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昭JIJI(アキラジジ)の島旅賛歌*参加

日本全国に有人島が434島ほどある。全島制覇すべく島旅を継続中。

姫島盆踊り 姫島伝説浪漫

2006-09-07 03:47:07 | 58九州東部・大分県
盆踊りの翌日、台風の接近が報じられ、急遽、一日早く帰ることになり、姫島島内の「姫島の七不思議」を観光しました。

 姫島は、古事記によると伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)の神が「国生み」にさいし、大島をうみ、次に、女島を生むとあります。この女島が姫島で、またの名を「天一根(あまのひとつね)」といいます。
古歌にも「姫島のあたりにならぶ島もなし、うへもいひけり天の一つ根」とうたわれています。

 また、日本書紀によると、垂仁天皇の御代、意富加羅国(おほからのくに)(今の韓国南部)の王子、都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)が白い石から生まれたお姫様と結婚しようとしたが、お姫様はそれを逃れ、海を渡って姫島に上陸し、比売語曽の神となったとあり、姫島の名の由来はここから始まります。
 出典:姫島村役場 産業課発行のパンフレット「大分県姫島 ひめしま」から

姫島の七不思議
 伝説の島といわれる姫島には、お姫様にまつわるものなど数多くの言い伝えがあり、姫島
 七不思議として語り継がれています。

 1.千人堂
   観音崎に馬頭観世音を祀った小さなお堂がある。大晦日の夜、債鬼に追われた善人を
   千人かくまうことができるという謂れからこの名があります。


(千人堂)

 2.拍子水
   お姫様がおはぐろをつけた後、口をゆすごうとしたが水がなく、手拍子打って祈った
   ところ水が湧出したので拍子水といいます。


(拍子水)

 3.逆柳(さかさやなぎ)
   お姫様が使った柳の楊枝を土中に逆さまに挿したところ、芽を出したという謂れから
   逆柳といわれている。


(逆柳)

 4.浮田
   大昔、池に大蛇が棲んでいた。誤って、この大蛇を埋めてしまったため大蛇の怒りで
   田が揺れるといわれている。


(浮田)

 5.浮洲
   沖合の小さな洲に漁業の神様、高部様を祀っており、高部様と鳥居は高潮や大しけの
   時でも海水につかることがないというのでこの名があります。


(浮洲)

以下の2箇所は、観光することが出来ませんでした。

 6.かねつけ石
   別名を「おはぐろ石」とも言い、お姫様がおはぐろをつける時、石の上に猪口と筆を
   おいたところ、その跡ができたといわれています。

 7.阿弥陀牡蠣
   灯台の下の海蝕洞窟内の海面から上2m位の所に「牡蠣」が群棲し海水につかること
   がなく、食べると腹痛を起こすという。その牡蠣が阿弥陀三尊の形ににているのでこ
   の名があります。

姫島の盆踊り写真集(6)

2006-09-06 03:28:49 | 58九州東部・大分県
姫島の盆踊りの続きを投稿します。

21.子供銭太鼓(松原地区)
  松原地区の青年男女によって踊られるもので、男女各々1名が一組となって踊る。
  男子は銭太鼓といわれるフグの皮を張った片面の太鼓をもち、女子の間を縫うよう
  に腰を落とし踊る。男子の重厚荒な踊りと女子の優雅な踊りとが対照的な踊りであ
  る。なお、今回は、子供達だけの踊りであった。





22.松原Q(松原地区)




23.野崎小唄(松原地区)




24.松原音頭(松原地区)



姫島の盆踊り写真集(5)

2006-09-05 03:34:48 | 58九州東部・大分県
姫島の盆踊りの続きを投稿します。

16.たぬき踊り(大海地区)
  大海地区の子供達によって踊られるもので、姫島を代表するキツネがあるのなら、
  タヌキがあっても良いのでは、ということから考案されたもので、ひょうきんな化粧・
  衣装と、何ともいえないユーモラスな踊りとが融合して、発表されるや好評を博し、
  地区を代表する踊りとして定着、踊り継がれています。





17.九つ拍子(大海地区)




18.南浜おどり(南浦地区)




19.パン焼き踊り(中学生)




20.権兵衛種まき(中学生)





姫島の盆踊り写真集(4)

2006-09-04 04:33:29 | 58九州東部・大分県
姫島の盆踊りの続きを投稿します。

12.竹踊り(稲積地区)




13.猿丸太夫(西浦地区)
  西浦地区の女性によって踊られるもので、姫島在来の踊りではなく、何時の時代か
  村外より移入されたものといわれており、力強い踊りが多い中、優雅な踊りでとなっ
  ている。





14.田植え踊り(大海地区)





15.若様道中(稲積地区)


姫島の盆踊り写真集(2)

2006-09-02 04:09:11 | 58九州東部・大分県
姫島の盆踊りの続きを投稿します。

4.沖縄の花(老人クラブ)


5.沖縄踊り(西浦地区)



6.三番叟(北浦地区)


7.アヤ踊り(北浦地区)
  北浦地区の青年男女によって踊られるもので、男女各々1名が一組となって踊る。
  男子はアヤ棒といわれる青竹をもち、女子の間を縫うように激しく踊る。男子の荒々
  しい踊りとな女子の優雅な踊りとが対照的な踊りである。



姫島の盆踊り写真集(1)

2006-09-01 04:35:46 | 58九州東部・大分県
先月、出掛けた姫島(大分県)の盆踊りの様子を投稿します。

姫島の盆踊りは、鎌倉時代の念仏踊りから発展したものといわれていて、毎年8月15日から17日までの3日間行われています。「キツネ踊り」「アヤ踊り」「猿丸太夫」「たぬき踊り」などの伝統踊りと新しい創作踊りも次々と出てきて、ユーモラスなしぐさや趣向を凝らした衣装などで見る人を楽しませてくれました。


(海上からの姫島(大分県)の風景)

盆踊りは、24題目もあり、その記録として、今日から写真中心に投稿します。

1.キツネ踊り(北浦地区)
  以前は大人の踊りでしたが、昭和20年代に大人から子どもの踊りとなり、北浦地
  区の子供たちによって踊られるようになり、可愛らしいキツネの化粧とユーモラスな
  しぐさが受けて盆踊りを代表する踊りのひとつになりました。





2.お夏狂乱(北浦地区)



3.鯛つり(西浦地区)


台風のため一日早く帰ってきました

2006-08-18 04:51:11 | 58九州東部・大分県
昨日は、携帯から投稿しましたが、写真が横向きになっていました。とりあえず、写真のみ修正しました。写真は、縦位置で撮らないとならないことが分かりました。ひとつ進歩です。

昨日の朝食時、添乗員さんから、台風の進路予想から見て、「一日早く帰る」提案がありました。今回の目的は、姫島の盆踊りを見ることで、その目的を達成しており、特に、誰からの反対もなく、実行することになりました。結果、今朝の台風の状況を見ても、正解であったと思います。添乗員さん、ありがとう。

姫島の盆踊りについては、ビデオ編集完了後に報告しますが、伝統踊りの素晴らしさと創作踊りの楽しさを見ることができ、大満足でした。特に、子供たちの踊り?、歩く姿だけでも可愛いかったです。


(左:お夏狂乱 右:きつね踊り)


(お夏狂乱)

今日から大分県姫島の盆踊りを見に行きます。

2006-08-16 03:55:10 | 58九州東部・大分県
今日から瀬戸内海の西端、大分県国東半島の北約6kmにある島 姫島の盆踊りに出掛けてきます。
姫島の盆踊りは、鎌倉時代の念仏踊りから発展したもので、毎年8月14日~17日に催されます。
伝統踊りと創作踊りがあり、特に、子供たちの「きつね踊り」が有名であり、他にも「アヤ踊り」「銭太鼓踊り」「猿丸太夫踊り」などがあります。いずれも村指定の無形文化財になっています。




(きつね踊り 共に、島旅仲間からの提供)

楽しんできたいと思いますが、台風の進路が少し心配です。