福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

ささやかなご褒美 ヴォイス2001

2014-06-02 23:28:08 | コーラス、オーケストラ
ヴォイス2001。
http://music.geocities.jp/voice2001_kanagawa/

祝! 昨日出場した湘南合唱祭に於いて、第3部の講師賞を受賞!。
ともに受賞したのが断トツで実力トップのTrinityさん(茅ヶ崎の精鋭女声アカペラ)だっただけに、嬉しさもひとしおだ。



ヴォイス2001は、2000年に発足し2001年に初コンサートを行った厚木市の女声合唱団。
しかし、そのルーツを辿ると1992年創設の「天の弦を唄う会」となるので、かれこれ22年も活動を続けているということになる。
いまや、わたしのもっとも古くから指導するコーラスとなった。

ヴォイス2001と改組して活動を始めた頃は、室内オーケストラとの共演をモットーとしてきたが、なかなか財政的につづかず、それでも、「ピアノだけとのコンサートはしない」という意地から、弦楽四重奏団やポジティヴオルガンとの共演は継続している。



ステージに乗ったメンバーは僅か12名(Sop 4 ,M.Sop 5 ,Alt 3)。
活動を続けるにはギリギリという人数の少なさもあって、団員各位のモチベーションの保ち難い時期もあったが、今回の受賞は、それでも諦めず、コツコツと練習を積み、飛びきり秀でたメンバーの居ない分をチームワークで補ってきたことへのご褒美となった。
団員の皆さんにとっても、わたしにとっても大きい。
このやり方で良かったのだという感慨と共に、今後への活動への大きな励みとなるだろう。

世の中、見てくれている人はいるのだな。

もちろん、湘南合唱祭という催しはコンクールではない。
講師賞を狙ってわざわざ出場するものでもなかろう。

ヴォイス2001は、賞のことなど全く意識もせず、無心で瑞慶覧尚子先生に献身し、その世界を再現に挑んだ。
その結果が受賞ということだから、寧ろ、その清々しさがヴォイス2001には相応しい。

審査員の先生方、聴衆の皆さんには深く御礼申し上げます。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする