福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

毎日DAW生活3日目。ただいま試行錯誤中

2020-08-04 00:26:41 | コーラス、オーケストラ
CubaseとApollo twin Xがセットアップされたなら、あとはひたすら作業あるのみである。

2日目の昨日は、MIDIキーボードとサンプリング音源によるエレピとマイク経由のヴォーカルによる簡単な重ね録音に成功。しかし、まだ、取り敢えず録ってみましたという代物で、イコライジングやリバーブを施すなどの音作りまではできていない。これから勉強だ。

そして、3日目の本日は、2本のコンデンサーマイクによるアコースティック・ピアノの録音を試みた。



しかし、これが難しい。
どんなに音質に定評あるコンデンサーマイクを用意したとて、ただ並べて置くだけ(写真上)では、音楽にならないのだ。むしろ、マイクの性能が良いほど、セッティングの良し悪しで音質が決まってしまうのだ。
余りにも冴えない音にガッカリしていたところ、Facebookに掲げたこの写真をご覧になったワオンレコードの小伏さんより、もっとマイクを立てて、45度ずつ左右に振るべし、とのご助言を頂いた。有り難いことだ。プロ中のプロから情報なので間違いはない。



第一段階として、2本のマイクがお互い外を向くようにセッティングしてみたところ、音質は著しく向上した。ただ、満足には程遠い。そこで、それぞれのマイクを内側に振ってはどうだろう、と試したところ、さらに改善できた。
ヒントはソニーの音楽用小型ビデオカメラである。マイクの向きが交差していることが前々から気になっていたのである。



マイクは本当に内振りでよいのか? 高さやピアノからの距離のベストはどこ?など、まだまだ試行錯誤の最中ながら今宵も更けたのでタイムアウト。

明日も張り切っていこう!






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文系機械音痴DTM初心者、奮戦中

2020-08-02 12:40:00 | コーラス、オーケストラ
子どもの頃から文系で、数字や機械に滅法弱く、昨日までDTMとDAWの区別もつかなかった、超アナログ男がただ今奮戦中である。



注文していたノートパソコン: MSI Prestige 15が昨夕ようやく届き、新規入手したDAWソフト:Cubase PROとオーディオインターフェース:UA Apollo twin X/QUADなど、各種ソフトのインストールやらデバイスのアクティベーションやらを終え、なんとかキーボードの音がヘッドホンより流れ出たところ。

特に苦労したのは、Apollo twin Xのアクティベーション化であった。マニュアルの説明通りに進めても途中で立ち消えとなってしまうのだ。こんなとき、頼りになるのはメーカーのサポートセンターではなく、無料で情報をくださる親切なブロガーやYouTuberの皆さん。それらより、解決へのヒントを拾い上げ、どうやら、このインターフェースが我がパソコンに繋がることとなった。感謝である。




MIDI用キーボードは、約10年もの間眠っていたKORG: M50-88。昨夜はど真ん中のEsの鍵盤が鳴らず焦ったが、暫く弾いているうちに接触が復活したのか、いまは発音してくれている。

とはいえ、まだ1音も録音出来ていない。攻略本を頼りに、今日中には試し録音まで漕ぎ着けたいところだ。



これをものに出来れば、ご愛嬌に自分のパフォーマンスを録音することはもちろんのこと、たとえばオーケストラ曲の全パートを重ね録りすることで、作品の研究にも役立つ。

また、合唱団のために、作品の音取り教材を作成することも出来るようになる。特にリズムや音程の難しい作品では、大いなる助けとなることだろう。

新型コロナの影響で、本番やレッスン機会が激減しているのは不幸だが、せめて有り余る自由時間を有効に使いたい。
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Wi-Fi環境強化作戦

2020-08-01 00:36:36 | コーラス、オーケストラ
注文したパソコンが届くまでの間、音楽制作環境を拡充することとした。そのひとつが、Wi-Fiの強化である。


いまの住まいを建てた10年前には、音楽室にパソコンを持ち込むことは全く考えていなかった。むしろ、有形無形のノイズの発生源として、オーディオ再生の敵と考えていたのである。というわけで、設計の段階からわが音楽部屋には有線LANのジャックはない。


さらに、天井、床、壁が鉄筋コンクリートに囲まれているため、1階居間に設置されたWi-Fiルーターからの電波も僅かしか届かない。先日、スマホで回線速度を計測したところ、ダウンロード、アップロードともに、Mbpsは一桁台前半から半ば。これには焦った。制作した音源や動画をこの部屋からアップロードすることも適わないではないか?

まずは、Wi-Fiルーターの買い換えが必要であろうと考えた。10年も経てばルーターの性能も格段に上がっているであろう。しかし、問題は分厚いコンクリートである。いったいどんな強力なルーターなら太刀打ちできるのか? 否、そんな家庭用ルーターは存在しそうにない・・。
そこで行き着いたのが、メッシュWi-Fiである。1台から複数台の中継機を用いることで、電波の届きにくいエリアをカバーするという寸法だ。



まずは、中継機1台を地下へ降りる階段の踊り場に設置したところ、20~60Mbpsと二桁台に乗せたものの、物足りない。防音のための音楽部屋への2枚の扉に阻まれたのか、スピードの速い5GHz帯の電波が届かず、遅いものの安定命の2.4GHz帯で繋がっていたのである。

そこで、中継機をもう1台手配したところ、ようやく5GHz帯に繋がり、三桁に近い数値に達した。1階の170~270Mbps台の半分ではあるが、これまでに較べれば別世界である。

コンクリートに囲まれていると思い込んでいた半地下室にも唯一、木の天井部分があった。それが、階段室の下側のCD収納スペースである。



つまり、この裏側は階段であり、そこにひとつ目の中継機をこちら向きにして置いたことで、ようやく満足のできる回転数を達成することとなった。


さて、道具から入るタイプのわたしは、パソコンのほか、音楽編集ソフト、オーディオ・インターフェース、2本のコンデンサーマイク、マイクスタンド、管楽器タイプのMIDIコントローラーも手配した。
参考書の数ばかり増えた学生時代の愚を繰り返さないよう、挫折しないよう頑張りたい。

ソフト、オーディオインターフェースともに未知の世界。まずは、使いこなすまで時間が掛かると思われるので、次の動画アップまで、今暫くのお時間を頂きたい。







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