の実入りが減る。」と伝えてきたので、今回の3%の上昇を貸主負担とし、次回の消費税増税10%のときに、値上げしよう、と提案して、了承を取ってきた。

用事は5分で終了し、あとは1時間ほどおしゃべりだ。3%の増税は、役人的発想の「暫定的」な中間処理でショックを和らげよう、というものだが、手間暇だけを全く無視された国民負担だ。

催花雨

2014年03月27日 | 日記
[ 10c,16c,20% 97p67k ]

カラフルな積み木を高く積み上げて遊んでいる幼子の真剣なまなざし、その一瞬をとらえた写真が、実にいい。倒れて砕ける悔しさを知っているから、必死に集中しているのだ。2歳半で、この集中力のある顔、目つきができるのだ。学ばなきゃ!

午前5時起床(少し前だが)。台所で顔を洗い、油で「かきもち」を2枚揚げながら、ポットのお湯を沸かして珈琲をたてる。なあに、ブルックスの、一袋25円のスペシャルブレンドだ。封を切れば、かすかに珈琲豆の香りがする。これを350ccほどもお湯を落とすから、カップ2、3杯分に薄めた珈琲もどきお湯を飲む事になる。熱い間に小さなポットに入れておいて、少しづつカップに注いで、熱いのを飲むのだ。

なあに、98%お湯の珈琲でも、別に不満は無い!我が人生にふさわしいし、財布にも胃袋にも優しいではないか。何も無ければ、湯のみ茶碗一杯の白湯でもごちそうだ。食べ物が氾濫し、天井知らずの豪華や贅沢映像が巷にあふれかえっていると、誰もが自分にも贅沢する権利があると思うようになる。

不幸の始まりだな。そんな権利など、どこにもない。自分の持っている権利は、全部、自分の持っている「軽い財布」に入っている。小さな、それだけだ。むしろ、背中に背負っている「義務」の方が、はるかに大きくて重い。人生は甘くない。

昨夕から福井は暖かい雨になって、今朝も空は一面黒い雲に覆われ、雨模様だ。桜の花に、咲くように促す「催花雨」というらしい。暖かい雨だが、一度では咲かずに、二度降ると、花が開くという。今度の日曜日あたり、二度目の雨になって、来月は福井も桜が開く。