福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

ラヴェルの愛弟子ロザンタールによる「トスカ」仏VEGA盤

2023-03-24 13:33:16 | レコード、オーディオ


ラヴェルの愛弟子にして、フランス音楽のスペシャリストであったロザンタールが、「トスカ」の録音を残したことを、かつては不思議に思っていたが、その疑問が氷解したのは、ロザンタールの著作「ラヴェル - その素顔と音楽論」(マルセル・マルナ編、伊藤制子訳、春秋社)から次のエピソードを読んだときである。

ロザンタールがラヴェルに、マスネとプッチーニを非難したとき、ラヴェルが「トスカ」全曲を弾いたという。そして、ピアノで弾く手を止めては「すばらしい、よくできている!」と語っていたのだ。
後に、ロザンタール自身、その音楽そのものの力強さとオーケストレーションの完璧を賞賛している。

彼には「トスカ」を振る強い動機があったのだ。



プッチーニ:トスカ(全曲・仏語歌唱)
M.ロザンタール指揮パリ国立歌劇場管&合唱団. 
トスカ: J.ロード(Sop. )
カヴァラドッシ: A.ラーンス(Ten. )
スカルピア: G.バキエ(Br.)etc.
仏VEGA VAL.118
ST20.003/ 005 STEREO 3枚組


仏VEGAに入れた「トスカ」、2枚組のモノーラル・プレスは架蔵していたが、ステレオ・プレスのあることを知ったのは最近のこと。
探しに探してようやく見つけたのが、このファースト・プレスである。豪華な赤い布張りボックスはモノーラル盤と共通だが、ロザンタールの名の下にステレオのロゴマークがある。






まず、針を降ろしての驚愕は、生半可な最新録音には太刀打ちできない素晴らしいオーディオファイルであるということ。仏Adesから出されたロザンタール指揮によるラヴェルやドビュッシーの復刻盤も優れた音質に違いないが、生々しさはまるで別物だ。





ロザンタールの指揮は、常に明晰で、見通しがよく、彼が愛したプッチーニのオーケストレーションの美を余すことなく伝える。オーケストラは生き物のように語り、歌手たちも情感豊かに歌い、演ずる。聴き慣れないフランス語であることも、いつしか忘れてしまう。

この春の仕事のため、ドビュッシーの「夜想曲」を聴きまくり、わたしの中でのロザンタールの再評価から、この盤の存在を知り、出会いに繋がった。ネットサーフィンならぬロザンタール・サーフィンとでも言えようか?







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激情のフーガ! 疾走する歓喜! ライヴ動画第4弾 モーツァルト:「ジュピター」交響曲フィナーレ 

2021-05-14 00:43:46 | レコード、オーディオ


Mozart: Symphony No.41 K.551 "Jupiter" - Finale (Molto allegro) AKIYASU FUKUSHIMA Tokyo Fortuna CO

「珠玉のモーツァルト&ベートーヴェン」ライヴ動画第4弾
プログラム前半の「ジュピター」交響曲より、まずはフィナーレをお届けします。
「激情のフーガ! 疾走する歓喜!」
これほど、怒濤のフィナーレも稀でしょう。
どんな無茶を要求しても食らい付いてくる東京フォルトゥーナ室内管に拍手!
自らの指揮については、音楽的にも技術的にも、直したい場面も多いのですが、この一期一会の煌めきの尊さは、幾多のキズを抱えつつも格別なものと信じております。
(この演奏を反省材料に、もう一度演奏できれば、もっと立派な演奏ができるでしょう)。
とまれ、ライヴならではの燃え立つ魂を感じてください。
画面が邪魔な方には、音だけを聴くのもお奨めです。
前作につづき、スコアが見え、音楽とともに呼吸をする編集を心掛けました。対位法をどう画面で表現するかに腐心しましたが、固定カメラのアングルが限られているため、限界はあります。
なお、提示部の1度目と繰り返しでは、構図や動きがシンメトリーになるよう遊んでいます。
まあ、そんなことは気にせずお楽しみいただければ幸いです。
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海道東征 ~ 決定盤的な存在 ・・山崎浩太郎さん

2020-11-30 11:49:21 | レコード、オーディオ
山崎 浩太郎さんが、わたしたちの「海道東征」について、Facebook上に嬉しいコメントをくださいました。
このように感じて頂けたことは、本当にありがたいことです。

以下、転載致します。

🎵信時潔:交聲曲 「海道東征」 [作詞:北原白秋]
シューベルト:交響曲 第7番 ロ短調 D759 「未完成」
福島章恭(指揮)大阪フィル、大阪フィルハーモニー合唱団ほか
2019年11月8日 大阪・ザ・シンフォニーホールでのライヴ

 ご恵贈にあずかったのに、怱忙にかまけて紹介できずにいたディスクを、今になってようやく。
 信時潔のカンタータ《海道東征》は、近年大阪を中心に演奏機会が増え、ディスクも増えていますが、優れた合唱指揮者であり、FBでも友人になっていただいている福島章恭さんが指揮したこの1枚は、そのなかでも決定盤的な存在となるもの。
 とくに素晴らしいのは、合唱の純度の高いハーモニーの美しさ。北原白秋の歌詞は古語を多用した難しいもので、下手をすると響きがダンゴになってしまい、変化に乏しいものになる危険があるのですが、ここでは独唱も含めて明確に聞きとることができ、それによって曲全体の流れが明快になり、劇的な展開がわかりやすくなっています。
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急告! 海道東征ライヴCD 9月23日発売開始(期間限定・特価直販あり)!

2020-09-23 11:44:10 | レコード、オーディオ

♪本日、目出度く発売日を迎えましたので、以下再掲致します。

昨年11月8日、大阪ザ・シンフォニーホールで開催された「海道東征コンサート」のライヴCDがいよいよ今月23日に発売となります。

福島章恭&大フィル合唱団のコンビでは、バッハ「ロ短調ミサ」(2018年ライプツィヒ聖トーマス教会・ライヴ)に次ぐ2組目の公式CDとなりますが、今回はオクタヴィアレコードさんからのリリース、つまり、初のメジャー・レーベルによるリリースとなるのが目出度いところです。

本来なら、舞台にかける度に彫琢し、磨き上げてゆくのが演奏芸術であると思われますが、わたしに与えられたチャンスはただの1度。
ライヴ故の疵を抱えつつも、盤石のソリスト陣、大フィル合唱団の友情に支えられ、大きな感動の渦の巻き起こった名演と自負するところです。
オクタヴィアレコード一流の優秀録音が、あの日の感動をビシビシ伝えてくれているのも嬉しい限り。

また、シューベルト「未完成」は、たとえば愛知祝祭管とのブルックナーのような超スローテンポとはなりませんでしたが、遅いテンポばかりが音楽でないことを身をもって体験したとも言えるわけで、納得のゆく出来映えとなっております。こちらもお楽しみください。

オクタヴィアレコードのウェブサイト、全国のレコード店からご購入頂けますが、わたしの手元にも在庫はございますので、ご一報頂ければ特別価格(期間限定)にて直販致します。

1枚当たり、通常価格3,300円のところ、2,850円(税込み)にて。
振込手数料をご負担頂く代わりに、送料は当分の間、当方にて負担させて頂きます(クリックポスト、または定形外郵便)。

また、サインご希望の方には、ディスク上、またはブックレットにサインを添えさせて頂きます。

天下の悪筆ながら、感謝を込めつつ丁寧に書かせて頂きます(開封御免)。

ご購入希望の方は、当ブログのコメント欄(もちろん公開しません)、または下記アドレスまで、ご住所、お名前、申込枚数、ご連絡用メールアドレス(またはFAX番号)、サイン希望の有無を添えてメッセージをお送りください。
折り返し、振り込み先(三菱UFJ銀行)をお知らせ致します(ゆうちょ銀行をご希望の方にも対応は可能です)。
商品の発送は、9月23日以後となります(数日早まる可能性もあり)。入金のご確認のとれた方より順に発送致します。
いまは、合唱指揮の仕事が暇なので、迅速な作業ができると思われます(笑)。

CD申し込み用アドレス:akiyasu.concerts@gmail.com
(リンクが貼れないためご面倒ながらコピペしてご利用ください)

では、どうぞ、宜しくお願い致します。

以下、オクタヴィアレコードの公式ページより

交聲曲「海道東征」& シューベルト:交響曲 第7番 ロ短調 D759 「未完成」

福島章恭(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団
幸田浩子(ソプラノ)
清野友香莉(ソプラノ)
石井藍(アルト)
小原啓楼 (テノール)
原田圭(バリトン)
大阪フィルハーモニー合唱団
大阪すみよし少年少女合唱団


信時 潔:交聲曲 「海道東征」 [作詞:北原白秋]
 第一章 高千穂 第二章 大和思慕 第三章 御船出 第四章 御船謡
 第五章 速吸と菟狭 第六章 海道回顧 第七章 白肩の津上陸 第八章 天業恢弘


 
「海道東征」は、昭和15 年(1940年)皇紀二千六百年の奉祝曲として書かれた、わが国を代表するカンタータ(交聲曲)です。
格調高き北原白秋の作詩に、信時潔は端正な和声をふんだんに織り込み、まさに日本的様式美を誇る曲に仕上げ、昭和の時代を代表する大曲となっています。
この新盤は、合唱指揮界の雄、福島章恭が満を持して挑んだライヴで、独唱陣、合唱、オーケストラが一体となり、熱気がアルバム全体に充満しています。近年再評価著しいこの楽曲に、新たな魅力あふれる1枚が加わりました。

2019年11月8日 大阪・ザ・シンフォニーホール にてライヴ収録

 

 
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祝! 「新版クラシックCDの名盤」増刷 ~ 旧版の思い出も交えて(第1回)

2020-04-16 18:44:36 | レコード、オーディオ

ご報告が遅くなったが、今月1日付にて、文春新書「新版クラシックCDの名盤」が増刷された。第6刷である。初版の刊行が2008年7月20日。出版不況と音楽ファンのCD離れが加速するなかの増刷は本当にありがたい。12年の長きにわたり現役選手でいてくれたわけで、愛おしさが湧き上がる。すべては、支持してくださった読者の皆様のお蔭であり、ここに感謝の意を表したい。
 さらに、旧版「クラシックCDの名盤」の初版刊行からは21年間が経ったということになる。旧版はよく売れた。9年間で17刷を重ねた。続編の「演奏家篇」と合わせて10万部を超えたというから、クラシック音楽を扱った書籍としては破格の売れ行きであった。
 宇野功芳先生のカリスマ、中野雄さんの博識、この二大巨頭に福島章恭という向こう見ずな若造が絡むという斬新なスタイルに人気の秘密があったのかも知れない。この大ヒットは文春新書編集部を大いに喜ばせることになったが、実のところ企画の段階では、文春社内からは期待されていなかったらしい。「共著は売れない」というジンクスがあるのだという。さらには、当時、文春にはクラシック音楽に詳しい編集者も校正者もおらず、さらに新書というジャンルに類書がないものだから、「こんなものが売れるとは思えない」という空気が蔓延していたのである。

 原稿を書くのは愉しかったが、その後、本が出来上がるまでには苦労があった。というのも、校正者がいないということは、自分たちで校正までもしなければならなかったことである。誤字、脱字、漢字の統一などは社内の方にもできるのであるが、作曲者、作品、演奏家、レコード会社、CDにまつわることなど、音楽的なこと一切はすべてチェックしなければならない。たとえば、シューマンがショーマンと印刷されていたも文春サイドでは直してくれない。管弦楽団と交響楽団の表記違いも自分たちで発見しなければならない。デッカとかグラモフォンとか言っても、これは何ですかと問われる。ある編集者からは「福島さん、ヴァイオリンが歌うと書いてありますが、ヴァイオリンって歌うものですか?」と問われて腰が抜けそうになったのは笑い話である。
 致し方なく、中野さんとぼくとの2人が何晩も文春編集部に泊まり込み、校正、編集作業を続けた。紙面に少し隙間ができたら、即興でコラムを執筆し挿入するなど、今となっては懐かしい思い出だが、昼間は片眼ずつ眠るようなおよそ1週間。宇野先生からは「福島君、それは君たちの仕事ではない。編集者に任せて帰りなさい」と叱られるし、中野さんからは「そんなこと言ったって、ぼくらがこれをやらないと本が出ませんよ」と諭されるなか、ようやく校了となったときは、嬉しかったなあ。

 さて、書名をどうしようか? 
となったとき、あれこれ考えて「クラシックCDの名盤」を提案した。
当時、姓名判断に凝っていたわたしが考えたことは、以下である。
1.画数はもちろんのこと、平仮名、カタカナ、漢字、アルファベットの4種の文字全てを採用し、拡がりと包容力をを感じさせること。
2.書名の冒頭をクラシックからはじめること。即ち、カ行=無声軟口蓋破裂音の勢いの良い音を求めた。
3.読んで心地よいリズムとすること。
4.活字にしたときに見栄えの良いこと。
 幸い、わたしの案は宇野先生にも中野さんにも「それはいい!」と賛成して頂けた。
この新書の売り上げに、わたしの命名が幾ばくかでも貢献できているとしたら幸いである。

(第2回へつづく)
 
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「海道東征コンサート」テストCDを聴く!

2020-02-04 15:25:07 | レコード、オーディオ

2月29日(土)に迫るモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」「レクイエム」公演(やまと国際オペラ協会 設立5周年記念コンサート)の準備に没頭する日々。

本日は、小さなパウゼということで、約3ヶ月前、ザ・シンフォニーホールにて開催された「海道東征コンサート」を振り返っている。
というのも、ライヴ録音してくださったオクタヴィア・レコードよりあのステージのテスト盤が届いたからである。
指揮台では精一杯やったつもりだが、いざ、録音物として客観的にどう聴こえるのか心配がなかったといえば嘘になる。が、いま聴き終えて、ホッと安堵しているところである。

独唱陣、即ち、幸田浩子さん(4回連続共演!)、エヴァンゲリスト的役割のバリトン原田圭さん、そして、清野友香莉さん、石井 藍さん、小原啓楼さんの5人の歌手は皆さん、本当に献身的に歌ってくださっているし、大フィル合唱団の円熟、大阪すみよし少年少女合唱団の清冽な歌声も作品に相応しい。既存のCDよりも、ゆったりしたテンポ設定のナンバーもあって評価または好き嫌いを分けるかも知れないが、「海道東征」のひとつの在り方として、十分に存在意義は認められてよかろう。

前プロの「未完成」は、かつてのブルックナー「8番」やワーグナー「ジークフリート牧歌」のスローテンポとは一線を画すパフォーマンスとなった。
それはわたしにとっても大きな前進であり、この経験がなければ、去る1月5日に行われたニューイヤーコンサートの成功はなかっただろう。
第1楽章展開部に於ける凄絶さ、第2楽章の夢想と慟哭にこだわりを持って指揮したが、かなり達成されていると思われる。
終始熱い演奏で支えてくれた大フィルに心よりの感謝を捧げたい。

なお、本録音は、CDとしてオクタヴィア・レコードより正規発売が予定されている。
発売日など、詳細が決まり次第、またお知らせしたい。

 

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ハンブルクで出逢ったレコード Vol.2 その他編

2019-06-22 10:45:53 | レコード、オーディオ


ベートーヴェン ヴィオリン・ソナタ#5「春」,#7
エリカ・モリーニ vn, ルドルフ・フィルクスニーpf 米Decca




ベートーヴェン ヴィオリン・ソナタ#5「春」,#9「クロイツェル」
ヘンリク・シェリングvn, アルトゥール・ルービンシュタインpf 仏RCA mono



モーツァルト ヴィオリン・ソナタ集
K.301 K.304 K.378 K.379
ナップ・デ・クライン vn, アリス・ヘクシュ fp (アムステルダム・デュオ)
蘭Philips mono




チャイコフスキー「悲愴」
シャルル・ミュンシュ&パリ音楽院管
独Decca mono



バッハ フーガの技法
ピーナ・カルミレッリ、マリア・フュレプ vn, フィリップ・ネゲーレ va, フィリップ・ムラー vc
独SASTRUPHON



NDR自主制作LP 1987
メンデルスゾーン ヴィオリン協奏曲
 ヴィクトル・トレチャコフ vn
 ジャンルイジ・ジェレメッティ指揮
NDR交響楽団
バーバー 序曲「悪口先生」
R.シュトラウス 「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
ロリン・マゼール指揮
NDR交響楽団



NDR自主制作LP 1989
J.C.バッハ、J.S.バッハ、ブラームス
およびクリスマスの歌 
マティアス・ヤンツ&NDR合唱団



ゲヴァントハウス・オープニングコンサート
ティーレ 「太陽への讃歌」
ベートーヴェン 交響曲第9番
クルト・マズア指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
モーザー S, ラング A, シュライヤー T, アダム B
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス児童合唱団(合唱指揮:ドルシュナー)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団(合唱指揮: ビラー)
トーマス教会合唱団(合唱指揮: ロッチュ)
ライプツィヒ放送合唱団(合唱指揮: ヴィーグレ) ほか
旧東独ETERNA











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ハンブルクで出逢ったレコード Vol.1 ドイツ・グラモフォン編

2019-06-21 16:53:44 | レコード、オーディオ


バルトーク 管弦楽のための協奏曲
カラヤン&ベルリン・フィル



チャイコフスキー「悲愴」
カラヤン&ベルリン・フィル



ベートーヴェン歌曲集「遥かな恋人役へ」「アデライーデ」
フィッシャー=ディースカウ&イェルク・デームス



ベートーヴェン 七重奏曲
ベルリン七重奏団



シューマン「ライン」、「マンフレット」序曲
クーベリック&ベルリン・フィル



メンデルスゾーン 「イタリア」「宗教改革」
マゼール&ベルリン・フィル



シューベルト 「悲劇的」「未完成」
マゼール&ベルリン・フィル



ベートーヴェン ディアベリ変奏曲
ゲザ・アンダ pf



シューマン 「ダヴィッド同盟舞曲集」「クライスレリアーナ」
ゲザ・アンダ pf



シューベルト ふたつの即興曲集
ヴィルヘルム・ケンプ pf



キーンツル 歌劇「宣教師」
ホルスト・シュタイン&バイエルン放送響、合唱団ほか







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シューベルト 交響曲第7番ロ短調「未完成」第2楽章 福島章恭/都響団友オーケストラ

2019-04-26 00:54:08 | レコード、オーディオ

去る2月24日(日)東大和市民「第九を歌う会」第19回演奏会のプライヴェートCDが届きました。

メインのモーツァルト「レクイエム」も思い出深い演奏ですが、この度、そのCDより、前プロとして演奏したシューベルト「未完成交響曲」の第2楽章をYouTubeにアップ致しました。

演奏に疵はありますが、快速&ノンビブラート奏法全盛の今の世にあって、古き佳き時代を彷彿とさせる良さを、感じてくださる方もいらっしゃるに違いない、という期待を抱いております。

録画はされていなかったため、スライドショー形式であることはご容赦下さい。(WAONレコードさんによる超優秀録音の真価が、YouTubeでは伝えきれないもどかしさはあります・・)

このような素敵な機会を与えてくださった東大和市民「第九を歌う会」の皆様、そして一般公開することを快諾して下さった東京都交響楽団団友会さんには心より感謝致します。

来る11月8日には、大フィルの指揮台にて「未完成」を再び指揮するわけですが、ここに聴く反省点を修正しながら、少しでもシューベルトの魂に迫る演奏としたいと思います。

どうぞ、ご期待ください。

シューベルト 交響曲第7番ロ短調「未完成」第2楽章 福島章恭/都響団友オーケストラ

 

シューベルト 交響曲第7番ロ短調「未完成」 

第2楽章 Andante con moto

福島章恭 指揮

東京都交響楽団団友会オーケストラ

2019年2月24日(日) 東大和市民会館ハミングホール(大ホール)

♪東大和市民「第九を歌う会」第19回演奏会第1部

(第2部 モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626 ジュスマイヤー版)

 

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本番直前、雑用多し

2019-02-15 13:18:32 | レコード、オーディオ






今朝は、サントリーホールに於けるドイツ・レクイエム公演にて、ロビー販売する「かもっくすレーベルCD」のための、挟み込みチラシ原稿を制作。

以上3点を、A4の片面に収めたワケだが、専門外の慣れない作業に四苦八苦。しかし、なんとか間に合ってよかった。

本番直前。スコアを読み込んだり、体調を整えたりと、最後の悪足掻きをしたい時期、静かに集中したいときに限って、雑用が多くなるのは、いつものこと。

会場の皆様に、かもっくすレーベルCDに興味を持って頂くためにも、素晴らしい本番としなければ。


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