遠野ごたく帳

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第58回北上・みちのく芸能まつり

2019-08-04 16:51:00 | 行事

8月に入ると東北は夏まつり一色。

東北の夏まつりで有名と言えば、青森のねぶた、秋田の竿灯や

盛岡さんさ、仙台七夕、山形の花笠踊り、福島のわらじまつりでしょうか。

でもそれ以外でも大小のまつりが各地で行われていますが、

今年で58回を数える北上・芸能まつりもその中の一つ。

今年で42回という盛岡さんさよりも長いのです。

北上は遠野の隣市ではありますが、このみちのく芸能まつり、

実は今まで見に行ったことがありませんでした。

今年はひょんなことからまつり2日目の昼{3日(土)}を見に行って来ました。

まずは岩崎城址で行われた鬼剣舞合同大供養へ。

岩崎城址に鬼剣舞の団体が全国から集まり、和賀忠親弔魂碑と剣舞供養塔に

舞を奉納し供養するとの事です。


和賀忠親弔魂碑前で鬼剣舞の始祖である岩崎鬼剣舞による「一人加護」。

続いて剣舞供養塔前。

剣舞供養塔への奉納は毎年踊る団体が違うようです。

一番庭という演目、今年は函館鬼剣舞でした。

これが最後のポーズですが、完全に疲れ切った様子にしか見えません。

ほぼ猛暑日なので仕方ないですね。


続いて黒沢尻鬼剣舞。刀剣舞の奉納。

この刀剣舞で岩崎城址での鬼剣舞合同大供養は終了です。

北上の街中に戻り、昼食後、詩歌の森公園に移動。

ちょうど江刺の石関獅子躍が始まるところでした。

案山子という演目。

鹿が案山子を人間だと勘違いするという内容。

それにしても芝の緑が良い感じですねー。

でも気温が気温なので芝の水分が蒸発してかなり蒸し暑い。

踊っている人はかなりしんどいと思います。

釜石市栗林の砂子畑鹿踊は遠野でおなじみの幕踊系。

幕踊系でも遠野のしし踊りとは大分違う雰囲気。

踊りは雌鹿をめぐる二匹の雄鹿の争いという内容。

北上の口内鹿踊

口内鬼剣舞

狐剣舞

口内地区の鹿踊と鬼剣舞のコラボ。

コラボと言っても交互に踊っているので、コラボとはちょっと違うかな?

でもあまり見る機会はないのかもしれませんね。

詩歌の森公園での芸能公演終了。暑い中お疲れ様でした。

夜の部も少しは見ようかなと思っていましたが、もう暑くて…ここで撤収です。

最終日の花火は約10,000発だとか。いつかは…と思っております。