千葉県勝浦の遠見岬神社の石段にずらりと並んだ雛人形で有名な
「かつうらビッグひな祭り」へブロ友さんがいらした投稿を見て
阿波勝浦へ行きたかったことを思いだしました。
徳島駅から田園風景の中をバスに揺られること1時間余り
道の駅「ひなの里 かつうら」にある『人形文化交流館』
人形浄瑠璃の舞台も設置された体育館のような会場内に
家庭で飾られなくなった雛人形を全国から集めて展示しています。
町おこしの意味合いが強く手づくり感覚で続けられているひな祭りですが、
会場フロアの中心にまるでピラミッドのような高さ8mのひな壇がそびえたち
周囲にも7~18段のひな壇と壁側をぐるっととりまく雛人形と日本人形は
圧倒される豪華さです。
どれも大切にされてきたきれいなお雛さまで、しかも同じお顔のお人形はないような印象です。
ぐる~っと何周かまわって、気に入った女雛はこちらです。
メイン会場以外にも街角飾りを施したおひな街道が3か所ありました。
バスでの移動でしたので、「おひな様の奥座敷」と銘うって
町内外の有志による創作ひな飾りが見られる坂本地区へ行ってみました。
徳島城博物館に飾られていた大きな丸平大木人形店のお雛さまが
このひな祭りを実行するNPOからの寄贈と書かれてありました。
思いがけず貴重な人形が届いたということでしょうか。
様々な趣向を凝らした展示が素晴らしいですね。
今まで通過するだけだった徳島をakeroppiさんのお蔭で見直しているところです。
お気に入りのお雛様、なんとなく似てらっしゃいますね。
ふふふ・・・
奥座敷坂本からの帰りは1時間40分かかりました。
集客は都会の1/5ほどのようですが、
地元に根付いた歴史を感じさせますね。
雛人形ネタはもう少し続きます。