福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

アップル・ジャム@鎌倉FM 無事終了!(追記あり)

2015-03-29 00:07:40 | コンサート



上田和秀さんのアップル・ジャム@鎌倉FM!
万感の最終回に花を添えることが出来たでしょうか? 
生歌を歌うという冒険をお許し頂き感謝します!

放送事故も起こさず、無事に出演を果たしました。
8年半パーソナリティを務められた親友・上田和秀さんへのプレゼントとして、キーボードをスタジオに持ち込み、ビートルズのYour Mother Should Knowとボクが大学生時代に作曲した「光の輪」<短縮版>(作詞:冨田真紀)の弾き語りを披露。
ミキサーさんからは「いろんなゲストの方の生歌はありましたが、リハーブを全くかけなかったのははじめて」と言って頂きました。マイクも、もっと顔の近くに設置されていたのが、声が通るので離さなくちゃと言われ写真のように・・・。

20年以上も昔に歌っていた古い曲を歌いながら、「当時より上手く歌えているかも?」と思えたのは収穫。コーラスを上手にするために自ら呼吸法を探求し、発声練習をつづけているうちに、身についた蓄積を実感できました。20代の頃より50代の今の方がまともに歌える、ということが嬉しいですね。あと10年後に「今が一番上手い」と言えるように精進をつづけたいと思います。

以下、パーソナリティ上田和秀さんのFB記事を転載します。上田さんは「福島版」と言ってくださってますが、もちろん「ハース版」です。

本日最終回を迎えた鎌倉FM ”アップル・ジャム” は、指揮者・音楽評論家で親友の福島章恭さんをお迎えし、アルバム『ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調(福島版)』を紹介しました。
このアルバムは、何処にもない ”福島版” なのです。
福島さんと愛知祝祭管弦楽団の魂のこもった唯一無二の演奏を是非お聴き下さい。
そして、今日の放送で嬉しかった事は、福島さんが私の為に重いシンセを抱えて来てくれ、生歌を披露してくれた事です。
二人の共通項であるビートルズの「Your Mother Should Know」とバンド・デビューを夢見ていた若き日のオリジナル曲を歌ってくれました。(泣ける~!!!)
福島さんは、唯単にクラシックだけを勉強して今に至るのではなく、あらゆる音楽を経験し今に至っています。
だからこそ、彼の話は説得力があり、彼の書く文章は信用出来るのです。
出版社から売れないと言われた『クラシックCDの名盤』シリーズもクラシック関連本では、アバンギャルドな内容と存在なので、大人気なのです。
今後の福島章恭の活躍に、要注目です!!!

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鎌倉FM アップル・ジャム直前情報

2015-03-28 13:34:56 | コーラス、オーケストラ

パーソナリティの上田和秀さんのFacebook記事を転載します!

宜しくお願いします。



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鎌倉FM 「アップル・ジャム」に出演します。

2015-03-27 20:49:44 | コンサート
うっかり告知し忘れていました。

明日、28日17:00より鎌倉FM「アップル・ジャム」生放送にゲスト出演します。

パーソナリティの上田和秀さんは、ボクの友人。前々から「いつかは!」といっていた約束をようやく果たすことができます。

内容は未定のぶっつけ本番。
失言や問題発言をしないように頑張ります。

鎌倉FMというローカル局ではありますが、インターネットを通じて世界のどこからでも聴くことができるとか。

興味のある方は、ぜひお聴きください!
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空は青かった

2015-03-27 17:22:25 | 旅行
湯河原 万葉公園の空







真鶴町・中川一政美術館の空と海









そして、真鶴道路大渋滞。
予期せぬ落石による片側交互通行のため。



さあ、「マタイ」レッスン頑張ろう!
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旧井上馨別邸の宿 ~ 湯河原 清光園

2015-03-27 09:48:33 | 旅行












さあ、リフレッシュ!

今宵からの厳しい闘い(レッスン)?に備え、英気を養いました。

湯河原。
蛍の季節には宿の周りで光が舞うという。我が家からは程よい距離だし、また来なくては!!
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ヤノフスキ祭4日目 ブラームス#3 #4

2015-03-24 21:51:43 | コンサート
今宵は、ブラームスの後半2曲。
わが感動のピークは、昨夜の2番からアンコールのワーグナーにかけてであったが、今宵も実に良い演奏を聴かせてもらった。

コンサートマスターが男性から女性にバトンタッチされたせいか、弦の響きがより柔軟でしなやかになっていたようだ。やはり、コンマスの影響力は大きい。個人的には昨日までの剛性の強い音の方を好むが、これはこれで美しいサウンドであった。

もちろん、ヤノフスキの流儀は昨夜と変わらず。考え抜かれたテンポ設定により、作品の時間的流れが明らかになり、これまた計算された楽器間のバランスでスコアの隅々まで光を当てる、というもの。

もちろん、演奏というものは、それらが為されていれば感動するというものでなく、ヤノフスキが音に命を吹き込んでいるからの感動であり、また音の背後にドイツ音楽の伝統を感じさせることで、その芸に奥行きが生まれているのだ。

3番の冒頭など呆気ないほどに素っ気なく、天地創造を思わせるクナとは別の作品のよう。フィナーレだって、朝比奈のように天が裂けるようや凄絶さはない。なのに、中身はいっぱいで大きな精神的な充足感を得られるのがヤノフスキ芸術である。

4番はさらなる名演。基本的には速めのテンポながら、歌うべきは歌わせ、響かすべきは響かせ、盛り立てるべきは盛り立てる。昨夜同様、オーケストラも聴衆も、休憩後のほうがホールの空気に親しんでいるせいか、集中して聴くことができた。



アンコールは、写真にあるとおり、シューベルトの珍しい小品だ。この掲示をカメラに収めようと群がる人でごった返し(それだけ、皆さん知らなかったということ)、正面からは断念し、かなり斜めからの撮影となった次第。

このシューベルトが良かった。天下の名曲とは呼べないまでも、ベルリン放送響のこの度の来日公演の締めくくりに軽やかな曲を置く、というのも粋なはからいだ。

職人芸を見せつつ、気品と風格を漂わせ、さらには適度なユーモアも披露するというヤノフスキの巨匠の芸にはすっかり脱帽した。

東京春祭のワルキューレに益々期待は高まるばかり。
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ヤノフスキ祭3日目 ブラームス#1 #2

2015-03-24 00:21:22 | コンサート

武蔵野市民文化会館に於けるヤノフスキ&ベルリン放送響によるブラームス交響曲全曲・二夜連続公演の初日を聴いた。

本日は1番と2番。

実に素晴らしかった。

ブラームスのスコアに書き付けた音がスケルトンのように透けて見えるばかりでなく、メロディは歌に溢れ、対位法の綾が美しい。

1番については、つい先日サントリーホールで聴いたばかりなのに、ホールの音響の違いで、こんなにも感動の量が違うものかと改めて感じた次第。

きっと、ブルックナー#8も実際には良かったのだろうな・・・(それは、演奏会後、スイス・ロマンドとのSACDで確認したときに、実感済み)。

より優れていたのが2番。

休憩を挟み、オーケストラが会場の空気に馴染んだというか、演奏の自由度や柔軟性が増していたように思う。

第1楽章では、第2主題を儚いくらいにあっさりと歌わせながら、展開部冒頭でテンポを落として濃密な楽器の絡み合いを聴かせるあたり、芸が細かい。

フィナーレこそ、もっと効果を狙ってもよいくらいだが、それをしないのもヤノフスキの良さだろう。

全体に、ワルター、シューリヒト、モントゥー、ベームら、往年の巨匠の録音に引けを取らない名演であったと思う。

 

これだけ、素晴らしい演奏であれば、各交響曲をメインとして4夜にして欲しかった。

とは無い物ねだりを言ってみたものの、おそらく4夜ではスケジュール調整が困難で、全部は聴けなかったことだろうな。

2日間でコンパクトに全4曲聴けることに感謝することにしよう。

 

さて、アンコールにも痺れた。

ブラームスの夜には、ハンガリア舞曲あたりが定番だと思われ、「さて何番だろう?」と身構えていると、音が出てビックリ。

「マイスタージンガー」第3幕への前奏曲ではないか!

これがまた、ヤノフスキが超一流のワーグナー指揮者であることを証明する名演中の名演。

漆黒の弦、蕩けるような金管のアンサンブル・・・。

ただただ、本物のワーグナーを聴いた感動に打ち震えたのである。

 

以上、取り込み中にて、雑な感想で失礼・・・。

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村上春樹さんの至言

2015-03-23 10:25:31 | レコード、オーディオ
以下、Facebookで知った村上春樹さんの人生相談。

期間限定公開とのこと。
取り返しのつかない事態に陥る前に是非ともお読みください。

しかし、既に嵌まってしまった人には何と言ってくださるのだろう?

お悔やみだっりして(笑)。

レコード体験には十分ご注意ください - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

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大原コレクション ~ SPレコード編!

2015-03-22 17:13:36 | レコード、オーディオ
本日の女声合唱団 KIBIのレッスンは、いつもの新倉敷から場を移し、美観地区に位置する倉敷公民館にて。



三階のレッスン会場の隣の部屋が音楽室となっており、何やらよい空気が漂っているので覗いてみると、実に壮観でした!





大原コレクションのSPレコードがズラリと並び、蓄音機も鎮座しておりました。スピーカーはB&W(これは新しいもの)。大原美術館の収蔵品ほどの価値はないでしょうが、嬉しいですね。

リクエストすれば、コレクションの中から10分ほど試聴させて頂けるとのこと。本日はレッスンのため叶わなかったけれど次の機会が楽しみになりました。





なお、レッスン室の隅には、誰にも使われている形跡のないワーフェデール(写真下)が寂しげに置かれていました。かつて、どんな美音を鳴らしていてくれたのでしょうか?


コメント (4)
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花粉の季節

2015-03-21 09:26:32 | コーラス、オーケストラ
この季節。
電車にあと数歩で乗り遅れたことよりも、次の電車まで高架のホームで風に吹かれることの方が辛い。

しかし、今年は一番酷い。
譜読みの集中力まで削がれるのが困るな。
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