予算の制約がある中、いろいろとわがまま?を言いながら、インテリアコーディネーターの遠原さんを困らせている毎日で申し訳なく思います。そんな中、いやな顔ひとつせずお付き合いいただいている遠原さんにはひたすら感謝です。でも、そろそろ最終的な仕様決めもリミットぎりぎりになってきています。デンマークへの資材発注はもちろんですが、様々な詳細図面作成準備にもとりかかる必要があるためです。
そんな中、ずっと決まらないでいたキッチンと洗面所について、どこのものを使用するか決断しました。やはりコスト面を考えての最終選択となりましたが、IKEAのものをベースに決めました。ほんとうはデンマークのソネボーキッチンにできればよかったのですが、ちょっと高い・・金額的に許すなら、他の部分でいろいろ欲しいものもあり、ここは予算優先でIKEAベースに決定です。
これから各種パーツを決めていきますが、消耗品である付属の電化製品(IHヒーター等)は、それこそ価格重視で基本性能がしっかりしていればいいだろうということにしようと思います。反面、キッチンのカウンタートップにはちょっとこだわろうか・・と。普通は人造大理石が定番ですが、遠原さんからクオーツ人造石という水晶が入ったものがすごく高級感がありますよと教えてもらいました。見ると確かにまるで雰囲気が違います!なので、他のものの予算を削ってでも、こういうところにお金をつぎ込もうと言うことにしました。もちろん、コスト面でまったく合わなければ断念するかもしれませんが。
そのほか、今回方向性を決めたのはリビングの仕上げについて。
テレビボードを配置する面についてはクロス仕上げではなく、フレンチブリックを貼る事に決めました。白いレンガ風の石膏系の建材です。この雰囲気にあこがれて、なんとか実現したかったので、私はもうルンルン気分です(笑)重厚な雰囲気に仕上がってくれることと思います。そして、その質感を生かすべく、照明はウォールウォッシャータイプのダウンライトをはじめ、LEDのダウンライトを組み合わせることとしました。ブラケットにしようか迷いましたが、それほど広い空間ではないため、なるべくシンプルにし、壁面を生かすほうがよいと判断したものです。そして、ダイニングとキッチンにはルイスポールセンのペンダントライトを組み合わせて使用します。
それにしても、いろいろ考えていくことは楽しいですが、やはり大変です。
ある意味、出来合いで用意されたもので「こうなります」となっているものの方が楽ですね。今回の打ち合わせで結局決めきれず、またもや宿題になった部分は1Fのトイレ内の仕上げ。単に無機質な空間にはしたくないと思っているのですが、狭い空間なので、ごちゃごちゃした色使いや装飾をするのは合わないはず。そのあたりを考え、シンプルなクロスやタイルなど考えていくことにしています。