この島で行きたいと思っていたカトリック教会を目指しました。小中学校を越えて、少し先で、道が2つに別れていました。どちらに行こうかと迷っていたところ、丁度、車がこちらに向かってきました。手を挙げると止まってくれました。そこで質問したところ、では、教会まで行くなら送るといわれ、車に乗せてもらいました。島では、こういうことはいつも経験することです。こういう気持ちは、なかなか都会では味わえないことです。この親子は、一緒の定期船で戻られた親子でした。若いきれいなお母さんで記憶していました。教会まで送っていただき感謝です。後で聞くと皆さんは、歩いてきたようです。これで時間も稼げました。この教会は、フランス人のブルトン神父が、長崎県平戸の紐差の聖堂を解体して馬渡島へ船で運び、島の信者が再建した木造建築で、柱の少ない梁天井が特徴で、祭壇など当時のものが残っているとのことでした。思っていたより立派な教会でした。集落は島の東半分に片寄っており、港を中心とした南部に主として漁業に従事する仏教徒の人達が住み、北部の丘陵地に主として畑作に精を出すキリシタンの集落が散在しているとのことでした。
(カトリック教会)
敷地内の墓地の形も変わっています。
(敷地内の墓地)
(2009.04写真撮影)
(カトリック教会)
敷地内の墓地の形も変わっています。
(敷地内の墓地)
(2009.04写真撮影)