福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

年末の大阪なのだ!

2014-12-29 23:22:21 | レコード、オーディオ
ゆえあって大阪にきている。





難波のお好み焼き、法善寺の夫婦善哉などなど、些か食べ過ぎたか。
お正月は自粛しなくては!



ネットでは利用したことのあるササヤ書店にも初訪問。
女声合唱のための楽譜を物色できたのも収穫。次の機会にはもう少しゆっくり立ち寄りたい。



夜は大阪フェスティバルホールにて、スダーン指揮大阪フィルの「第九」を鑑賞。大阪フィル合唱団に大きな可能性を感じた次第!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三浦しをんさんに褒められる

2014-12-28 12:05:17 | レコード、オーディオ


名古屋駅の在来線ホームで、きしめんを食べている最中にスマホの呼び鈴。
誰か思ったら、文春新書の共著者である中野雄さんからだ。

福島さんは新聞は何をお読みで? と訊かれるので、東京新聞ですと答えると笑われて、今朝の朝日新聞の『この1年に出会った本~書評委員が選ぶ「今年の3冊」』のコーナーで、三浦しをんさんが、我らの「クラシックCDの名盤 大作曲家篇」を二番目に採り上げてくれているとのこと。

早速、駅のキオスクで購入すると、あった、あった、ありました。

嬉しいなぁ。
大好きな三浦しをんさんに読んで頂いていること。三浦しをんさんには、その魅惑の諸作品はもちろん、同じ「まほろ市民」としての親しみもあって、歓びも一入!
いちど、アサノのカツカレーをご一緒したいものた。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛知祝祭管ブルックナー8 CD試聴会!

2014-12-27 22:45:04 | レコード、オーディオ


今朝の「マタイ受難曲」厚木支部をもって、年内の最後のレッスン!
男声4名、女声2名というご見学者が皆さん入団なさるなど、景気のよい歌い納めとなりました。男声の増員でハーモニーが分厚くなったのは嬉しいですね。

午後は、愛知祝祭管のブルックナー8
CDの試聴会のため、名古屋へと駆けつけました。



すると、固定センターカメラのみの未編集バージョンながら、Blu-rayが間に合ったとのことで、急遽映像付きの視聴会となりました。

佐藤団長とボク以外の団員諸氏は、この録音をはじめて聴くというだけに、会場にはピンと張りつめた緊張が。演奏が始まると水を打ったように静まるほどでしたが、全曲が終わると自然に沸き起こる大拍手。皆さん、ホントに満足げな笑顔となりました。
アマチュアゆえ、いろいろありますが、良い CDが出来上がったと思います!!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛知祝祭管のブルックナー8 プレス品完成!

2014-12-27 12:32:34 | コーラス、オーケストラ


本日、12月27日。
CDプレス工場の年内最終営業日に、ブルックナー8CDの完成品が届きました!
(といっても、ボクは朝からレッスンで、まだ現物を拝めておりません)。

音質重視のため、コストは掛かっても品質に定評ある国内の工場を選びました。録音・製作のワオンレコードさんによるチェックによると、万全の仕上がりとのこと。

これから、名古屋で愛知祝祭管メンバーが集ってのCD試聴会。ボクは1時間ほど遅刻しますが、会場で現物と対面するのが楽しみでなりません。

受注がまとまり次第、代理店さんへの発送となります。

なお、写真は、ワオンレコードさんのFB記事より借用しました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京ジングフェライン 歌い納め

2014-12-26 23:33:33 | コーラス、オーケストラ
今宵は、東京ジングフェラインの歌い納め。

本来なら、「よいお年を!」と和やかなレッスンとするべきだったかも知れません。しかし、今宵は冒頭の呼吸法の体操から厳しくミッチリやりました。

1年後には、「マタイ受難曲」を仕上げていなければならない東京ジングフェライン。しかし、このペースでは、質・量ともにとても間に合いません。殊に発声の整備が急務ということで、喝を入れました。が、まだまだ厳しさが足りないかな?

前回のロ短調ミサ並みの技量では許されない、というかボク自身が納得できません。

最近のボクは優しくなったと言われるけど、とんでもない。もはや猶予のない緊急事態。

さあ、年明けからは鬼になるぞ!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス・イヴに第8位に返り咲く「ブル8」

2014-12-26 00:06:34 | レコード、オーディオ

http://tower.jp/classic

福島章恭&愛知祝祭管のブルックナー第8番(かもっくすレーベル)。

12月24日付けの予約ランキング・クラシック部門、第8位に返り咲いた。

クナのブルックナー8のリマスター盤とマゼールの初期録音集の間に挟まれているとは、なんと畏れ多い・・・。

家人には、AKB48でもあるまいし、いちいちランキングなど気にするな、と咎められるけれど、気にするなと言う方が無理な話。

どこにも相手にされないと思っていたCDを「どうぞ、我が社で!」と拾ってくれた代理店=アルブレーさんに面目が立ったということだけでも、ホッとしている。

しかし、発売まであと1か月もあるというのに、どうなってしまうのか?

なんだか、恐ろしくなってきた。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CDというフォーマットの限界に挑んでいるか?

2014-12-25 21:24:06 | レコード、オーディオ



「我が祖国」に引き続き、エリシュカ&札幌響のCD3枚が届いた。

ドヴォルザーク#8、 #9「新世界より」とチャイコフスキー「悲愴」。

早速、ドヴォルザーク「8番」を再生してみたけれど、うーん、何かが足りない。否、演奏の善し悪しではなく、音質についてである。ついでに、帯のデザインも、もう少し何とかして欲しいが・・。

何と言おうか、市販の大手レーベルにありがちな精気のない「所謂CDの音」なのだ。少なくともCDというフォーマットの限界ギリギリに挑んだ形跡は感じられない。マスターテープ、マスタリング、或いはプレスのどこに原因があるのだろうか?

その点、手前味噌ではあるけれど、愛知祝祭管とのブルックナー#8のCDは、その限界を極めようという心意気の感じられる録音であり、マスタリングである。

自主製作のかもっくすレーベルではあるが、録音とマスタリングは、優秀録音で知られるWAON RECORDS(ワオンレコード)の小伏和宏氏による。

ワオンレコード:http://waonrecords.jp

演奏会当日、会場に於けるマイクのセッティング、及び撤収時間が各々30~40分ほどしかない、というムチャクチャな条件でお願いしたところ、ワンポイント録音でいきましょう! との運びとなり、それが見事に功を奏して、極めて自然で伸びやかな音質に仕上がった。もちろん、大オーケストラをワンポイントで録るというのは勇気のいることだし、エンジニアに相当のセンスと腕前がなくては不可能だ。それが見事に成功している。

補助マイクのない分、捉えられた音はありのまま。オーケストラの技術の足りない部分への補正はない。

さらに、今回のCD化にあたって、1音たりとも、リハーサルからの差し替えは行わなかった。
本番一発の勝負。しかも長丁場。楽員の諸氏には、不本意な小節も少なからずあろうが、差し替えようにも、当日は通し稽古をしていないし、部分的に行った稽古も本番とのテンションが異なり過ぎるため、繋ぐことは不可能。もう修正なしのありのままに腹を括った。さらには、イコライジングなどの小細工も一切なし。

日本のプロ・オケはもちろん、ベルリン・フィル級のオーケストラ録音でも、製品化にはリハーサルからの編集が当たり前になっている昨今、愛知祝祭管の録音は破天荒と言えるだろう。

そんな意味からも、福島章恭&愛知祝祭管のCDをお楽しみ頂けると幸いだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大魔神に感動

2014-12-25 02:31:39 | レコード、オーディオ

さわりだけ観ようとうっかり再生した「大魔神」。

真夜中だというのに、最後まで観てしまった。

話自体は、込み入った話ではない。ステレオタイプの勧善懲悪のお話だ。ツッコミどころがないとは言わない。

しかし、絵が美しく、人が美しい。何より、伊福部昭の音楽が最高だ。

昔、ブラウン管のテレビで観たときからは想像できないほど、映像が美しいのにも感心した。

この作品はブルーレイで観る価値が十二分にある。否、ブルーレイでなければならない!

もしかすると、今の世の中にも大魔神は必要なのではないか? 観終えたいま、そんなことを感じてたりしている。

もう午前2時半をまわっているため、詳細な感想や批評は控えるが、ただリアルタイムでの感動を綴らずにはおれなかった。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛知祝祭管 ブルックナー8 嬉しいレビュー ~ タワーレコード編

2014-12-24 22:00:58 | コーラス、オーケストラ

さらに、タワーレコードさんの頁に於けるKY様のレビューもここに掲載します。

はな様同様、会場での感動を全国の皆様にお伝えいただき、感謝の念でいっぱいです。

まだまだ心配はないと思いますが、製作費の節約から最小限のプレス枚数であることを少々悔やんでいる日々であります。

では、ひきつづき、よろしくお願いいたします。

KY様

当日の演奏を聞き、最初のマイスタージンガーからオケの柔らかい響きと懐の深い呼吸感に魅了されました。この解釈に近いのはやはりクナッパーツブッシュ、ミュンヘンフィルの演奏と思いました。

そして第8。本当に素晴らしい。いたるところにクナのブル8で聴かれたニュアンスがリフレッシュされよみがえります。

アマオケ+αでこれほどの達成をみせているのにプロオケは何をしているのかな?今年一番の演奏会でした。


http://tower.jp/item/3776402/ブルックナー:-交響曲第8番(ハース版),-他



 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛知祝祭管 ブルックナー8 嬉しいレビュー ~ HMV編

2014-12-24 18:19:52 | コーラス、オーケストラ

10月26日に、客席で福島章恭&愛知祝祭管のブルックナー8番を聴いてくださった「はな様」より、HMVさんのページに嬉しいレビューを頂戴しましたので、ここにご紹介します。

もちろん、ベルリン・フィルやシュターツカペレ・ドレスデンと同じには語れません。

アマチュア・オーケストラの演奏ゆえに、会場の感動と録音の印象の違いは、どうしても発生してしまうでしょう。あのマタチッチ&N響のブルックナー8番ですら、録音で真価が伝わらないのですから・・・・。

しかし、わたしは、録音に於いてもなお伝わる大事なものがあると、確信しているのです。でなければ、敢えて世に問いません。

そして、あの日、愛知県芸術劇場コンサート会場を満たした感動が本物であったことの確かな証言として、はな様のレビューをここに記録させていただきます。

 

はな様 (岐阜県・2014年12月23日)

大きな期待をもって当日の演奏会に行き、大変満足しました。ブル8は長年にわたって聴いてきたクナッパーツブッシュ、ミュンヘンフィルの深い呼吸感が再現されたかのようで、この曲に求められるものが高い次元で実現されていたと、感じます。福島氏の指揮棒が限界まで高く掲げられ、オケが必死で食らい付いていく様が今でも思い浮かびます。このような素晴らしい演奏が名古屋で実現したことに強い感謝の念を持ちます。聴衆の方々もブルックナーを聞き込んできた人が多かったのでは?第4楽章の最後に大きな確信をもって奏される、巨象の足跡のようなコーダにこれほど感情移入した経験はかつてなかったことでした。このCDにその時の音響が再現されていることを期待しています。

 

 

http://www.hmv.co.jp/artist_ブルックナー-1824-1896_000000000019429/item_ブルックナー:交響曲第8番、バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲、他 福島章恭&愛知祝祭管、古井麻美子、清水里佳子(2CD)_6146347

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする