福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

シュテファン大聖堂で歌う「モーツァルト命日追悼コンサート」2017年12月5日 解禁!

2016-07-29 12:17:29 | コーラス、オーケストラ



 

 

募集パンフレットが完成し、いよいよ情報解禁となりました。

2017年12月5日、モーツァルトの命日に捧げる「レクイエム」。

シュテファン・ドーム・オーケストラは、ウィーン放送響、ウィーン・フィル、ウィーン響、フォルクス・オパー管などのメンバーからなる優秀なオーケストラ。

コルス・ヴィエネンシス(ウィーン少年合唱団卒団生)による男声パートの助演あり。

ソリストも超一流(残念ながら、まだ、発表できません・・・)。

合唱団の募集人員は全国で120名限定。

現在、開設が予定されている支部は、東京、仙台、長岡、名古屋、大阪、岡山(今後、増える可能性有り)。

各地で約半年間(来年6月~11月頃)に及ぶレッスンを積んで、その成果をウィーンに集結しようという寸法です。

上にアップした写真は東京版で、現在、ほかに仙台版、名古屋版、大阪版を準備中であります。

東京でのレッスン日時、会場は、現在、検討中(おそらく、平日の19:00~21:00)。

参加条件に、モーツァルト「レクイエム」演奏経験者、もしくは演奏に十分な技術を備える者とありますが、

今回の公演は高いレベルを目指しますので、技量や勉強の足りない方は、参加をご辞退頂く可能性もございますことを、予めご承知おきください。

また、上記以外の土地より参加したいという10名以上のグループがございましたら、エムセック。インターナショナルまでお申し出ください。現地に福島章恭が伺い、参加可能なレベルであるか否かを診断致します。

その他、詳しくは、パンフレットをご覧ください。

では、志高き方のお申し込みをお待ちしております。

(なお、ウィーンでの練習時間については、上記表より若干の変更がありそうです)

エムセック インターナショナル

http://www.mcec-inter.com/index.html

Tel: 03-3406-1122

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遥か先の音楽

2016-07-27 00:10:08 | レコード、オーディオ
青春時代に夢中になって聴いたレコードが、装いを新たに再発された。オリジナル・マスターテープに遡ってのリマスタリング、さらに重量盤へのプレスされたというので、懐かしさから思わず入手した。

ようやく時間のとれた今宵、胸の高鳴りを抑えつつ針を降ろしたものだが、意外にも酔うことができない。そんな自分に戸惑ってしまった。

音楽の大きさや情熱は、十二分に伝わるのだが、弦楽器の音の薄さ、全体のピッチの甘さがどうにも気になって音楽に没入できないのである。

新しいマスタリングによって、かつて聴こえなかった技術的な粗が見えるようになったのか? 否、そうではあるまい。音楽を生業として四半世紀を過ごすうちに、自分の耳や感性が変わったのだと思われる。このレコードを昔のように楽しめないという一抹の寂しさはあるが、それを喜ぶべきものとして受け入れたい。

自分がこれから創り上げる音楽は、遥か先にあるのだ。







コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初日のお客様ゴメンナサイ

2016-07-23 01:29:10 | コンサート


大阪フィル第500回定期二日目、成功裡に終わりました!

マエストロ道義の集中力も見事で、大阪フィルハーモニー合唱団はオーケストラ共々持てる力を十二分に発揮しての見事なパフォーマンスとなりました。

今回は、ボクが大阪フィルのお仕事に携わって以来、オーケストラとの一体感のもっとも高まった演奏会だったと思われます。

三浦一馬さんによるバンドネオンも、より一層心の襞の深いところを震わせてくれる名演。痺れました。

決して初日に手を抜いたわけではないのですが、二日目の今日はそれを大きく凌駕する演奏会となりました。

後半の「エロイカ」も、道義先生の渾身のタクトにより、自由でありながら骨のある見事な演奏。実によい1日でした。

さあ、次は大阪クラシックのブルックナー・ミサ曲第2番。バカロフのミサ・タンゴとは、何から何まで異なる聖なる音楽。さて、どこまでの高みにゆくことができるでしょう。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当日券情報~大阪フィル第500回定期二日目

2016-07-22 10:39:39 | コーラス、オーケストラ
今宵の大阪フィル第500回定期二日目、売れ行きは好調とのことですが、当日券もあるとのこと。
17:30より販売開始。

本日も素晴らしいパフォーマンスが期待できます。
マエストロとオーケストラは勿論のこと、コーラスもさらにノビノビと、気合いを入れて歌ってくれるでしょう。

どうぞお聴き逃しなく。

http://www.osaka-phil.com/news/detail.php?d=20160719
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪クラシック初日に登場!

2016-07-21 22:56:44 | コーラス、オーケストラ


大阪クラシック2016

福島章恭&大阪フィルハーモニー合唱団は、ブルックナーのミサ曲第2番ホ短調に挑みます。

天上の音楽とはこのことで、成長を遂げた大阪フィルハーモニー合唱団は、皆様にブルックナーの醍醐味をお伝えすることができると思います。

本来は管楽アンサンブルとコーラスのための作品ですが、今回はオルガンとの演奏。

日時・9月11日(日)13:00
会場・大阪市役所正面玄関ホール
オルガン・桑山彩子

無料公演ということで、多くの方に聴いて頂ける反面、特に遠方からのお客様にはお並び頂かなければならないのは心苦しいところではあります。ご了承ください。

ともあれ、聴いて後悔のないステージをお約束しますので、今からご予定頂けると幸いです。

おっと、しかし、これはまだ少し先のお話。さしあたっては、大阪フィル第500回定期の二日目、頑張っていこう。

明日はNHKのTV収録もあり。放映は9月18日(日)Eテレにて。
カメラが入るからといって、妙に格好つけたり、気負わずに臨みたいものだ。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪クラシック2016 Webサイト公開!

2016-07-21 11:52:41 | コーラス、オーケストラ

大阪クラシック2016
http://www.osaka-classic.com

本日は、大阪フィル500回定期演奏会の初日でもありますが、大阪クラシックのWebサイトが公開の日でもあります。14:00が待ち遠しい。

さて、福島章恭&大阪フィル合唱団、今年は何に挑むのか? 乞うご期待!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マエストロ道義、初日から燃えます!

2016-07-20 21:38:04 | コーラス、オーケストラ
井上道義:大フィル500回目の定期演奏会を指揮 カラー出し、街の宝物に - 毎日新聞


本日、コーラスはオフでしたが、オーケストラはベートーヴェン「エロイカ」の稽古がありました。

その後半を聴かせて頂きましたが、実に熱い音がしていました。初日から大いに期待できると思います。

当日券もございますので、是非ともご来場ください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇野功芳先生追悼特集 ~ 音楽現代

2016-07-20 11:04:34 | コーラス、オーケストラ
http://takumishop.jp/shop/item.cgi?itemid=2022


恐らく自宅には届けられている筈ですが、ただいま大阪に滞在中のため、まだ手にしていません。

本日、どこかの書店で現物を確認してきます。

「音楽現代」という月刊誌。
かれこれ、四半世紀昔、ペーター・マーク&都響の「スコットランド」の演奏会評を同誌の新人賞に応募し賞を頂いたのがご縁で、暫くお世話になっていた音楽誌です。

この後、故あって、同誌への寄稿から遠ざかっていたのですが、他ならぬ宇野功芳先生の追悼特集ということで、自ら志願して書かせて頂きました。音楽現代とボクとの架け橋となってくださった保延裕史さんには心より感謝致します。

保延さんのほか、金子建志さん、中野雄さん、佐藤眞さんらもお書きになられているというから、これは必読ですね。

皆様、宜しくお願いします。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪フィル500回定期への誘い

2016-07-20 01:09:53 | コーラス、オーケストラ


18日(祝・月)に引き続き、19日(火)も大阪フィル500回定期演奏会のためのオケ合わせ。

指揮はもちろん我らがマエストロ、井上道義先生。

アルゼンチン生まれにしてイタリア在住という作曲家ルイス・バカロフのミサ・タンゴ。テキストは、ミサ通常文(大胆な割愛あり)のスペイン語訳というから面白い。タンゴのリズムに乗せて繰り広げられる激情と哀愁のミサは、聖と俗の入り混じった音の祭典。まさに井上先生にピッタリの曲だが、その井上先生にして生涯三度目のタクトという聴くチャンスの少ない作品である。



それにしても、三浦一馬さんによるバンドネオンに、心揺さぶれれない者はあるまい。そこに鳴るのは、もはや楽器の音でなく、魂の震える音そのものなのだ。コレばかりは、生で聴かないことには始まらない。



大阪フィル500回定期演奏会(前進の関西交響楽団時代は含めず)を記念して、500回の演奏記録がひとつの冊子となった。なんとご来場のお客様に配布されるという。
演奏はもちろん、この貴重な資料を入手するためにも、是非とも21日(木)、22日(金)の19時には、フェスティバルホールに馳せ参じるべし。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シュテファン大聖堂で歌うモツレク 団名決まる! 

2016-07-15 01:15:04 | コーラス、オーケストラ

2017年12月5日、モーツァルトの命日にウィーン・シュテファン大聖堂で歌うレクイエム。

その合唱団名が、決定しました!

Mozartian Chorus Japan

これを、そのまま日本語表記するとモーツァルティアン・コーラス・ジャパンとカタカナばかりで目がチカチカしてしまうので、

日本語による団名は別とします。

モーツァルト「愛」の合唱団

ビートルズの曲名だって、"We can worked out" の邦題が「恋を抱きしめよう」とかになっているのが素敵なように、我ながら名案だと思っております。

モーツァルトへの愛、モーツァルトから与えられる愛、聴衆へ伝える愛、共演する者同士の愛・・・、さまざまな拡がりを感じて貰えたら嬉しいです。

上記の写真(募集パンフレット表紙の見本)では、モーツァルト「愛」のコーラスとなっていますが、何となく合唱団の方が良いような気がしたもので・・・。

皆さん、如何でしょう???

書名、団名などを名付ける作業は苦しくて、難しいけれど、ピタッと嵌まったときの歓びは大きいです。

書名では、「クラシックCDの名盤」、かつてあった「クラシックプレス」という平林さん編集長の雑誌もボクが名付け親です。

コーラスでは、「東京ジングフェライン」「女声合唱団 KIBI」「スウィング ロビン」「ヴォイス2001~混声合唱団ヴォイス」「富士ベートーヴェンコーラス」など。

いろいろ名付けてきましたが、それらの中にあって、今回の命名は、欧文、和文表記ともに会心の作と呼べると思います。

さて、気になる上記のパンフレットは間もなく完成し配布の運びとなりますので、ご希望の方はエムセックインターナショナルまでお申し出ください。

http://www.mcec-inter.com/concert/index/4

ウィーン市長のミヒャエル・ハウブル様よりご挨拶頂けるのも異例のことで、それだけ現地からも期待されているという証であります。

募集人員は、120名となっておりますが、練習の拠点は、今のところ、東京、仙台、名古屋、大阪が決まっており、これから長岡、岡山、或いは富士も準備したいと考えております。

つまり、各地区で練習を重ね、最後にひとつの「愛」の集合体としてシュテファン大聖堂の祭壇に立つ、ということになります。

ただ、これまでのツアーと違うのは、音楽的、芸術的、精神的に一際高いレベルを目指すということです。

音楽性、発声、音程が一定の基準に達しない方は、ツアー参加をご遠慮頂くこともある、ということを最初に申し上げておきます。

まだ、発表できませんが、ソリスト候補にも驚くべき名前が挙がっております。ご期待ください。

歴史に残るコンサートにしたいと考えておりますので、ご検討のほどよろしくお願いします。

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする